もう廃刊となった少年キャプテンに連載していたマンガです。
相変わらず、マイナーだ。
いやぁ、
少年キャプテンというのは
なかなかいいマンガが多かった少年誌でした。
正直に言えば、
サンデーやマガジンで活躍できなかった作家が
活躍していた、と言う点から考えると
マイナーリーグということですが
(やっぱりマイナーだ)
週刊誌では力を出せないマンガ家が
月刊で活躍していた雑誌です。
その中のひとり、松本久志の作品です。
魔界よりやってきた主人公 悪 魔里(あく まさと)と
悪友&ライバル 魔神 大(まがみ だい)が
天使の活動する学園に転校してきて、
天使の活動を阻止するとともに
魔王から天使によって剥奪された三種の魔器を奪還するという話です。
三種の魔器を手に入れたものは
魔王の後継者となれるため
二人ともうひとりの後継者候補が登場し、
魔力を駆使して天使と戦う・・・。
う~ん、違うな・・・。
このブログで紹介するからには、
そういうハードなストーリーではなく
ギャグマンガ主体の展開になっています。
上に書いた概略は間違ってはいないのですが、
ギャグが飛び交うので
いたって軽いノリのマンガです。
しかし、少年マンガならこのくらいでちょうどいい!
というくらいのSF設定(SFか?)で
それでいてそれなりに説得力もある設定です。
最近はマニアがケチをつけるから
SFにしろ聖書ネタにしろ
どこが甘いだの、いい加減だの、
文句ばっかり垂れるけど、
手塚治虫のマンガだって
石森章太郎のマンガだって
SFの考証は甘いよ。
要は、少年たちが楽しんで読めるのがいいんです。
このマンガも
魔界だ天界だと、聖書ネタが入ってますが、
たぶん結構いい加減でしょう。
それでもわくわくさせる力量はなかなかのものでした。
童心に戻って読んでみてはどうでしょう。
特撮やアニメのパロディが
あちこちにちりばめられていて
作者の遊び心が発揮されています。
ちょうど「すすめパイレーツ!」のようなノリですね。
さすがに全部の元ネタはわからないんですが、
わかる人には私よりもっと楽しめるマンガです。
なお、
コミックスのラストには
次巻の予告が
映画のダイジェスト版のように描かれています。
そう、
「もやしもん」と同じですね。
この手口を見たのは
このマンガが初めてだったんですが、
これより前にこのやり方で
次巻の予告を描いていたマンガってあったんでしょうか?
相変わらず、マイナーだ。
いやぁ、
少年キャプテンというのは
なかなかいいマンガが多かった少年誌でした。
正直に言えば、
サンデーやマガジンで活躍できなかった作家が
活躍していた、と言う点から考えると
マイナーリーグということですが
(やっぱりマイナーだ)
週刊誌では力を出せないマンガ家が
月刊で活躍していた雑誌です。
その中のひとり、松本久志の作品です。
魔界よりやってきた主人公 悪 魔里(あく まさと)と
悪友&ライバル 魔神 大(まがみ だい)が
天使の活動する学園に転校してきて、
天使の活動を阻止するとともに
魔王から天使によって剥奪された三種の魔器を奪還するという話です。
三種の魔器を手に入れたものは
魔王の後継者となれるため
二人ともうひとりの後継者候補が登場し、
魔力を駆使して天使と戦う・・・。
う~ん、違うな・・・。
このブログで紹介するからには、
そういうハードなストーリーではなく
ギャグマンガ主体の展開になっています。
上に書いた概略は間違ってはいないのですが、
ギャグが飛び交うので
いたって軽いノリのマンガです。
しかし、少年マンガならこのくらいでちょうどいい!
というくらいのSF設定(SFか?)で
それでいてそれなりに説得力もある設定です。
最近はマニアがケチをつけるから
SFにしろ聖書ネタにしろ
どこが甘いだの、いい加減だの、
文句ばっかり垂れるけど、
手塚治虫のマンガだって
石森章太郎のマンガだって
SFの考証は甘いよ。
要は、少年たちが楽しんで読めるのがいいんです。
このマンガも
魔界だ天界だと、聖書ネタが入ってますが、
たぶん結構いい加減でしょう。
それでもわくわくさせる力量はなかなかのものでした。
童心に戻って読んでみてはどうでしょう。
特撮やアニメのパロディが
あちこちにちりばめられていて
作者の遊び心が発揮されています。
ちょうど「すすめパイレーツ!」のようなノリですね。
さすがに全部の元ネタはわからないんですが、
わかる人には私よりもっと楽しめるマンガです。
なお、
コミックスのラストには
次巻の予告が
映画のダイジェスト版のように描かれています。
そう、
「もやしもん」と同じですね。
この手口を見たのは
このマンガが初めてだったんですが、
これより前にこのやり方で
次巻の予告を描いていたマンガってあったんでしょうか?
○悪がよぶ!(全4巻)/松本久志/少年キャプテンコミックス
△お勧め年代:少年マンガの好きな人たち向け
△お勧め年代:少年マンガの好きな人たち向け