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ほむべきかな。日々、私たちのために、
重荷をになわれる主。
私たちの救いであられる神。
旧約聖書:詩編68篇19節(新改訳版)
「『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。
悪い者に手向かってはいけません。
あなたの右の頬をうつような者には、左の頬も向けなさい。」
新約聖書:マタイによる福音書5節38~39章(新改訳版)
わたしの目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
(旧約聖書:イザヤ書43章4節(新改訳版)
午後8時過ぎから、いろんな連絡メールが錯綜(さくそう)し始めて
わたしは苛々し始めた
ただでさえ、慢性的な腰痛と頭痛や精神的な不安定に悩まされているのに
そのことは私を責めているわけではないのだけれど
ついこういう時は、被害妄想に陥ってしまう
2錠目の頓服を飲む
「一日2錠まで」と決められているので
これ以上は飲めないし
飲まない
これはわたしが決めた事
以前はオーバードウズ(決められた薬の量をオーバーして飲む事。大変危険。死に至る場合もある)もしてたけれど
今はやらない
しない
わたしを大事にしたいから
今日はもう珍しくまもなく夜の11時
いつもならもうとっくに足湯につかりながら
聖書を読んでいるのだけれど
今日は過呼吸で3時間ほど昼寝をしてしまったので
少しだけ、夜更かししようと思う
けれど、さっき飲んだ導眠剤が少し効いて来たようだし
もすこししたら、足湯に入ろっかな?
あたたまるだけで、人間は心までほとび、優しくなれるよね?父ちゃん?
ああ、父ちゃん?
あなたを「父ちゃん!」って呼んだのは久し振りみたいな気がする
ここ数日わたしの祈りは立派だったかもしれないけれど
何か形式的な気持ちがしないでもない
ああ、父ちゃん!
「父ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」
ここ数日、ずっと読んでいる北海道にかつてあった幕西遊郭の女郎の話
わたしも遊郭や遊女、女郎の本や映画はたくさん読んだり観たりしたけれど
あれ程悲惨な女郎の話は初めて読んだ
三浦綾子さんの本に出てくる「タコ部屋」の男の話も出てくる
これを読むと、限りなく憂鬱になるけれど
心が沈むとき読むと、何故か慰められる
そういう本や映画がある
マルグリット・デュラス原作、ジャン・ジャック・アノー監督の映画
「愛人(ラマン)」もその一つ
20年観ているけれど
音楽が素敵なせい?それとも
一度訪なったヴェトナム(旧・仏領インドシナ)が舞台のせい?
それとも大好きな俳優、レオン・カーファイが出てるから?
わからない
でも
音楽が好きだから、と言うのは、わかる
この「愛人(ラマン)」の音楽CDは6年かかって探し
10年目にやっと手に入れたガブリエル・ヤーレの音楽
先日映画館に観に行った映画「シャンハイ」の音楽を担当した音楽家は
そのガブリエル・ヤーレ(または、ガブリエル・ヤレド)に師事した音楽家だとか?
人間はつながっているのね
「シャンハイ」の映画も良かったな
ああ
どうしてわたしはこんなに危険で危ない暗黒の世界
中国やヴェトナムに魅せられて止まないのだろう?
きっと
半日滞在したヴェトナムの残酷さとしたたかさ
そして、時折見せてくれる、優しさに
すっかり魅入られたからかもしれない
「貴女の好きな国は何?」とある牧師先生に聞かれた
「中国とヴェトナムです」と答えたら、先生は苦笑いして
「どっちも共産圏じゃん?」とお答えになった
「そんな理由じゃないんだよ。あたしは共産党嫌いだし
共産主義の考えも嫌いだから」と言えたらどんなに良かったろうけど
「わかってもらえてないな」と思ったから、私も苦笑いして返した
「好きなものに理屈は要らない」
これは誰の言葉だったろう?
けだし名言
好き嫌いは全くその人の感性の問題だから
でも、今夜は思いっきり自分の苛々と、悲しみと苛立ち
それを涙に託して流そう
父ちゃん、そうさせてね
大河ドラマ「江~姫たちの戦国」より。利休が切腹させられて夫にしがみついて泣く江。わたしはこの上野樹里さんの江の演技は余り好きではないのですが、この表情は良いですね。むしろ彼女の「スイング・ガールズ」の映画の方がわたしは好きでした。貫地谷しほりちゃんと山形の女子高生を巧く演じていたなあと記憶があります。
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この宮沢りえ、最高です。
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このシーンは愛児が死んで泣き崩れる淀の演技ですが、本当に素晴らしいです。控えめな淀の中に、深い悲しみを秘めた表情が素晴らしい。きっと将来日本が誇る女優になると思います。ちなみに彼女は2002年香港映画「華の愛 遊園驚夢」に出演、モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞しています。映画の中では全て見事な中国語(ぷーとんふぁ)を話していて、チャイナドレスの美しい、しかし悲しい歌姫で妾の役を演じております。
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重荷をになわれる主。
私たちの救いであられる神。
旧約聖書:詩編68篇19節(新改訳版)
「『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。
悪い者に手向かってはいけません。
あなたの右の頬をうつような者には、左の頬も向けなさい。」
新約聖書:マタイによる福音書5節38~39章(新改訳版)
わたしの目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
(旧約聖書:イザヤ書43章4節(新改訳版)
午後8時過ぎから、いろんな連絡メールが錯綜(さくそう)し始めて
わたしは苛々し始めた
ただでさえ、慢性的な腰痛と頭痛や精神的な不安定に悩まされているのに
そのことは私を責めているわけではないのだけれど
ついこういう時は、被害妄想に陥ってしまう
2錠目の頓服を飲む
「一日2錠まで」と決められているので
これ以上は飲めないし
飲まない
これはわたしが決めた事
以前はオーバードウズ(決められた薬の量をオーバーして飲む事。大変危険。死に至る場合もある)もしてたけれど
今はやらない
しない
わたしを大事にしたいから
今日はもう珍しくまもなく夜の11時
いつもならもうとっくに足湯につかりながら
聖書を読んでいるのだけれど
今日は過呼吸で3時間ほど昼寝をしてしまったので
少しだけ、夜更かししようと思う
けれど、さっき飲んだ導眠剤が少し効いて来たようだし
もすこししたら、足湯に入ろっかな?
あたたまるだけで、人間は心までほとび、優しくなれるよね?父ちゃん?
ああ、父ちゃん?
あなたを「父ちゃん!」って呼んだのは久し振りみたいな気がする
ここ数日わたしの祈りは立派だったかもしれないけれど
何か形式的な気持ちがしないでもない
ああ、父ちゃん!
「父ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」
ここ数日、ずっと読んでいる北海道にかつてあった幕西遊郭の女郎の話
わたしも遊郭や遊女、女郎の本や映画はたくさん読んだり観たりしたけれど
あれ程悲惨な女郎の話は初めて読んだ
三浦綾子さんの本に出てくる「タコ部屋」の男の話も出てくる
これを読むと、限りなく憂鬱になるけれど
心が沈むとき読むと、何故か慰められる
そういう本や映画がある
マルグリット・デュラス原作、ジャン・ジャック・アノー監督の映画
「愛人(ラマン)」もその一つ
20年観ているけれど
音楽が素敵なせい?それとも
一度訪なったヴェトナム(旧・仏領インドシナ)が舞台のせい?
それとも大好きな俳優、レオン・カーファイが出てるから?
わからない
でも
音楽が好きだから、と言うのは、わかる
この「愛人(ラマン)」の音楽CDは6年かかって探し
10年目にやっと手に入れたガブリエル・ヤーレの音楽
先日映画館に観に行った映画「シャンハイ」の音楽を担当した音楽家は
そのガブリエル・ヤーレ(または、ガブリエル・ヤレド)に師事した音楽家だとか?
人間はつながっているのね
「シャンハイ」の映画も良かったな
ああ
どうしてわたしはこんなに危険で危ない暗黒の世界
中国やヴェトナムに魅せられて止まないのだろう?
きっと
半日滞在したヴェトナムの残酷さとしたたかさ
そして、時折見せてくれる、優しさに
すっかり魅入られたからかもしれない
「貴女の好きな国は何?」とある牧師先生に聞かれた
「中国とヴェトナムです」と答えたら、先生は苦笑いして
「どっちも共産圏じゃん?」とお答えになった
「そんな理由じゃないんだよ。あたしは共産党嫌いだし
共産主義の考えも嫌いだから」と言えたらどんなに良かったろうけど
「わかってもらえてないな」と思ったから、私も苦笑いして返した
「好きなものに理屈は要らない」
これは誰の言葉だったろう?
けだし名言
好き嫌いは全くその人の感性の問題だから
でも、今夜は思いっきり自分の苛々と、悲しみと苛立ち
それを涙に託して流そう
父ちゃん、そうさせてね
大河ドラマ「江~姫たちの戦国」より。利休が切腹させられて夫にしがみついて泣く江。わたしはこの上野樹里さんの江の演技は余り好きではないのですが、この表情は良いですね。むしろ彼女の「スイング・ガールズ」の映画の方がわたしは好きでした。貫地谷しほりちゃんと山形の女子高生を巧く演じていたなあと記憶があります。
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この宮沢りえ、最高です。
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このシーンは愛児が死んで泣き崩れる淀の演技ですが、本当に素晴らしいです。控えめな淀の中に、深い悲しみを秘めた表情が素晴らしい。きっと将来日本が誇る女優になると思います。ちなみに彼女は2002年香港映画「華の愛 遊園驚夢」に出演、モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞しています。映画の中では全て見事な中国語(ぷーとんふぁ)を話していて、チャイナドレスの美しい、しかし悲しい歌姫で妾の役を演じております。
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