とーびょうヲヂさんの好きなマンガたち

元うつ病&現パーキンソン病(笑)のヲヂさんの好きなマンガと闘病(豆苗ではない)記録を徒然に書き綴ってます

デプロメールの副作用

2009年09月26日 22時02分48秒 | うつ病のおはなし
デプロメールを常用しているんですが、
 昔は25mgを使ってたんですが、販売中止になったということで、
 50mgを使ってます。

すると、何だか効き目が強いのか副作用が出ている気がします。

25mgのときも初めは胃のむかつきがきつかったのですが、
 次第になれてきて2ヶ月くらいすると随分効果がありました。
一時、通院をやめていましたが、
 再会してからは、やはりこれ!ということで
 先生にお願いして出してもらってます。

で、副作用ですが、このサイトに驚くことが書いてありました。
http://fuku.life-nice.com/cat0002/1000000017.html

デプロメールがカフェイン分解酵素を阻害するため、
 カフェインの過剰摂取状態になるそうです。
インスタントコーヒーや缶コーヒーを
 1日に何杯も飲む私には、影響が出ているのかもしれません。
コーヒーを控えてみることにします。

昔は、夜に飲んでも、薬を飲めば眠れたんですが、
 最近は、夕方以降にコーヒーを飲むと、
 脳が興奮状態で、眠りが浅くなっていることが実感できます。
デプロメールの処方量が多くなったからかもしれませんが、
 体質的にコーヒーに過剰に反応するようになったのかもしれません。
歳か???

アルコールも飲むので、デプロメールの作用がさらに強くなるようです。
晩酌後のコーヒーは絶対やらないように注意します。



キャラバン・キッド/真鍋穣治

2009年09月25日 22時03分30秒 | 嗚呼、栄光の少年サンデー増刊号
「手抜きを知らないマンガ家」こと真鍋穣治が
少年サンデー増刊号に連載していたマンガです。

ワタルとバボは、商売をしながら旅をする
といえば聞こえはいいが、
詐欺まがいの商売をするブローカーで、
戦時下の町で荒稼ぎをしていた。

それに合流する形で
賞金首のミアンという少女がともに旅することになった。
巨大な刀を振り回し、次々と追っ手を殺すミアンとの珍道中は
重いテーマを持っているとは思えない楽しさがあります。

特に、アコギ人のバボのキャラクターはすごい。
こういうマイナーなマンガで、
これだけインパクトのあるキャラを作り出せるというのは
もったいないというか、なんというか。

ストーリーの結末は、
まぁ少年マンガ向けのSF設定なので、
マニアックなSFファンが読むと
なんだこの程度か、ということになります。
それでも少年マンガのレベルからいえば
それほど低いとは思えません。

真鍋穣治の造形美は、
またいずれ「アウトランダース」を紹介するときにでも
語るとして、
このマンガのいいところは、
キャラクター設定でしょう。

バボは強烈ですが、
それに随伴するワタルも、おくての少年ながら生き生きしており、
反政府軍の連中も帝国軍のお偉方も
人格がはっきりと描かれていて
ストーリーに厚みを持たせています。

主人公のミアンも
ただの暴れん坊ではなく
また、使命を背負った刺客としてだけではなく、
次第に純情な少女の様相を示しており、
そうした感情の描き方が
アウトランダースとは違うところです。

こうしたSF作家が近年いなくなっただけに、
もっともっと活躍して欲しい作家です。


☆キャラバン・キッド(全4巻)/真鍋穣治/小学館少年サンデーコミックス
△お勧め年代:古いSFマンガでも受け入れられる小中高校生向け

光路郎/村枝賢一

2009年09月22日 16時07分06秒 | 嗚呼、栄光の少年サンデー増刊号
坂上町高校に突然赴任してきた
金髪の外人教師。
「俺を先生と呼ぶな、コージローと呼べ」
ファンキーで情熱的な光路郎は、
高校で騒動を起こしながらも
生徒たちの感性を刺激し、ともに暴れともに泣いて
慕われていった。

実は、光路郎はこの町で生まれたハーフで、
5歳の頃アメリカ人の父とともに渡米し、
それ以来の帰国であった。
日本人の母親はすでに他界していたが、
妹が住んでいて、
その妹に会うために帰国したのであった。

しかし、
妹も祖母もアメリカ嫌いで
なかなかうち解けてはくれない。
それにもめげずに、
死んだ母親との約束を胸に秘め、
兄貴として振る舞うのであった。


ストーリーの骨子はこんなものだが、
実際は1話完結で
生徒たちひとりひとりが活躍し、
それを光路郎がアシストするという展開になっている。

登場する生徒たちがみんなきらきらしている
というのがこのマンガの良さです。
村枝賢一の描くキャラクターは、
似たようなところがあるかもしれないが、
みんな生き生きしていて、
それでいてコンプレックスや悲しみを秘めていて
血が通っている温かさを持った人格が描かれています。

古庄恵も、坂本一美も、倍賞先生も、
そして光路郎も、
それぞれの人生を生きてきて、複雑な関係性の中で
ひたむきに生きている様が感じられます。

さらに、村枝賢一の画力は高く、
表情の描き方もアングルもデフォルメも
今読んでみても、すばらしいと感心します。
月刊誌だったから時間の余裕があって、
これだけの書き込みができたのかもしれない。
それを考えると、月刊誌というのも捨てたものではないと感じさせられます。

ただ一方で、
コミックスで読むと、
一気に時間が経過してしまうため、
残念ながら、
ストーリーの余韻を味わうゆとりがなくなってしまう。
毎月発行されるのを待ち遠しく思いながら、
前の号を繰り返して読む、あの味わいは、
同時代に読んでなければ体験できないよさである。
わかんねぇだろうな。

他に紹介しているマンガの中にも
月刊誌で連載されていたものがたくさんあるけど、
たぶんコミックスで読んでしまうと、
「なんだ、もう終わりか」という印象を受けるかもしれない。
それはそれで仕方ないものだろう。


☆光路郎(全7巻)/村枝賢一/小学館少年サンデーコミックス
△お勧め年代:小中学生+まだ蒼い心を持つ人向け
 


アビリット(ドグマチール)の処方

2009年09月22日 16時03分55秒 | うつ病のおはなし
連休前に病院へ行ってきました。
最近の調子など色々話してきて、
 それに合わせた薬の飲み方を指導してもらいました。

すると、
 やはり、アビリット(ドグマチール)の飲み方として、
 胃がむかむかする時とか、消化が悪い時に飲むようにと言われました。
やはり胃にいい薬なんですね。
 間違っていなくてよかったよかった。。

大○漢○胃腸薬ほど効き目がないので、
 そんなに気にしてませんでしたが、
 アビリット(ドグマチール)は私のように胃炎持ちは飲むべきなのでしょう。

ただ、
 多動症はなぁ・・・。

しばらく継続してみて様子を見てみます。


京阪電車に告ぐ

2009年09月21日 16時52分33秒 | 雑談
昨夜、京阪電車出町柳駅で見た出来事を書きます。

ご存じの方はわかると思いますが、
 ホームからエスカレーターで上がってくると改札階になります。
エスカレーター側の階段から改札機までの間は、
 外側の通路と柵で区切られています。

ちょうど人の多い時間だったのですが、
 ある男性(大学生くらいかな)が、
 いきなり、外側の通路から、柵の下を滑り込んで入ってきたのです。
 スライディングのように。
その後、さっと立ち上がり、何もなかったかのように階段を下りていきました。
つまり、改札を通らず入場したわけです。
あっという間の出来事で、何だかわからなかったのですが、
 要するに無賃乗車です。

彼はきっと降車駅でも同じようなことをするのでしょう。
あるいは、切符を落としたと言って、
 最安値(?)を払って退場するのでしょう。

京阪電車さま
 あの柵ではダメです。
 改善することをお勧めします。

そういえば、いつの間にか七条の駅は随分厳重になっている気がする。


アビリット(ドグマチール)の最近の効き方

2009年09月12日 22時51分34秒 | うつ病のおはなし
アビリット(ドグマチール)というと、
 向精神薬のひとつです。
でも、
 「元気の出る胃薬」と以前自助グループの人に説明されてから
 その印象が拭えず、
 調子が悪くて胃が痛い時に飲んでました。
最近は逆になってて、
 胃の調子が悪い時に飲む、という
 本来の意図から外れた使い方をしています。(^^;;)。

以前はそれで良かったのですが、
最近はちょっと違うという印象があります。

飲んだその後は、
 元気になるのはなるんですが、
 どうも落ち着きがなくなるように感じます。
多動症っていうのが正しいのでしょうか、
 じっとして深くものを考えることができません。
おかげで仕事の能率も低下。

女性の方は、すごく効いて、
 でもその後ですとーんと落ちる感じがすると言ってました。
私の場合落ちる感じはしませんが、
 じっとしていられない、
 でもイライラしている訳ではない、という不思議な状態です。

ずっと飲んでいた頃はあまり感じませんでしたので、
 頓服代わりに飲んだり、胃薬代わりに飲んだりするのがいけないんでしょうね。



妙なことに

2009年09月07日 22時14分03秒 | 雑談
(どうでもいいことなので、流して頂いて結構です)

このブログも一応アクセス数はわかるようになっています。

最近のアクセス数を見ていて気づいたのですが、
「おしのび倶楽部」をアップした日のアクセス数が、
普段の日よりかなり多かったんです。

「おしのび倶楽部」のファンがそんなにいるわけもなし、
下ネタだと思った人が結構多かったのかな?
 などと、思っています。

図星?

続・選挙についてどうでもいい話

2009年09月06日 14時15分32秒 | 雑談
名は体を表す、という諺?がありますが、
各政党の名前は英語表記にしてみると意外とわかりにくいものです。
政治理念とか思想が名前に表れているかというと、そうでもありません。
日本語だとなんとなく‘気持ちはわかる’んですが、説明を聞かないと何を目的とした政党かよくわかりません。

8月25日に書いた英語表記について、見ていきます。

・民主党   The Democratic Party of Japan
・自由民主党 The Liberal Democratic Party of Japan

違いがよくわかりません。
Liberalであるかどうかだけですが、Liberalというのが何を意味するのかよくわかりませんし、実際に行っていた政治の内容と対応しているのかよくわかりません。
Liberalという言葉は今の時代にはそぐわないのかもしれません。

・公明党   New Komeito(New Clean Government Party)

ローマ字表記では何が何だかわかりません。
Clean GovernmentのCleanという意味がわかりません。
公明正大という意味でのCleanなのかもしれませんが、政治理念としてCleanというのはどういう意味でしょう?
賄賂はもちろん政治献金なんぞ一切受けないということでしょうか?
それだけではないと思いますが、Cleanというのはあくまで感覚的な語句で、政治理念を表すものではないように感じます。

・社民党   Social Democratic Party

政治理念は表されているように感じます。
ただ、DemocraticにわざわざSocialとつけなければならない点がよくわかりません。
社会党から社民党に名前が変わった経緯を知らないのであまり偉そうなことは言えませんので、どなたか教えて下さい。

・共産党   Japanese Communist Party

今更ながらですが、共産党は本当にCommunistなのでしょうか?
詳しくは知りませんが、Communistとして活動している場所はあるんでしょうか?

・国民新党  The People's New Party

政治理念が表されていません。
Newであることを強調しているように受け取れますが、年数が経つと何がNewなのかわからなくなります。
日本名と英語表記にギャップがあってもいいので、もっと政治理念をはっきり表す名前にすべきではないでしょうか?

・新党日本  New Party Nippon

新しいことしか伝わりません。
でも、年数が経つとやはり何がNewなのかわかりませんよね。

・みんなの党 Your Party

ニュアンスは伝わりますが、これで世界に通じる名前なのかというと疑問を持たざるを得ません。

・幸福実現党 The Happiness Realization Party

理念はわかりますが、政治理念ではないように感じます。
もっと政治的な内容を表してくれた方がいいですね。

・改革クラブ Japan Renaissance Party

これも理念はわかります。
もっと政治理念や方針を明確にした方がいいのではないでしょうか。

・新党大地 New Party DAICHI

もう他の政党にも書いたことと同じようなことを書くことになります。
新しいことはわかった、でも政治理念は表されてない。
DAICHIというのが固有名詞扱いなので、極端に言うとJAPANと対等の扱いなのか?と感じてしまいます。
そうすると、地方色は出ているのですが、国の政治を考えてくれる印象がありません。
道州制を導入すると、こういう理念の政党が増えてくるのでしょうか?


* * * * *

今後特定の政党が単独で政権を握る可能性が低いことを考えれば、
国際性を考えた政党名をつけていくというのは、必然とも言えるでしょう。
日本語表記と英語表記にギャップがあってもいいし、少しぐらい長くなっても構わないので、いまひとつ工夫がほしいものです。


人類ネコ科/みず谷なおき

2009年09月01日 22時50分01秒 | 嗚呼、栄光の少年サンデー増刊号
 この人のことを書くのは、いささかはばかれます。
というのは、
熱狂的なファンが大勢いるからです。

なので、
ここでは私見しか書かないことにします。

水谷直樹は少年サンデーで「ズームイン!」でデビューしました。
(それ以前は望月三起也のアシスタントをしていたそうです)
細い線がやや少年マンガらしくなく、
でも、丁寧な仕上げをしていた作品でした。
ただ、
熱狂的な巨人ファンであった氏は
作品のそこここで巨人ネタが噴出しており、
(当時は)熱狂的な阪神ファンであった私は
しょーもない反発心で水谷直樹の
熱狂的なファンにはならなかったのです。

で、
みず谷なおき(改名)が少年サンデー増刊号に読切を発表しても
やや距離を置いて楽しんでいました。

悔しながら、
みず谷なおきに屈したのは、
「男です!」という作品でした。
(みず谷なおき短編集(小学館刊)に収録)
絵の完成度が上がったという面と
展開の巧妙さと
ギャグのうまさと
短いページでの描写のうまさに
白旗をあげたのでした□

で、その後連載が始まった「人類ネコ科」は、
もはや解説の必要がないほどの人気を集めました。
私は当時浪人を経て大学生になっており、
まだまだ高校生気分も抜けておりませんでしたので、
このラブコメに完全に惹きこまれました。

あんなにラブコメを嫌っていたのに!

「胸騒ぎの放課後」にも
「キック・オフ」にも
「さよなら三角」にも
屈しなかったのに!

もっと言うと、
絶大な人気を集めていた
あだち充にも高橋留美子にも
はまらなかったのに!

計算されたストーリーと心理描写
実体をもつキャラたち
偏執狂的なまでの画面づくり
分析すれば、色々とピックアップできるでしょう。
しかし、
結局は、人の心を動かすだけの情熱がそこにはあったんだと思います。
単に舞奈が可愛いから、
単に真琴さんが美しいから、
好きなのではありません。
決して!

誰もが秘めている
心の奥底に秘めている
言えない 語れない 気持ちを
惜しげもなく曝しながら
満足のいく答えを示してくれていたのです。

私が社会人になり
仕事に疲れたとき
古本屋でこれをまた買い集めました。
他人はそれを
退行というかもしれません
逃避だというかもしれません
でも、
私の心はそのとき
この時代のピュアな自分を求めていたのです。
「人類ネコ科」に感動していた
あの頃の自分を。


☆人類ネコ科(全4巻)/みず谷なおき/小学館少年サンデーコミックス
△お勧め年代:中高生向け+蒼い心を思い出したい大人向け