路地植えの柑橘類の水管理はそんなに難しくないが、それでもこれだけ雨が降らず暑い日が続くと、心配になる。鉢植えは、先日の大雨、そして連日の暑さ、どのタイミングでどれほどの水を与えるかは本当に分からない。調べると色々な情報が出ているが、意見が色々であまり参考にならない。地域もあるだろうし、つる系の果物、樹木の果物、鉢の形、土の種類によっても様々だから、経験を積むしかない。
結局は、毎日草木の状態を見て、散水するのだが、失敗することも多々あるので本当に難しい。
パッションフルーツは、収穫が終わって、剪定して冬越しさせ、鉢を少し大きくして、肥料を与え、そして葉の成長をみながら、雨風の対処をし、花が咲けば、数時間の限られた時間内に受粉作業をしてやっと実になる。そして、熟して収穫となるのだが、これを生業にしている方々は、非常に大変だろうと想像する。
たまたま、今年の我が家のパッションフルーツは、管理がうまくいったので、素人なりに成果が楽しみだが、色づき始めた最初の実を見るにつけ、これから手を抜くと、取らぬ狸の皮算用になりかねないので頑張るしかない。
上手く受粉させた実はこんなに丸々と大きくなっている。
そして、整列した実は、次第に大きくなってきた。これ以上一本の蔓に実を付けたくないので、蔓の先端を落として成長を止めた。いくつかの枝分かれには実がついているが、1鉢で10個程度に抑えている。このように上手く結実したのは、気候が亜熱帯化しているのかもしれない。しかし、夕立は無いので結局水やりが難しい。日々勉強です。