ビギナークリスチャン♪シズコの縁側

クリスチャン歴18年、うつ状態歴27年をむかえたけど未熟or発展途上?悩み満載!生かされて感謝♪クリスチャンブログ。

本田武久さん山形コンサートin 2011 summer with須江太郎さん♪

2011年10月01日 | 祈りの課題
わたしはあなたたちのためにたてた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。
将来と希望を与えるものである。

旧約聖書:エレミヤ書29章11節


やっと前から書かせて頂きたかった「本田武久さん山形コンサートin 2011 summer with須江太郎さん♪」(と勝手に私がタイトル付けちゃいました)の感想を書くことが出来ました。

本田さんとの出会いは、去年、全く偶然の出会いでした。しょっちゅう私が行っている、吉田カメラ松見町店にチラシが一枚あったのです。「誰だろ?この人?」と言う疑問と興味しか湧きませんでした。確か去年は10月だった気がします。でも、やっぱり無駄遣い屋の私はジリ貧だったので「2000円?テノール歌手?良さそうだけど、はずれたら嫌だから、いいや」と思いつつ、でもしっかり?チラシはもらって帰ったのです。
その後、文翔館で合唱団の先輩のコンサートが会ったので行きました。そうしたらそこにも、本田武久さんのコンサートのチラシがあったのです。「あらーここにもあったよ~」と手にとって見て、ただ違ったのは「○月○日、BSハイビジョンで特集番組放送決定!」のシールが、チラシに貼ってあったのです。その日が丁度翌日の確か午前9時ごろからで、母をたまたま早朝バス停まで送っていく用事があり、それでふっと興味を持ったのですよ。で、母を送った後(あの日は山形市内は物凄い豪雨で、私のマイカーDUETちゃんのワイパーがぶっとんで壊れました。ワイパーが無ければ非常に困るので、いつものエネオス松見町店さんで大至急ワイパーを取り替えて頂き、ダッシュで帰宅し急いでBSをつけました。

番組はもう始まっていて、そこで私は初めて、本田さんが「胞巣状軟部肉腫(ほうそうじょうなんぶにくしゅ)」と言う、とても難しい癌と闘っている方だと知ったのです。本田さんは私の弟と同い年の40才。その若さで、いえ、そのお若さゆえでしょうか?癌の進行が非常に早くなっていて、テレビの記憶はあやふやですが、去年のコンサートでは松葉杖をついて、歌われました。テレビの中で、ご出身の秋田の恩師の音楽の先生が「あなたの歌を聴きたいのよ」と本田さんに語りかけ、その恩師の先生のピアノで歌われた後、ステージから帰ってきて、涙でくしゃくしゃの顔で立っておられる本田さんの姿に、私は心を打たれました。

そのテレビを見てすぐ、山形のコンサートの連絡先の和田さんと言う方にお電話をして、チケットの予約をしました。

予約をした理由は勿論、本田さんには大変失礼な言い方になりますが、そのような癌と闘いながら歌っている方を「見てみたい」という大変失礼な理由でした。もうひとつは、私は本田さんの声に惹きつけられたのです。私が知っている有名な歌手の多くの方は、イタリアで学んだ方が多いせいか(?真実はわかりませんが)日本語の発音があまり美しく聴こえないのです。はっきり申し上げると、イタリアンオペラのような日本語の発音で歌われる日本歌曲を聴くのが、私は嫌なのでした。

けれど、テレビで聴いた本田さんの発音に、私は正直舌を巻きました。「この人、日本語が日本語に聴こえる。日本語が美しい」と。

こう言う日本人の歌手の方は(男性でも女性でも)あまり私は多く知らないのです。私が高校時代合唱をご指導頂いた恩師の阿部昌司先生をはじめ、亡くなられたカトリック・クリスチャンの作曲家、故・高田三郎先生から「日本語の美しい発音」を徹底して鍛えられたので、私は本田さんの発音に好感を持ったのです。それで私は初めて会う本田さんのコンサートに向かったのでした。

去年のコンサートは正直、開演になって、松葉杖をついて歩いてコンサート会場に入られた本田さんに、私は絶句しました。

写真を少しでも取らせて頂きたいと一番前の、ピアノの手も(ピアノは去年は和田さんがなさいました)見たかったので、一番前の一番左の席に座りました。けれども、演奏の邪魔になるのを恐れて、本田さんも和田さんの写真も一枚ずつしか撮らせて頂く事ができませんでした。正直、初めて聴いた本田さんの声は、真面目すぎるくらい固く、良く言えば非常に端整で几帳面な印象を受けました。しかし、私の気持ちは、松葉杖をつきながら、げっそり痩せた体躯をお洒落なステージ衣装で隠すようにして歌っておられる本田さんに圧倒され、声を十分楽しむより、若干緊張増していたような気が致します。演奏後は本田さんの一枚目のCD「そして今日もうたをうたう~めぐり逢い~」を購入し、サインをして頂き、興奮しながら「来年も是非いらしてください。お待ちしていますよ」と声をかけて帰りました。
(正直今だから書くと、余りの人込みに、あの時も過呼吸になり、頓服を飲み、急いで教会の友達Sちゃんにメールを打って、祈ってもらったのを思い出します。)


それから、本田さんのブログやHPを知り、時々コメントなどを書かせて頂き、本田さんの治癒を思い出すたびずっと教会員の方々や、一人で祈っておりました。
けれど「また来年お待ちしてます」と言ったくせに、私は今年の自分の教員免許再更新で精一杯で、今年の本田さんのコンサートの事は、すっかり頭から飛んでいました。(本田さん、ゴメンナサイ)

8月になって1日から山形大学で教員免許再更新の受講のために通う日々が続き、その事で頭が一杯だったのですが、神様は粋なことをなさいます。丁度講習が始まる前日!また吉田カメラさんへ偶然!写真をプリントに行ったら「本田さんのコンサート」のチラシが一枚だけあったのです!私はたまげて(=びっくりして)しまいました。
「あ!?本田さん今年も来るんだ?いつですか?え?来週?土曜日?ええええええ・・・・!」と私は嬉しいと同時に、非常に悩みました。8月6日(土)だったのです。
前にもブログに書きましたが、この8月の第一週は「本当に体もつだろうか?」と悩むくらいびっしりだったのです。8月1日(月)教員免許受講日1日目(一日びっしりでテスト付)、2日は体の調子を考え休みを取りました。3日(水)4日(木)が再び教員免許講習(選択、私の場合は英語)を続けて受講。(去年受けた友達から、「絶対に二日以上続けて取らないように。体がもたないよ。とアドバイスを受けていたので)翌日5日(金)が精神科受診して、ビタミン剤入りの点滴をゆっくり受けて、土曜日は休息して、日曜日礼拝に行く。と言う予定だったのです。

だから「6日(土)かあ~困ったなあ~」と悩み、去年本田さんのことを話したら「来年(2011年)は私も一緒にコンサートに行きたい!」と言っていたYちゃんにメールをして、行けるかどうか?行くことが本当に神様のみ心に叶うかどうか祈ってもらいました。
Yちゃんは土曜日は勤務が休み。私も祈って祈って「やっぱり行こう!行ってへばっても、行かないで後悔するより良いわ」と決心し、和田さんに電話をかけ、2枚チケットを予約しました。そしてその日からYちゃんと二人で祈って、6日当日、Yちゃんと共に十日町の会場「瑳蔵」に向かいました。

その日は物凄い猛暑日!&花笠祭り開催初日!午後の七日町、十日町は、人!人!人!

「・・・・・・・・かみさま、どうぞ熱中症になりませんように。人酔いして過呼吸になりませんように」と祈りながら、ギリギリの時間、Yちゃんと瑳蔵に向かいました。会場では観客のために、裏に本田さんのHPが書いてある特製の可愛いウチワが無料でパンフレットと一緒に配られました。(粋ですな~

Yちゃんと、どこに座る?と相談したら、Yちゃんはなんと「真ん中で聞こうよ!」とのこと!ひょえ~っ!!ど真ん中か~?大丈夫かな?ドキドキ・・・しながら最前列のど真ん中にYちゃんと座りました。もう会場はほぼ満席で、私はやはり安心のために、頓服を一錠飲みました。

そして開演!私は「義足をつけられた!」とブログで聞いていた本田さんの登場をドキドキして待ちました。

ところが予想外に!・・・・・・本田さんは颯爽と軽快な足取りで、ステージに入られたのです。今年は須江太郎さんと言う方がピアノを担当されました。後で聞いたのですが、兄弟のように仲が良いのだそうです。演奏中も、演奏後、お二人の写真をPHSで撮らせて頂いた時も、そんな風にお見受けしました。

本田さんはコンサートの中で、「義足をつけました」とはっきり仰いました。そして私の印象ですが、なんだか去年よりずっとお元気で「何かふっきれた」ような印象を受けました。本人もコンサートの合間に、そんなことを仰り、また「生きる欲、というか、意欲が湧いてきた」と語られたのがとても印象的でした。「本田さん自身が、このコンサートで歌われることを楽しんでおられる」そんな感じが強かったです。

だから私は、去年とは違い、とても安心してコンサートをエンジョイできたのです。

その後は普通のコンサートと同じ、楽に聴くことが出来ました。好きな曲では目を閉じ、全身で本田さんの声と須江さんのピアノを感じて楽しみました。メロディーにあわせて体を揺らしたり、知っている曲は一緒に心でそっとアルトではもって歌ったりしてたっぷり2ステージ楽しませて頂きました。特に今年は、ポップス系の曲、聖子ちゃんの「瑠璃色の地球」や、大学の合唱団時代よく歌った「愛唱曲集」の中の「峠の我が家」(実はこれが一番私は良かったです)や、武満徹の「うた」から「うたうだけ」や「小さな空」が歌われ、私は格別大学時代に戻ったような錯覚を受け、非常に楽しめました。

第一ステージのクラシックの方でも、やはり大学時代合唱団で歌った、プーランクの歌曲を歌われたので、仏語はさっぱりの私ですが、また懐かしく楽しめました。

それに!・・・・ピアノを弾かれた須江太郎さんのピアノの素晴らしい事!

ほとんど、間奏や、前奏などは、はっきり言って「一人オーケストラコンサート」!
ものーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーすごく素晴らしかったです!一気にファンになっちゃいました。

残念なのは、本田さんのドまん前に座っちゃったので、須江さんのピアノを弾く手が見られなかったこと!今度はやっぱり、最前列の左に座ろうっと!(笑)

演奏が終わり、アンコールを拍手しようとしたら、本田さんと須江さんにやられちゃいました!
何をって?あのね~演奏が最後は「翼を下さい」を歌われたんですよ。その後すぐ拍手して、アンコールをお願いしようとしたら、本田さん、さっと後ろのピアノの須江さんを見て、すぐ「アンコール」の中島みゆきの「時代」を歌われたんです。これにはやられました。凄ーーーーーーーーーーーーーく「粋」だった!歌舞伎だったら「よっ!本田屋!」とでも声をかけたいような、男っぷり!彫れちゃいそうになりましたよ・・・・・・・って、彫刻彫ってどうする!?惚れちゃいましたね。あの瞬間!本田さんと須江さんの粋なアンコールに。


私は実は「時代」ってあんまり好きじゃなかったんですけど、この本田さんと須江さんのアンコールの「時代」は一発で惚れちゃいました。聴いていて、とても心地よかったです。本田さん、須江さん、粋なアンコール、ありがとさまでした。(=山形弁で「ありがとうございました」の意味です)

演奏が終わり、外に出たら、「CD買う?」とYちゃんに聞いたら「私はちょっと今は無理だな~」と言ったので(正直)Yちゃんが買ったら貸してもらおう!と思っていたのですが、今回のポピュラーソングがあまりにも魅力的だったので、「買おう!」と決断しました。そして、その時、ふっと、まもなく誕生日(8月8日)の合唱団の友達と、一番親しい、本田さんと同じ科を卒業して音楽の先生をしている親友に、同じCDをプレゼントしたくなっちゃったんです。ここで私はまたポカミスをしました。計算したの。「CD一枚2000円だから~(本当は3000円なのに、チケット代が2000円だったので、すっかり勘違いしていた!)・・・2000円×3枚=6000円かぁ・・・・・・痛いなあ・・・でも、このCDに武満(徹)一杯入ってるし、プレゼントしたら絶対絶対喜ばれるよなあ・・・それに本田さんのことも知って欲しいし・・・・こんな機会めったにないし、財布に今日は「福澤諭吉さん」いるし~・・・えーい!三枚買ってサインしてもらえっ!三枚下さい!」と言って、私が「えっ!三枚もですか!?ありがとうございます!」ここまでは気分良かった!
しかしその後「9000円頂きます!」・・・・・・・がーん!

・・・・一気に私の心と財布は奈落のそこへ落とされたのでR。
(結局、その場は「諭吉さん」とさよならして、翌週定期預金を解約してなんとかしのぎました

それで、サインをしてもらったとき、お話しながらお二人を撮らせて頂いたのがこのショットです。 あんまり二人が素敵な男性だから!?手が震えてぼけちゃった。スミマセン  

また、ピアノの須江さんが優しい方で、最初「写真を撮らせていただいて良いですか?」と申し上げたら、「はい、じゃあ、私が・・・」と、私のPHSで私と本田さんを撮って下さろうとなさったのです。ひゃー!そんなスターと一緒になんてとてもとても・・と遠慮申し上げ、私が震える手でこのショットを撮らせて頂き、ブログにアップする事も許して頂いたのでした。本田さん、須江さん、本当にありがとうございました。

これが、購入してサインしてもらった二枚目のCDです。「Precious Love~愛する喜び、愛される幸せ~」タイトルも素敵ですね。サイン、ほらほら!?あるでしょっ!?

これがCDです。普通はCDにサインしてくださるんだけど、ダークブラウンだから今回は歌詞カードのほうにサインを下さったんですね。

やっと約束できた本田武久さんwith須江太郎さんコンサートのブログを書かせて頂く事が出来ました。お二人に心から感謝いたします。
本田武久さん、須江太郎さん、本当にありがとうございました。
どうぞお体をお大事になさってください。
そして主よ、どうぞ本田武久さんの病を癒して下さい。
またこのブログを読んで下さった皆様、本田さんの活動の祝福と、病の癒しのために是非ご加祷下さい。

本田さん、須江さん、是非2012年の夏も、山形においでくださいね。
私ももっと元気になって、お目にかかりたいです。


今日は珍しく、ドクターストップがかかってほとんど自宅で休んでいたせいか、久し振りにほとんど過呼吸が出ませんでした。しかし疲労が大分蓄積しております。どうぞ私の心身の癒しの為にもお祈りください。

今日のブログに書かせて頂いた、本田武久さん、須江太郎さん関係のHPや演奏等はすべてコメント欄に貼っておきます。山形で私が感動して聴いた「時代」もyou tubeでお聴きになれます。是非お聴きになって下さい。

追伸:本田さんと須江さんに、感謝と祈りを込めて、私の大好きな演奏を何曲か、コメント欄にプレゼントとして貼ります。良かったらご覧になって下さいね。勿論、ブログを読んで下さった方々も是非お聴きください。何回かこのブログでアップした曲もあります。
you tubeでご覧になれます。

主が皆様の、そして私の新しい10月の歩みを祝福し、守り、導いてくださいますように。
お祈りしてブログアップいたします。アーメン。

オヤスミナサイ。


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