明日は、Fちゃんの14歳の誕生日…
いつも、素直に言えないお母さんからFちゃんへ
お誕生日おめでとう…
Fちゃんがお腹に宿ったとき、とても、嬉しかったことを覚えています。
Fちゃんの前にはお腹の中で育たなかった赤ちゃんもいるんだよ…
お母さんはFちゃんが生まれてくるまでの10か月間、ちょっと苦しかったんだ。
でも、お母さんのお腹の中でいつも右手をぐんと伸ばし、自分をアピールしていたFちゃん…
その手の感覚は今も残っているよ…
だいちゃんといつも、その手を触り(お母さんのお腹越しに)赤ちゃんが生まれてくることを楽しみにしたよ。
帝王切開で生まれたFちゃんを絶対に生まれてすぐお腹に乗せて欲しくて先生に無理言ったりもしたよ
目の悪いお母さんだけど、
眼鏡の持ち込みや装着なども先生に無理言ったんだよ…
だいちゃんはすぐに逢わせてもらえなかったから、Fちゃんは何としても自分が一番に逢いたかったんだ
お母さんの長い入院生活で、だいちゃんの精神状態が最悪になっていて、それでいて とてつもなく、よく泣く赤ちゃんのFちゃん…
お母さんも壊れかけていたよ…(壊れていたかも…)
それでも、周りにはたくさんのお母さんたちを助けてくれる人がいて何とか、ここまで元気に育ってくれたよね…
信君のお母さんやだいちゃんの保育園のお母さん方には本当に助けてもらったんだよ…忘れないでね…
だいちゃんもFちゃんがかわいくてかわいくて…今でもFちゃんは宝物
そこはここで書かなくてもFちゃんはよくわかっていると思う…ね…
Fちゃんが「自分の未来の子どもはだいちゃんに育ててもらいたい」
って思うくらいだから、だいちゃんのFちゃんに対する思いはわかっているんだよね…
そう、言ってくれるFちゃんに
いつも感謝しているんだよ…
お母さんにはFちゃんの存在がとても大きいんだよ…
本当に、大好きなんだけど…
お互いにあまのじゃくだから、いつものバトルは仕方ないか…
これからも いっぱい喧嘩しよう…
いっぱい喧嘩して、お母さんの許から心元気に旅立って欲しい…と願っているよ…
自分の夢に向かって羽ばたいてほしいと思っているよ…
自分の夢…
自分の思い…
自分自身…
なくさないでね…
頑張って伝えて、頑張って踏ん張って、頑張って守って…
疲れたら、
悲しくなったら、
悔しかったら、
自分が自分でなくなりそうになったら
また、お母さんと喧嘩をしながら自分を取り戻そうや
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Fちゃんとの小さいころからの約束…
覚えているかな…(今もうるさく言うから耳にタコか…)
①嘘はつかない(ウソも方便ってこともあるけど、お母さんとの間だけは何があっても嘘はナシ)
②言いたいことはわかりあうまで言い合う…(これはお互いに体力も気力もいるけれど、やっぱり分かり合うまでは言い合おうよ)
③何があっても、みんなに嫌われたとしても絶対に自分だけは大好きでいること…(お母さんがうざくてもいい、お母さんに傷つけられるほど怒られても、自分だけは大好きでいて欲しい)何があっても自分が一番好きであって欲しい
④お母さんは何があっても二人の子どもを守る
覚えていてね…
大人の扉に一歩一歩近づくたびに 大きな困難にぶつかることが増えてくるよ…
気が付いたら一人ぽっち…
と思ってしまうことも 今の時期にはあるんだよ
でもね…
やっぱり、自分が一番大好きで
うざいお母さんがFちゃんのことをいつも思っていることを忘れないで…
そして、Fちゃんの周りにはお母さんだけでなく、たくさんのFちゃんが大好き
と思ってくれている人がいるってことを忘れないで…
自分から甘えることが下手くそで
悲しい思いをしてしまうことが多々あるFちゃん…
みんな、Fちゃんが困ったら助けてくれるよ…
これからは上手に甘えることも覚えていけたらいいね
Fちゃんにとって輝ける14歳の年でありますように
世界中で一番、ウザくて一番Fちゃんのことを思っているお母さんより