海も凪いで晴天、本当の夏到来です。
平日は、ダイバーより海水浴の方達が多い様に感じます。
今日の午前中は、”スノーケルガイド” いや~よく泳ぎました。1時間半近く泳ぎ続けました。(笑) その訳は・・・”元気” がヒントです。後は、ご想像にお任せします。
さて、陸仕事が一段落した夕方 繁殖狙いで、秋の浜に1DIVEしてきました。
以前は、時間に関係なく”デバガメダイビング”をしていましたが、流石に今はできません。何が見られるか?ワクワクしながらのエントリーです。
とは言いつつ、時間調整を兼ねてチラッと深場へ・・・ (昨日のニタリの悔しさが尾を引いてる?(笑))
”アサヒの根”に着くと、キンギョの群れに混って毛色の違う個体が数個体ガンガン泳ぎ回っています。
尾鰭の色も鮮やかな”コウリンハナダイ”の♂です。近くの♀にアピールする為でしょうか?時折、ヒレを全開にするのですが、動きが早すぎてコンデジでは無理ですね。(>_<) まぁ、私では一眼でも無理だと思うのですが・・・。
水深15(いきなり浅場)付近のネンブツダイは、日中とは違いみんなゴロタの海底近くに降りて固まっていました。
口内保育を上手く撮りたかったのですが、これも卵の量が少なく今一つ判りづらいですね。
でも、卵を咥えているのは何となく判るでしょうか?集団保育の現場を見ている様で、私は実に微笑ましかったです。
近くでは、イトヒキベラ♂がテリトリー争い?激しく絡みあっていました。
個体数が少なければ、きっと人気者になれるでしょうね。メタリックな色合いが堪りません。
さて、今日のメインはこれ!
オハグロベラの繁殖行動です。大きな岩には必ず1匹の♂、そしておそらく10匹以上の♀を従えています。
タイミングの合いそうな♀が誘いに乗ると・・・
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放精・抱卵です。 矢印の先に白くモワッとした卵が写っています。この時点できっと受精卵ですね。
しかし、現実は厳しいです。
パク!パク!パク!パク!
即座に、メジナやシラコダイが食べに来ます。卵は魚達にとっても栄養豊富な御馳走なんですね。
一通り観察して浅場に戻り掛けると、左手から大きな黒い塊が近付いてきました。
もの凄い密度の魚の群れです。一瞬たじろぐ程でした。
数秒後、私の周りはタカベだらけ・・・もし私がニタリだったら、尾を鞭の様にしならせて大暴れ!
そして悠然と食事にありつく事でしょう。
もしこの群れに付いていく事ができたら、そんなシーンが繰り広げられたかも知れませんね。
いや~、それにしても壮観でした。
海も山も感動がイッパ~イ! 大島最高ですね。 (^_^)/