なんというか、気の毒ですね。
ニュース速報を聞いた時は、自殺か?!と思ったんですが、そうでなはなくてほっとしました。
父 中川一郎氏が自民党内の指導権争いで自殺しただけに、どうしてもそれを連想します。
このニュースでは、体調不良でアルコールの影響から循環器に異常が出て突然死となったように書かれています。
その前の情報では、不眠症のため睡眠薬を常用していたことが報じられています。
睡眠薬は確かに不安があります。
私も使っていますが、酔いが覚めてから飲むようにしてますし、風邪薬との併用も充分注意してます。
歯医者や整形外科でもらう痛み止めを飲まなければならない時は、本当に睡眠薬を恐々飲んでます。
実際、市販の薬でも処方薬でも、飲み過ぎても体調に異常が出るような量ではないと言われています。
市販の風邪薬をひと瓶飲んでも死ぬことはなく助かるけど、内臓や脳神経に後遺症が残るので、それの方が辛いよということです。
ただ、未知の副作用というのは避けられません。
鰻と梅干しのような食い合わせのような、薬の飲み合わせは、多くの症例を集めて、その後で検証しなければならないので、たぶんほとんど見つからないでしょう。
それと個人の体質があります。
ある人が特定の酵素作用が強くて副作用が出ないのに、他の人は違う酵素系を持っているため副作用が強く出ることがあります。
これが、海外で認可されている薬が日本で認可されない理由のひとつです。
あの有名なプロザックが日本で認可されていないのは、この懸念があるからです。
睡眠薬は、色々な作用機構があるにしろ、やはり神経に直接作用します。
アルコールは脳幹膜に直接入ることのできる数少ない化学物質のひとつです。
これらが影響して体調に異常をきたしたと考えることは、問題がないように思えます。
増して、選挙に落ちてしまい、支持団体や仲間とのつき合いに神経を使い、活動資金を集めなければならず、また「もうろう記者会見」の汚名も晴らさねばならないため必死で勉強していたのかもしれません。
積み重なった疲労が中川氏を蝕んでいったのでしょう。
今から思えば、「もうろう記者会見」も睡眠薬の影響だったのかもしれません。
私は自民党支持でも中川昭一氏のファンでもないのですが、謹んでご冥福をお祈り致します。
中川氏、循環器に異常・血液中にアルコール(読売新聞) - goo ニュース