とーびょうヲヂさんの好きなマンガたち

元うつ病&現パーキンソン病(笑)のヲヂさんの好きなマンガと闘病(豆苗ではない)記録を徒然に書き綴ってます

大阪のマナー 其の弐

2009年08月28日 19時30分02秒 | 雑談
どこの都市でもよく見るのですが、
広い歩道を自転車で走る人たちのことを書きます。

ビジネス街の広い通りの歩道を、
通勤時間に走り抜けるビジネスマンがいます。
どこにでもいますよね?

で、大阪では、これの運転がなかなかうまい。
いや、まぁ、そんなところを走るのはマナーが悪いじゃないかといえば、
そうなんですが、かなり気を使って走っていきます。
「水玉生活」byサライイネスみたいな感じです。

で、問題は、名古屋。
名古屋のビジネスマンは、
よくもまぁ、あんなに人が多いところを
遠慮なしに突っ切っていくものだと感心させられます。
ぶつかりそうになったこともよくあります。

大阪だと、コワイ人もいるので、そのあたりの配慮が行き届いているのでしょう。
名古屋や福岡もコワイ人はいそうですが、
気の使い方が下手ですね。

決して大阪のマナーが悪いわけではないと言う実例です。

え?
京都?
京都の街中は歩道が狭いので、自転車で突っ切ったら即ぶつかります。
人が多いところは物理的に自転車が走れないようになってます。
それでも走るのは、学生です。
京都のマナーの悪さは、学生とタクシーの運転に見られます。
そのことは、また、いずれ。

おしのび倶楽部/横山えいじ

2009年08月27日 22時40分58秒 | 懐かしのマンガ
月刊少年チャンピオンに連載されていた
一風変わったSF風コメディです。

当時の月刊少年チャンピオンといえば、
4大メジャー週刊誌の月刊版としては
一番人気がなくて、
マイナーのどん底みたいな雑誌でした。

なんでそんなものを読んでいたかというと、
長谷川裕一が読みたかったからです。
(長谷川裕一はまた別のところで紹介します)
で、ついでに他のマンガも読んでいたわけですが、
(国友やすゆきなんかも連載していた。
下手な絵だと思っていたら
いつの間にかメジャーになってやんの)
その中でなんとなく気に入ったのが、
このおしのび倶楽部というマンガでした。

主人公の大作は浪人中でSFマニア&プラモマニアで、
おまけに正義の味方に変身するという
当時では、道を踏み外した若者でした。
その彼に目をつけた連中が、
何を隠そう変身趣味を持った「おしのび倶楽部」だったのです。
密かな変装趣味を共有する倶楽部という
ちょっと間違うとエロの世界にはいるのですが、
健全な少年マンガであるこの作品では、
変装=変身であり、
変身願望を満たしつつ、
正義の味方として活躍するための手段であったのです。

しかし、正義の仕事がなかなかない。
必殺仕事人シリーズごっこをするかと思えば、
ゴーストバスターズごっこをしてみたり、
逆に怪盗をやってみたり、で
行き当たりばったりの展開ばかりで
今読むと何が面白かったのかよくわかりません。

ただし、そうした行き当たりばったりのマンガも結構面白いのと、
このマンガを読み進んでいて気づくのは、
大ゴマの使い方がうまく、
短いページ数で見応えを出していることです。
それとテンポ良くコマを進めていくノリは
なかなかのものです。

元々(今も)イラストレーターなので
ここぞというときの、アングルの決め方は
長けたものを感じさせられます。

残念ながら、
もうほとんどマンガは描いてないようですが、
もっと担当編集者が良ければ
あるいは
もっとマニアックな雑誌に連載していれば
ブレイクしていたかもしれないマンガ家です。

(横山えいじという人は、
当時、一部のSFファンの中では人気があったらしい。
よくは知らないが、わかる気がする)


☆おしのび倶楽部(全1巻)/横山えいじ/秋田書店
△お勧め年代:昔の少年向け


選挙についてどうでもいい話

2009年08月25日 19時34分14秒 | 雑談
ちょっと思いついたので、各政党の英語名を調べてみました。
あんまり余計なことを書くと、選挙妨害とかなるかもしれないのでコメントは差し控えますが、どう感じましたか?
(順不同)


民主党   The Democratic Party of Japan

自由民主党 The Liberal Democratic Party of Japan

公明党   New Komeito(New Clean Government Party)

社民党   Social Democratic Party

共産党   Japanese Communist Party

国民新党  The People's New Party

新党日本  New Party Nippon

みんなの党 Your Party

幸福実現党 The Happiness Realization Party

改革クラブ Japan Renaissance Party

新党大地 New Party DAICHI


※各政党のサイトから拾ったものですが、間違っていたらご指摘下さい。
 できるだけ早く訂正致します。

ぎらぎらのてつ/松本めぐむ

2009年08月23日 15時32分40秒 | 懐かしのマンガ
なんでこんなものが紹介されるのかといえば、
やはり好きだったから としか答えられない。
いったい誰が知っているのだろうか?

松本めぐむという名前は、ややマニアの人なら知っているでしょう。
あの 尾瀬あきら のペンネームであったのです。
詳しいいきさつは知らないけど、
当時尾瀬あきらは松本めぐむとして活躍していたらしい。

知らないことはすっ飛ばす。

で、このマンガがなんであったかというと
毎日中学生新聞に連載されていたマンガであった!

誰が知ってるねん!

知っている人は知っている。

当時、小学校高学年(!)であった私は、
毎週(隔週だったか?)親と一緒に図書館通いをしていた。
まぁ、たいした本は読まなかったが、
子ども図書のコーナーに置いてあった毎日中学生新聞を見つけ、
マンガの欄だけ読み出したのであった。
このマンガは秋から年末にかけて連載されていたように記憶している。
(違うかもしれない)
あまりに面白くて、切り抜いて持って帰りたかったくらいでした。

で、マンガの紹介

内容はというと、
山から下りてきた怪力&破天荒の野生少女てつ(狼少女ではない)が
都会の進学校(もちろん中学校)に転校してきて、
珍騒動を引き起こすというものである。
この学校では、進学校クラスと落ちこぼれクラスの間に対立があり、
野生少女てつは両者に利用されそうになり、
出来の悪い頭で悩み、そして色恋沙汰にまきこまれ(?)、
当時はやりだった喧嘩シーンの連続で展開していった。

わからんだろうな。

当時はかなり好きだった。
なぜ好きだったかといえば、てつが魅力的に思えたからです。
今でこそ、喧嘩の強い女の子という設定はありきたりなんですが、
当時はまだそれほどでもなく、
「愛と誠」「男組」「男一匹ガキ大将」といった
男気とカリスマ性のある番長が出てくるようなマンガや
スポ根ものが主流だった時代なので、
男は強い!女は待つ!という雰囲気が
マンガだけでなく社会全体にあっただけに
新鮮さが感じられたのかもしれません。

ずっと読み返す機会もなく、
記憶も曖昧で、特に最終回の記憶がはっきりしなかったので、
数年前に思い立ってこれを読むため探し回りました。

公立の図書館を回っても
見つからない!
毎日中学生新聞を置いているところすらない!
置いてあっても、1,2年分しかないとのこと。
毎日新聞社に連絡して聞くと、
「中学生新聞は数年分しか保存していません」とのこと。
どこかないかと訊ねると、
しばらく待たされた挙げ句、
「たぶん××図書館ならあると思いますが」と。
で、電話すると「あります」ということで、
ひとり探偵ナイトスクープ状態で、
遠路はるばる出掛けて閲覧に行きました。

ただ、何年だったか記憶が曖昧で、
自分が小学生高学年だったというところから見当をつけ
2,3年分をあさってようやく見つけだしました。
(昭和51年10月から12月にかけて連載されていました)

なんてペシミスッティック!
ラストはかなり寂しい思いにさせられてしまいました。

私が中学生になった時に毎日中学生新聞で
読んだSFマンガ「さらば人類(だったかな)」も
同じように松本めぐむの作品だったのですが、
これもペシミスティックでした。

破天荒なてつがその個性を失ってしまい、
「社会」に飲み込まれていくラストシーンを
当時の私はどう読んだのでしょう。
そのラストが記憶になかったということは、
私の意識がそれを拒絶していたのでしょうか。
松本めぐむ氏はどんなメッセージを中学生に送りたかったのでしょう?


追記
そういえば、進学クラスと落ちこぼれクラスの対立ってのは
神矢みのるの「ボンバー弾」にもあった記憶がある。
流行りだったのかな?


☆ぎらぎらのてつ/松本めぐむ/毎日中学生新聞に連載
☆ボンバー弾/神矢みのる/少年チャンピオンコミックス・秋田書店

△お勧め年代:マニアックな中年の少年まんがファン&尾瀬あきらファン&こんな時代もあったのだと知りたい今の小中学生向け

 
 
 
 


診療所に行って来ました

2009年08月22日 15時11分21秒 | うつ病のおはなし
久しぶりに診療所に行ってきました。

いやぁ、混んでました。。
診療所のお盆休みの後、初めての土曜だからです。

毎年のことなので、
 お盆休み前には多い目に薬をもらっておいて、
 お盆休み直後は行かないようにしていたんですが、
 今年は忙しくて直前に行けなかったものですから、
 直後になってしまいました。

待合室はいっぱいで、
 立ちっぱなしで待っていました。
だって、
 ご年配の方も結構いらっしゃるし、
 かなり具合の悪そうな人もいるしで、
一応、勤めに出ているような程度の私は
 立っている方がいいでしょう。

京都市内の診療所なんですが、
 遠く滋賀県から通っている人もいました。
 今日初めて言葉を交わしたんですが、
 電車でかなり時間を掛けて来られるそうです。

昔通っていた人の中には、
 大阪の住之江から2時間以上掛けて通っているという人もいました。
私より、5,6歳年上でした。
あちこちの病院を転々として、
 ここに通うようになったのだとか。
その人と話をしていたのは、もう7年くらい前で、
 最近お見かけしないのですが、
 元気になったのでしょうか?
 さすがに遠いので、近いところに移ったのでしょうか?

私はこの病院が初めての病院なのですが、
 かなりラッキーだったかもしれません。
待ち時間が長いのが難点ですが。

ベルとふたりで/伊藤黒介

2009年08月15日 19時19分52秒 | マンガ現在形
livedoorのホームページで見つけたマンガです。
(ちなみに、ここはgoo。m(_ _)m)

なかなか面白いので一度読んでみて下さい。
livedoorの4コママンガの中では、やはり出来がいいですね。

ベルというのが大きなピレネー犬(7才)で、
飼い主のすずちゃん(7才)と仲良しなんですが、
どっちが飼い主かわからない展開に笑わされます。

小さい子供と犬の関係ってこんなものだよな、と思いながらも、
その関係性が小学生になっても続いている情景には、
ほのぼのするようなマンガらしさが感じられます。

すずちゃんの表情がちょっとバカっぽく描かれていることがあって、
それが計算された絵柄には見えず、
雑さの見えてしまうのが残念です。

単行本も出ましたので、どうぞご一読下さい。

○単行本(Amazonのサイト)
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4812471206/ref=sib_dp_ptu#reader-link

○まんがライフWIN
http://4koma.livedoor.com/mangalife/itoukurosuke/belltofutaride/

○livedoorデイリー4コマ
http://4koma.livedoor.com/creator/work/c00075/w00063.html

○作者のブログ「クロスケのブログ」
http://blog.livedoor.jp/kurosukesblog/




ダメだ こりゃ

2009年08月13日 23時25分59秒 | 雑談
眼鏡を作り直したんですが、いや、大変だ。
なんてったって、眼鏡を売ってる店が、調整が下手!

高野のイズミヤの中にある、メガネのミキで新しい眼鏡を作りました。
初めの店員は、度数を調整して作ってくれて、
 よく訓練されていてなかなか上手に合わせてくれました。
しかし、眼鏡ができてきてからが大変。
ツルを合わせてくれる店員は、
 慣れているようで安心して任せたのですが、
 適当で、耳たぶがこすれて切れてきました。
忙しくて、店に行けないものですから、
 仕方なく古い眼鏡を使ってました。

結局、3回調整してもらって、今に至ります。
まだ、眼鏡がずれて下がってくるので、困ってます。

この間合わせてくれたお姉さんはかなり丁寧でしたが、
 その前から対応している、背の高い店長(?)、
 愛想がいいだけで役立たずだ!!!

忙しいんだから、行けないんだよ!
もっと、誠実に対応しろよ!

ということで、高野のイズミヤのミキへ行く人は、
 愛想に惑わされないようにご注意。


大阪のマナー 其の壱

2009年08月13日 23時19分07秒 | 雑談
昨日、今日と、仕事で大阪に行ってました。
 (夏休みなんて、盆休みなんて・・・)

で、街中を歩いていて感じたことを書いてみます。

まず、大阪で感心するのは、
 歩いていてすれ違う時、まず人とぶつからないことです。
ぶつかる相手は、あっぱらぱぁの派手なオネェちゃんくらいで
 普通の人とは肩すらぶつかりません。

何でこんな話を持ち出すかというと、
 去年、仕事で福岡へ行った時、
 地下鉄の改札で、なんで?、というくらい
 ぶつかったからです。

よける気あるんかい???

こっちが、半分よけても、相手がよける気がなければぶつかりますね?
福岡ではそれが当たり前だったのです!

自分が半分よけて、相手も半分よける。
こうした、阿吽の呼吸が大阪では当たり前なんです!

で、ちょっと考えてみたのですが、
 大阪には、コワイ人がいるので、
 こうしたよけ方が身に付いているのかと。

いえ、
 上では半分ずつよけるようなことを書きましたが、
 実際には、半分以上よけているんでしょうね。
だから、自分だけよけても
 ぶつからない程度には離れているということです。

大阪人のマナーは悪い!というのは、
 東京人(東京のマスコミ)が作ったイメージにしか過ぎません。
そういえば、東京の人もぶつかりそうになってもよけませんね。
 山手線でも、新宿駅でも、渋谷駅でも、よくぶつかります。
 浅草やお茶の水ではぶつからないような・・・。

相手がコワイ人だったらどうするんでしょう?
 ではなくて、
ぶつかっておいて、平気なんでしょうか?


ちからくんスパーク/三鷹公一

2009年08月08日 18時46分18秒 | 嗚呼、栄光の少年サンデー増刊号
三鷹公一は、何かがもうひとつ足りないということで
損しているような印象を持っています。
でも、私は結構好きで、
少年サンデー増刊号に描かれた読切も連載も
(たぶん)全部残してます。
残念ながら他誌の分はない。

いい作品(とはいえ、傑作ではなく、佳作)の中でも、
この「ちからくんスパーク」が大好きです。

「ちからくんスパーク」は
週刊少年サンデーに5回連載されただけの作品です。
違う出版社から単行本が出ています。
「おんりぃYOU」(ソニー出版)に収録

で、なぜこれが好きかというと、
ちからくんという女の子に魅力があふれているからです。

女の子らしくなるためにちからくんは
田舎の山から都会へ出てきて修行をします。
というと、可憐なお話をイメージする人もいるかもしれませんが、
実は、ちからくんは、
マラソンなんか何十キロでもへっちゃら、
道じゃないところもひょいひょい走り、
熊のような大きな犬を高い高いできて、
強盗がいたら電柱を引っこ抜いて投げつけて(おいおい)、
でも、明るくさわやかな女の子なのです。

とここまで書くとおわかりのように、
別項の「ぎらぎらのてつ」を思い出すのです。
私がすでにてつが好きだった、
ずっと小学生のときから忘れられなかった、
そのてつという少女にだぶっていたのでしょう、たぶん。

ちからくんは、
てつよりも可愛くて、
もう少しあか抜けていて、
しかも、三鷹公一のセンスで仕上げられていて
とても魅力的でした。
特に当時主流のラブコメ調に仕上げていなかったところもよかった。

少年サンデー増刊号では、
「どーでもエージェント」という私立探偵マンガが
結構長い間連載されていましたが、
それよりも、このちからくんを連載して欲しかった!!

余談ですが、
三鷹公一は、もう少し絵を丁寧に仕上げれば
もっと人気が出ると思うのですが、
いかが思いますか?
(って、最近見てないやんけぇ!)


☆ちからくんスパーク/三鷹公一/ソニー出版「おんりぃYOU」に収録

△古いマンガでも読んでみようという小中学生向け&少年サンデー増刊号黄金時代を覚えている人向け



せろとにん・れせぷたー

2009年08月05日 22時35分54秒 | うつ病のおはなし
SSRIの件については、お問い合わせがあったので、ちょっと書いてみます。
私の書いたものより、
 本を読んでもらった方がいいんですが、
 読む元気がない人のために、半可通ながら書いてみます。

SSRIはご存じの通り、
 セロトニン再取り込み阻害剤であり、
 決してうつ病をダイレクトに治す薬ではありません。

うつ病の時は
 セロトニンの分泌量が少ないため
 ちゃんとセロトニンレセプターに到達する量が少なく、
 しかも届く前に再取り込みされるために
 なおさらレセプターに届かない、という悪循環になっています。

ちなみに、
 レセプターというのは、
 センサーの1種で、
 それぞれの神経伝達物質に特有のセンサーと思えば間違いない(はず)。

で、
 セロトニンレセプターは、
 脳や神経細胞に特有に存在している印象があるんですが、
実はそうではない。
 心臓や胃や腸管にもあるんです。
つまり、
 脳や神経だけではなく、心臓や消化器官も
 セロトニンにより調整されているんです。
とすると、
 うつ病の時に
 動悸がしたり、胃が痛くなったり、下痢したり便秘したり
 そういう症状が出るのは、当たり前なんですね。
しかも、
 SSRIの副作用として
 動悸や胃のむかつきや下痢・便秘が起こるのも
 セロトニンレセプターへの作用なので、
 当たり前なんですね。

ここで、
 あらためて間違ってはいけないことを確認しましょう。

SSRIはうつ病をダイレクトに治す薬ではありません。
セロトニンレセプターは、脳や神経だけにあるものではありません。
SSRIの副作用は、あちこちの臓器においても起こりえます。

ご興味のある人は、
 「心の病気はなぜ起こるか―うつ病と脳内物質 」(朝日選書)を
 お読み下さい。

また、こういう関係の本で新しいものがあれば
 教えて下さい。