Jandy's Blog(Ver.1.0)

(Ver.2.0)は、http://jandynet.com へ移行しましたが、(Ver.3)にて再開します。

ハイビジョン・プラズマテレビ「W37P-HR9000」DVDレコーダー「DV-DH500D」

2006年06月17日 | Article(物)
6/17(土)ケーズデンキ(K's)パワフル館にて、新製品(5月下旬新発売)ハイビジョンHDDレコーダー内蔵・37型デジタルハイビジョンプラズマテレビ「HITACHI WOOO W37P-HR9000」、37型プラズマ専用ラック「HITACHI TB-PSR3761」、ハイビジョンHDD/DVDレコーダー「HITACHI DV-DH500D(500GB)」、HDMIケーブル「Mets LOOP MLC-VHH10(1.0m)」(¥2,500)を購入した。

液晶テレビとプラズマテレビは、どの角度から見ても綺麗なプラズマテレビを選んだ。プラズマで一番小さいサイズが37インチ型だ。液晶はそれより小さいサイズがあり、37型よりも大きいサイズもある。

2011年7月24日から地上アナログ放送やBSアナログ放送は無くなってしまう。アナログテレビ・アナログDVDレコーダーは、デジタルチューナーを付けない限り見られなくなってしまう。今回購入したテレビは、デジタルとアナログともに見ることができる。見比べると当たり前だが、デジタルが圧倒的に綺麗。今までこんなアナログ画像を見ていたのかと思ってしまう。

テレビメーカーは、やはり日立(HITACHI)が先を行っている。HDDレコーダー内蔵タイプ(W37P-HR9000)と内蔵していないタイプ(W37P-H9000)があるが、内蔵タイプ(250GB)にした。SD等のメモリーカードスロット付き。

テレビ台は、スイーベルスタンド(TP-9000WST:メーカー希望小売価格¥31,500)と37V型専用スイーベルラック(TB-PSR3761:メーカー希望小売価格¥83,800)があるが、スッキリ感のある見栄えのするスイーベルラックにした(共にリモコン電動で角度変更可能)。

ハイビジョンHDD/DVDレコーダーは世界初デジタルチューナー6個(地上・BS・110度CS、各2個)に地上アナログチューナー1個を加えた7つのチューナーを内蔵。これらのチューナーを本体の「レコーダー1」と「レコーダー2」に分けて搭載しているので、それぞれのレコーダーの組み合わせで、多彩な2番組同時録画が可能。番組名は全て自動で入力される。再生は2倍・10倍・30倍・60倍速まで可能。DVDはDVD-RW、DVD-R、DVD+RW、DVD+R、DVD-RAM全て記録・再生可能。1時間番組は1分半~2分でDVDにできる。SD等のメモリーカードスロット付き。

「HDMIケーブル」を使えば、「デジタルテレビ」と「デジタルDVDレコーダー」が1本のコードで繋がる。

色々マニアックな質問をするが、全て即答してくれる。今までの店員とは違う。HITACHIの社員だなと思い、聞いてみた。間違いなかった。販売店の社員は、マニアックな質問には必ずパンフレットやインターネットでいちいち調べなくては答えられない。納得する回答を、即答して頂けると気持ちがよく、購入意欲が沸いて来る。

価格交渉は昨日色々話を聞いて、インターネットの「価格.com」で価格を調べ、1日おいて今日交渉した。「価格.com」をプリントアウトして持って行く。正直にインターネットの「価格.com」の価格表を見せる。その価格は出来ないとの事だった(インターネットの方が約¥60,000安い)ので、インターネットの「価格.com」で購入する事にした。

しかし保証や付属品等の納期やアンテナの設定等の問題があり、地元の方が少し納期が早いのと保証期間やアフターサービスが良い。専用ラックとアンテナのみ購入する事にしたが、店員はなかなか戻って来ない。結局、セットで購入して5年間無料保証がある点で考え直して欲しいとの事。再価格を提示され、下記の様な計算の結果、ケーズデンキで購入を決定した。

他に「スカパー!110(SKY PerfecTV!)」加入予定、電波ソーラーデジタル置時計「CASIO DQS-200J-8AJF」(¥3,980税込)、日立マクセルTwinkleMD74分カラーMIX(¥1,080)を購入した。





ハイビジョンHDDレコーダー内蔵・37型デジタルハイビジョンプラズマテレビ「HITACHI WOOO W37P-HR9000」:¥328,000(店頭価格)→¥278,000(5台限定価格)→¥250,000(購入価格:5年間無料保証付き)〔価格.com:ECカレント¥237,195(税込:メーカー1年間保証+2年間保証5%¥11,860+送料2,000=¥251,055〕

専用ラック「HITACHI TB-PSR3761」:¥74,800(店頭価格)→¥62,000(6/16第1回交渉価格)→¥55,000(6/17購入価格:翌日納期)〔価格.com:ECカレント¥74,800:納期約1週間〕

ハイビジョンHDD/DVDレコーダー「HITACHI DV-DH500D(500GB)」:¥148,000(店頭価格)→¥118,000(6/16第1回交渉価格)→¥100,000(6/17購入価格:5年間無料保証付き)〔価格.com:ECカレント¥97,500(税込メーカー保証1年間+2年間保証5%¥4,875+送料¥400=¥102,775〕

テレビ+ラック+レコーダー:セット購入価格¥405,000〔価格.com:ECカレント¥428,630〕

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6/18(日) 302 pv 133 ip -位(574489 BLOG中)
06/11~06/17 2454 pv 960 ip -位(574489 BLOG中)
6/17(土) 363 pv 143 ip -位(573690 BLOG中)
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シーサイド・レストラン「FIESTA(フィエスタ)」神戸市

2006年06月16日 | Dining Out(外食料理・飲物)
6/16(金)神戸市垂水区にあるFIESTA(フィエスタ)に行った。

明石海峡大橋と淡路島が目の前に見えるレストラン。海を望める開放感あるテラスもある。











FIESTA(フィエスタ):〒655-0049兵庫県神戸市垂水区狩口台7-15
TEL.(078)785-3723、営業時間/am11:00~am3:00、年中無休、内・外各40席

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6/16(金) 345 pv 109 ip -位(572856 BLOG中)
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映画「明日の記憶」

2006年06月16日 | Movies(映画・楽曲・美術鑑賞)
6/16(金)映画「明日の記憶」を観た。失われていく記憶の隙間に、生きることの美しさを描いた「若年性アルツハイマー病」をテーマにした物語。

広告会社の営業マンとして働く佐伯雅行は、家庭を返り見ないほど仕事に没頭してきた50歳を前に、大きなプロジェクトと娘の結婚を控え忙しい日々を送っていた。雅行は、ある日、原因不明の体調不良に襲われる。ミーティングを忘れたり、部下の顔が思い出せず、心配になった雅行は病院を訪れ、医師から「若年性アルツハイマー」の診断を受ける。そんな雅行を、妻の枝実子は献身的に支え、一緒に病と闘うことを決心する。

病を背負った働き盛りの男性と、彼を支える妻の絆を描いた作品。当たり前だった風景が記憶から消えていく恐ろしさと、辛さを心の内にひた隠しながら、最後まで夫の傍にいることを決めた妻。忘れてしまうことの恐れと、忘れられてしまうことの痛み、それらを乗り越え、なお笑顔を見出していく夫婦の姿。

アルツハイマー型痴呆症の根本的治療剤は今のところないが、アルツハイマー型痴呆における痴呆症状の進行抑制薬はある。アルツハイマー型痴呆症(AD)の簡易診断やADの特徴的症状が描き出されている。

昨年の夏、実家に帰った時、親父は私の顔を忘れていて、「どちら様?」って言われてしまったが、それ以外は今のところADの症状は診られないとの事。先月実家に帰った時は憶えていたが、もう息をするのもしんどいとの事で、寝たきりではないが、何もする気が起きないと言う。以前は絵を描いたりしていたが、ここ数年は足も弱り、外出する事もないそうだ。

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新幹線「のぞみ」「こだま」

2006年06月15日 | Aircraft(新幹線・飛行機)
6/15(木)夜、新幹線「のぞみ」と「こだま」を乗り継ぎ自宅に着いた。明日6/16(金)は休暇を頂いた。明日は映画「明日の記憶」を観に行く予定だ。過去3回飛行機で羽田空港・神戸空港間を飛んだので、久々の新幹線だった。東京駅で東京バナナのお菓子を買い忘れた。

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6/15(木) 264 pv 139 ip -位(572145 BLOG中)
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2006FIFAワールドカップ・F組「日本×オーストラリア」国別対抗戦に反対

2006年06月12日 | Sports Live(スポーツ観戦) 
6/12(月)22:00から2006FIFAワールドカップ・F組「日本×オーストラリア」が始まったが、自分は以前から国別対抗戦に反対だ。国別ではなく、既存のインターナショナルな混成チームで出場して欲しい。プロ・アマのチームが世界中にありながら、わざわざこのワールドカップの為に、新たに国別チームを編成をする。そして、国旗掲揚・国歌斉唱だ。殆どの国は軍旗を国旗に、軍歌を国歌に使用している。

天皇制国家のシンボル「日の丸」、天皇制讃美を歌う「君が代」。スポーツを政治に利用するな。「オリンピック・ワールドカップ・世界選手権」等「国境のないスポーツ」を「国別対抗戦」にするのは反対だ。ベースボールの国別対抗戦「WBC(World Baseball Classic)」も今回のFIFA(国際サッカー連盟:Federation Internationale de Football Association)も同様だ。

侵略軍・天皇制国家・右翼の象徴「日の丸」・一宗教一家系の特権的階層・差別的象徴「天皇制」賛美の唄「君が代」を掲げるのはおかしい。地区地域への「愛着心」を「愛国心」にすり替える政治的意図が感じられる。「愛国心」は「戦争」に利用される。ナショナリズムではなく、インターナショナリズムへ。

「王ジャパン」「長島ジャパン」「ジーコジャパン」という呼び名も選手主体ではない表現方法だ。今回のFIFAでは封建制の「サムライ・ブルー」という言葉まで作られている。

オリンピックも同様だ。過去ナチスのヒトラーは1936年ベルリンオリンピックを政治的に利用した。1980年モスクワオリンピックも1984年ロサンゼルスオリンピックも東西冷戦でボイコットを行い政治に利用した。

2006年度予算案で皇室費が71億円、宮内庁費が110億円、皇宮警察の86億円(2005年度予算)、合計267億円。皇族は23人なので一人あたり年間11億6千万円以上。全国各都道府県警が皇族警備に使う費用、自治体が用意する日の丸の小旗代金等もプラスすると、一人の皇族の為に、月1億円も浪費しているのだ。一宗教一家系の特権的階層・差別的象徴の天皇一家の為に、税金の無駄使い、国家予算の浪費は怒りを覚えるだけだ。さらにこの財政状況が厳しい折に5,000万円もする高級車を5台も新調しているらしい。

今日の試合で「あなた」の応援している「日本」あるいは「オーストラリア」は、「国民の支配機構としての国家」なのか?それとも住んでいる郷土としての「日本」「オーストラリア」なのか?それとも知っている選手が多いチーム「日本」「オーストラリア」なのか?もう一度考えて欲しい。

今、支配階級はスポーツも政治に利用し、憲法も教育基本法も改悪しようとしている。「愛着心」を「愛国心」にすり替え、「愛国心」をあおり憲法を改悪し、「戦争」のできる国家にしようとしている。「あなた」は徴兵制をひかれ人殺しをする事に賛成するんですか?支配階級にだまされてはいけない。

国家主義スポーツイベント=ワールドカップ批判
サッカーW杯の脅威(イスクラ:火花)

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6/14(水) 320 pv 129 ip -位(571336 BLOG中)
6/13(火) 334 pv 143 ip -位(570450 BLOG中)
6/12(月) 379 pv 146 ip -位(569604 BLOG中)
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2006FIFAワールドカップ・F組「日本×オーストラリア」国別対抗戦に反対

2006年06月12日 | Society(社会)政治・経済・ニュース・反権力・反原発
6/12(月)22:00から2006FIFAワールドカップ・F組「日本×オーストラリア」が始まったが、自分は以前から国別対抗戦に反対だ。国別ではなく、既存のインターナショナルな混成チームで出場して欲しい。プロ・アマのチームが世界中にありながら、わざわざこのワールドカップの為に、新たに国別チームを編成をする。そして、国旗掲揚・国歌斉唱だ。殆どの国は軍旗を国旗に、軍歌を国歌に使用している。

天皇制国家のシンボル・太平洋侵略戦争の日本軍旗「日の丸」、天皇制讃美を歌う「君が代」。スポーツを政治に利用するな。「オリンピック・ワールドカップ・世界選手権」等「国境のないスポーツ」を「国別対抗戦」にするのは反対だ。ベースボールの国別対抗戦「WBC(World Baseball Classic)」も今回のFIFA(国際サッカー連盟:Federation Internationale de Football Association)も同様だ。

侵略軍・天皇制国家・右翼の象徴「日の丸」・一宗教一家系の特権的階層・差別的象徴「天皇制」賛美の唄「君が代」を掲げるのはおかしい。地区地域への「愛着心」を「愛国心」にすり替える政治的意図が感じられる。「愛国心」は「戦争」に利用される。ナショナリズムではなく、インターナショナリズムへ。

「王ジャパン」「長島ジャパン」「ジーコジャパン」という呼び名も選手主体ではない表現方法だ。今回のFIFAでは封建制の「サムライ・ブルー」という言葉まで作られている。

オリンピックも同様だ。過去ナチスのヒトラーは1936年ベルリンオリンピックを政治的に利用した。1980年モスクワオリンピックも1984年ロサンゼルスオリンピックも東西冷戦でボイコットを行い政治に利用した。

2006年度予算案で皇室費が71億円、宮内庁費が110億円、皇宮警察の86億円(2005年度予算)、合計267億円。皇族は23人なので一人あたり年間11億6千万円以上。全国各都道府県警が皇族警備に使う費用、自治体が用意する日の丸の小旗代金等もプラスすると、一人の皇族の為に、月1億円も浪費しているのだ。一宗教一家系の特権的階層・差別的象徴の天皇一家の為に、税金の無駄使い、国家予算の浪費は怒りを覚えるだけだ。さらにこの財政状況が厳しい折に5,000万円もする高級車を5台も新調しているらしい。

今日の試合で「あなた」の応援している「日本」あるいは「オーストラリア」は、「国民の支配機構としての国家」なのか?それとも住んでいる郷土としての「日本」「オーストラリア」なのか?それとも知っている選手が多いチーム「日本」「オーストラリア」なのか?もう一度考えて欲しい。

今、支配階級はスポーツも政治に利用し、憲法も教育基本法も改悪しようとしている。「愛着心」を「愛国心」にすり替え、「愛国心」をあおり憲法を改悪し、「戦争」のできる国家にしようとしている。「あなた」は徴兵制をひかれ人殺しをする事に賛成するんですか?支配階級にだまされてはいけない。

国家主義スポーツイベント=ワールドカップ批判
サッカーW杯の脅威(イスクラ:火花)
スポーツの国別対抗戦に反対

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国家主義スポーツイベント=ワールドカップ批判    かけはし2006.6.19号

「サムライブルー」なんてゴメンだ
「武士道」の鼓吹と「愛国主義」の浸透
「国民的一体感」の興奮がつくり出す政治キャンペーン

スポーツイベントがはたす効果

 世界最大のスポーツイベントである「ワールドカップ」が始まった。「日の丸」を頬にペイントした「ニッポン、ニッポン」の喧騒が新聞、テレビをはじめとしたあらゆるメディアを占拠する、あのうっとうしい季節がまためぐってきた。
 四年前、「日韓ワールドカップ」への鋭い批判を本紙上で展開した高島義一は述べた。「スポーツを自ら実践し、あるいは観客としてゲームを楽しむのは、労働者人民の権利である。しかしサッカー・ワールドカップは、オリンピック以上に国家主義的なスポーツの祭典である。『日本チャチャチャ』『がんばれ日本』と浮かれているわけにはいかないのである」(「ワールトカップ批判」本紙02年5月27日号~6月10日号、新時代社パンフ『オリンピックもワールド・カップもいらない』と『右島一朗著作集』に再録)。
 日韓ワールドカップの終了後まもなく刊行された香山リカの『ぷちナショナリズム症候群』(中公新書ラクレ)は、屈託なく「ニッポン大好き」と語る「若者たちのニッポン主義」への危機感を提示した。
 「愛国ごっこ。民族主義のパロディー。/あれは、本当にそうだったのだろうか。彼らは、『これって芝居だから』と自覚した上で、あえて『日の丸』を振り、『君が代』を大声で歌ったのだろうか」。
 香山の答えは否定的である。「自己相対化の視点が欠如している」若い世代が、「『身体が健康なのが何が悪い?』『お金もうけのどこがいけない?』という非常に現実的な、ほとんど身も蓋もないほどの価値判断の延長として『自分の国が強くなってどこが悪い?』とごくあたりまえのことのように口にしたのではなかったか」。
 四年前と比較していまや「がんばれ日本」のナショナリズムにかかわる状況は、より深刻なものになっている。「日の丸・君が代」の強制や「愛国心」を強制する教育基本法改悪案の上程、小泉の靖国参拝にあおられ、「嫌中」「嫌韓」の感情をなんのためらいもなくあらわにする若者たちの登場は、「ぷちナショナリズム」を超えて真正排外主義の色合いすら強めているのではないか。
 「愛国ごっこ」のレベルではない。世界的なスポーツイベントにおけるナショナリズムへの批判意識ぬきには、「オリンピック愛国主義」「ワールドカップ愛国主義」は、そのままきわめて政治的な「愛国主義」「排外主義」と直結せざるをえない。多くの人びとが夢中になるスポーツイベントだからこそ、それが醸しだす「民族的・国家的一体感」の興奮が強烈な政治的作用を果たすことに、自覚的でなければならないのだ。

ナチスとドイツのサッカー

 ワールドカップの「国家主義スポーツイベント」としての性格を把握するに際して、ドイツサッカー界とナチスとの関係についてもふれておくべきだろう。
 今年のワールドカップの招聘合戦において、後から名乗りを上げたイングランドは対抗馬と目されていたドイツに対して「歴史の検証が終わっていないのではないか」と批判した。それは言うまでもなくナチス・ドイツとサッカーとの関係の歴史的総括を迫るものだった。
 その典型が一九三〇年代にドイツチームの主将をもつとめた名選手フリッツ・シェパンの場合である。ワールドカップ開催地の一つであるゲルゼンキルヘンのクラブチーム「シャルケ」で活躍したシェパンは、ナチスが政権を取ると「シャルケ」のクラブハウス内にあったユダヤ人商店を不買運動で立ち退かせ、残された店舗を自ら安く買い取って大儲けをした。「シャルケ」の優勝式典は「かぎ十字」の旗と「ハイル・ヒトラー、ハイル・シャルケ」の連呼に覆われた。
 ヒトラーの政権奪取後、サッカーを含めた主要なスポーツクラブの会長にはナチス党員が就任した。一九三三年十月に国際連盟を脱退したナチス・ドイツにとって、サッカーの国際試合は有力な外交手段となった。サッカー選手は「外交官」としてナチス・ドイツの近隣諸国への侵略的意図を覆い隠すために利用されることになった。
 第二次大戦後の一九五四年のワールドカップ・スイス大会でドイツチームを優勝に導いた監督のゼップ・ヘルベルガーは一九三三年に入党したナチス党員であり、その見返りに代表監督の地位を獲得し、ナチスのプロパガンダ映画の制作にも協力した。ナチスとドイツサッカー界の関係を検証した初の著作として昨年刊行された『かぎ十字の下のサッカー』の著者、ニルス・ハーベマンは「ナチスがサッカーを利用することに、協会やクラブといった組織、選手が同意し、協力的に仕事を進めた。その結果、後押しを受けた」と述べている。
 しかしこの検証作業は始まったばかりである。日本対クロアチア戦が行われるニュルンベルクのフランケン競技場などにはナチス党大会の会場だったことを示す案内板が建てられ、「負の遺産」について解説しているという。

サムライと今日の思想状況

 ところで今年のドイツ・ワールドカップの日本チームには「サムライ・ブルー」の呼称が飛び交っている。ここでは「サムライ」が日本的アイデンティティーを代表するものとしてイメージさせられているのだ。
 時あたかもベストセラーとなった藤原正彦の『国家の品格』(新潮新書)は、新渡戸稲造の『武士道』を引き合いに出しながら日本人が依拠すべき「行動基準、判断基準となる精神の形」=道徳として「武士道精神」を称揚しており、教育基本法改悪を推進する保守政治家や評論家たちが、藤原の言葉をおうむがえしにしている。作家の藤沢周は「私は普遍主義の新渡戸でもなく、対極の国粋主義でもなく、あえて『侍イレブン』なる語を誤読して、実戦としての武道のやり方、勝ち方として、日本代表の二三人には『侍』になってもらいたいのである」と述べ、「頼む、侍! 侍ブルー!」などと、それこそ情緒的にわめきたてている(「毎日」6月5日夕刊「いざ決戦・侍ブルー」)。
 われわれはこうした「サムライ精神」を日本の代表チームにかぶせて、ナショナリズムを煽り立てる風潮への批判精神を磨いていかなければならない。言うまでもなく「武士道」や「サムライ精神」は、封建支配階級の人民抑圧・統合のイデオロギー体系である。人口のわずか一割にも満たない武士の、支配階級としての「精神訓」を、私たち自身の「伝統精神」としてなんでもてはやさなければならないのか、という疑問はあまりに素朴すぎるのだろうか。
 新渡戸は「武士道」を次のように説明していた。
 「我々に取りて国土は、金鉱を採掘したり穀物を収穫したりする土地以上の意味を有する――それは神々、すなわち我々の祖先の霊の神聖なる棲所(すみか)である。また我々にとりて天皇は法律国家の警察の長ではなく、文化国家の保護者(パトロン)でもなく、地上において肉身をもちたもう天の代表者であり、天の力と仁愛とを御一身に兼備したもうものである」「神道の教義には、我が民族の感情生活の二つの支配的特色と呼ばるべき愛国心および忠義が含まれている。……この宗教――或いはこの宗教によって表現せられたる民族的感情といった方が更に正確ではあるまいか?――は武士道の中に忠君愛国を十二分に吹き込んだ」(『武士道』岩波文庫)。
 彼にとっての「武士道」と神道主義・天皇制とのストレートな関係がここで明確に示されている。新渡戸はさらに述べる。
 「過去の日本は武士の賜(たまもの)である。彼らは国民の花たるのみでなく、またその根であった。あらゆる天の善き賜物は彼らを通して流れ出た。彼らは社会的に民衆より超然として構えたけれども、これに対して道義の標準を立て、自己の模範によってこれを指導した」。
 「武士道はその最初発生したる社会階級より多様の道を通りて流下し、大衆の間に酵母として作用し、全人民に対する道徳的標準を供給した。武士道は最初選良の光栄として始まったが、時をふるにしたがい国民全般の渇仰(かつごう)および霊感となった。しかして平民は武士の道徳的高さにまでは達しなかったけれども、『大和魂』は遂に島帝国の民族精神を表現するに至った」。
 「武士道」=「サムライ精神」は「忠君愛国」の情であり、それは日本の「民族精神」であるというこの新渡戸の主張は、まさに教育基本法改悪案をつらぬくイデオロギー的核であり、「サムライブルー」のキャッチフレーズがそれを通して醸成しようとする心情でもある。だからこそわれわれはこうしたキャンペーンを座視するわけにはいかない。「ワールドカップ」の国家主義的政治に対する批判を続けることをやめるわけにはいかない。
 「サムライブルー」なんてゴメンだ!  
(6月10日 坂口民雄)         

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瀬奈 優さんのブログ「イスクラ:火花」2006年06月18日

サッカーW杯の脅威
 世間は、サッカーワールドカップ一色である。オリンピックもそうだが、サッカーの国際試合となると、「日の丸」が打ち振られ、サポーターたちが「君が代」を大合唱する。中田英寿がかつて「『君が代』は戦意がなえる」というような趣旨の発言をしたとき、民間右翼が彼を脅迫するような行動に出た。普段はあまり意識しないであろう「日の丸・君が代」が全面的に押し出される。こういったファシズム的な「ノリ」に脅威を感じる。

 日本では中国や朝鮮民主主義人民共和国・韓国などを槍玉にあげて、「行き過ぎた民族主義」などとマスメディアで報道されている。しかし、天皇を賛美する「君が代」や「日の丸」を教育現場で強制している東京都をはじめとする日帝の権力者はそのようなことを言う資格はない。

 サッカー日本代表のエンブレムの「八咫烏(やたがらす)」は、神武天皇の神話に出てくる烏であり、天皇制の象徴だ。スポーツの世界にまで天皇制を持ち込んでいる日帝。それは国家権力による強制と民間反革命・右翼のテロルによって支えられている。日本労働者階級(帝国主義諸国の労働者階級)にとってこのファシズム的意識の克服は、非常に目的意識的な闘いであり、民族主義克服の重要な闘いである。

 被抑圧民族人民にとっての「国旗」は民族独立の象徴的意義を持ってはいる(もちろんそれもプロレタリア革命によって止揚されるべきものではある)が、帝国主義にとっての「国旗・国歌」は他民族抑圧の象徴である。この意識を克服するのは簡単ではないが、革命にとって必須不可欠の課題である。日本労働者階級は改憲阻止決戦を闘う中で、必ずや「国旗・国歌」意識との闘いに勝利する道を切り開くだろう。

 蛇足だが、郷ひろみが「君が代」をサッカーの試合で歌ったことがあった。『2億4千万の瞳』でも歌えばよかったのに。

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BAR「マジックドラゴン(Magic Dragon)」銚子市#6

2006年06月10日 | Dining Out(外食料理・飲物)
6/9(金)銚子市のBAR「マジックドラゴン(Magic Dragon)」に行った。5/15(月)以来6回目。

自分にあうカクテルをマスターお任せで今回も作って頂いた。来週木曜日屋外で、生ギター演奏をするらしい。予約していたサンライズ銚子に泊まった。



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インド料理「タージュ」佐倉市#4

2006年06月09日 | Dining Out(外食料理・飲物)
6/8(木)佐倉市にあるインド料理「タージュ」に行った。3/29(水)以来4回目。鶏肉は苦手だが、ここのタンドリーチキンはめっちゃうまい。今日は別のランチをオーダーした。

千葉県佐倉市大崎台1-17-23、TEL 043-481-1556、無休(月だけランチのみ)11:30-14:30(L.O) 17:00-21:30(L.O)



インド料理「タージュ」佐倉市
インド・ネパール料理「アラティ(Arati)」四街道市
インドレストラン「ナマステ(Namaste)」富里市
「カレーレストラン・シバ(千葉市)」と花粉症

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「左肩関節周囲炎」「腰椎椎間板障害」#12

2006年06月08日 | Hospital&Clinic(病医院)
6/8(木)12回目の整形外科だ。今日は先生に診察して頂き、理学療法士の先生にも診て頂いた。リハビリも再開した。ホットパック(腰)、ホットマグナ(左肩)8分、干渉波(腰+左肩)、ゴムを使った「Cuff」「Dush」、棒を使用した腕を伸ばすリハビリだ。¥750(医院)。

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新発売

2006年06月08日 | Others(その他)
今日は、新製品の発売日だった。この1ケ月間大変忙しかった。来月もまた新製品が発売される。年内にはもう1製品発売される予定である。

しかし医薬品は厚生労働省の製造承認がおりて始めてディテーリングが開始できる。また薬価も同様に厚生労働省に決められるのである。

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「左肩関節周囲炎」「腰椎椎間板障害」#11

2006年06月07日 | Hospital&Clinic(病医院)
6/6(火)11回目の整形外科だ。左肩はまだ痛い。特に上着を着たり脱いだりする時が痛い。4/28(金)以来1ケ月以上経つので、理学療法士に診て頂いた。時間がなかったので、リハビリはできなかった。週に1~2回は来るように、また次回は診察するようにも言われた。普段は時間があれば、自分なりにリハビリしている。¥2,250(医院)

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名古屋国際会議場

2006年06月02日 | Others(その他)
6/1(木)~6/2(金)と1泊2日で名古屋に行った。新製品の会議兼研修だった。名古屋国際会議場には2,000人が集合した。司会は生島ヒロシ氏、会議の最後にはアニマル浜口氏が出演した。

名古屋国際会議場には「幻のフランチェスコ・スフォルツァ将軍の騎馬像(高さ 8.3m、幅 3.6m、全長 8.8m) 」がある。1989年(平成元年)に名古屋市の市制100周年を記念して開催された世界デザイン博覧会の創造工房東海銀行館に出展されたもの。

イタリアルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが作り上げようとしたブロンズ像のレプリカ。レオナルド・ダ・ヴィンチは、ミラノ領主ロドヴィコから世界最大のフランチェスコ・スフォルツァ将軍の騎馬像製作を命ぜられ、1493年11月に馬だけの粘土像(7.2m)を完成させた。しかし、折りからの戦争でブロンズの鋳造は断念され、この粘土像もその後破壊されてしまった。
 
世界デザイン博覧会への出展に際してこの幻の騎馬像を再建させる為、1967年に発見されたマドリッド手稿や残された数々のデッサンを参考に、まず2mの原形を粘土で創作し、これをコンピューターで拡大しブロンズでは脚部が重さに耐えないため強化プラスチック(FRP)で仕上げたそうだ。

名古屋栄東急インに宿泊し、帰りも新幹線(名古屋発東京行き15:44のぞみ310号)だったが、グリーン車には騎手の武豊氏が乗車していた。6/4(日)東京競馬場11R安田記念馬番3テレグノシス等に騎乗する為だろう。

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