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映画館の思い出

2025年02月06日 | 毎日の話

Matt Monroの歌声を聞いていると高校時代を思い出す。

文化劇場の映画館で、土曜日の午後映画を観て帰宅したものだ。

何といっても、Mattの代表作は、「From Rusia with Love」だが、インパクトがあったのは慕情の「Love is a many splendored thing」そして一押しはThe Quiller Memorandumの「Wednesday's Child」が心の憶測として思い出の中にある。

そして、The Quiller Memorandum(日本で公開された時の題名は「さらばベルリンの灯」)、たしかリバイバルで鑑賞したと思う。そのヒロイン、インゲ役のSenta Bergerの美貌にほれ込んだ。当時の源太郎は、鉄道の音をアルバイトの金をつぎ込んでSonyのデンスケを持って取りあるめき。一人旅の高山線や北陸線の深夜の駅放送と汽車の音を現地録音し、このさらばサウンドトラックのレコードから「ベルリンの灯の音」をミキシングして、マスターテープに録音し、カセットテープにダビングして友人にプレゼントしたことが鮮明に思い出される。

いまなら簡単にできるのだろうが、当時はすべてアナログの世界だ。今思えば、鉄道関係を職としている息子や娘のDNAにはこの情報が刻み込まれているのかもしれない。その意味でもベルリンの灯は、忘れがたい曲。一度聞いてもらえれば、この音楽をバックに、ジーゼルのうなりと駅の放送が混在して聞こえるのは、たまらなく哀愁がある。

そんなことを書いているが、今日は食器棚に手を伸ばした瞬間、背中に痛みが走り、前後は動くが、左右に曲げると痛みが走る。もう、老人だから仕方ないが、こんな映画と音楽をおもいだすのだから、「ボケないぞ」と思って頑張ろうと思う。


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