暗いブログ
 



社会はグローバル化し、世界的競争力がなければ企業は生き残れない。

AIで効率化して労働力コスト削減が当たり前の世界において、

それができない企業は生き残れない

その企業の社員は食いぶちを失い、生き残れない。

世界的競争に打ち勝つ力をつけなければこれからの社会で生き残れない

そういった人材の育成が、急務である。



最近、どこいってもそんなことを言う。

企業も、有名私立中学の説明会でも。

私はそれを聞くたびに、そうかもしれないけど、すごく違和感を感じる

絶望感を感じる。

なぜそこまでしなければ生き残れない?

楽に安定して生きることができるスキームを作り上げるのが経済ではないのか。

それぞれが何らかの価値の担い手となり、それぞれの価値を交換することで

社会全体として効率よく生きることができる仕組みを作るのが経済ではないのか

社会的動物人間が種の存続のために、全体で選択した仕組みではないのか。

にもかかわらず、その仕組みによって競争に勝てないものは脱落するという構造が現実

まあ、そうならないようにするのが社会主義なのかもしれないので、私の主張は正しくないのかもしれない。

優れた遺伝子だけを残すという、種にとっては至極当たり前のことを改めてやっているだけかもね。

でもね、人間の豊かさとは何なのか?

これはずっと考えていきたいですね


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私がここ数年感じている違和感

社会人になってからずーっと感じていることでもある違和感

それは仕事観です

食いぶち、生きるための手段、そこには当然醜い争いもある

厳しい競争を打ち勝つものだけが生きる糧を手に入れることができる

仕事とは、究極そういうものである

自分が生き残るための手段である。

これが、日本人の仕事観の根底にある。

それにたいして、違和感を感じる。

それに似た価値観として、体育会系がある。

気合と根性、人間関係の読み合い、

クリアできたものだけが生き残り、あとは脱落する。

これこそが日本人の美徳、強さの根底である。

そう信じてやまないのが今の多くの日本人。

体育会系大国ニッポン、さぞかしつよく、さぞかし豊かであろう。

幼少期からそういう人間を育てる教育をしているのだから。

世界的に見ても、強靭な精神を持って、世界を牽引する人材の宝庫に違いない。



数値が客観的にものがたってくれる。

世界の競争力ランキング第30位

幸福度ランキング世界第59位

実にすばらしい。



え、クソじゃないですか。

ポンコツ大国ニッポンじゃないですか。

これが、体育会系大国ニッポンの行く末です。

体育会系とは何か?

一つの解釈に過ぎませんが、軍隊そのものです。

富国強兵の一端である学制によって作られた今の義務教育は

すなわち効率よく軍人を育成するスキームそのものである。

息子が、前へならえのならえってどういう意味?、と問うてきましたが

そこから改めて思いました。

前へならえ、なおれ、朝礼台、班…

諸々全て軍隊の決まり事です。

小中学校は、軍人育成工場です。

それが富国強兵の学制の目的です。

ガリ勉よりもスポーツが脚光をあびるのも、それに由来すると思われます。

追いつけ追い越せ欧米列強といって臥薪嘗胆、欲しがりません勝つまでは

とかいって

貧しい弱小国家が、一目置かれるために必死に頑張った、

それを実現するための仕組みとして作った学制、

これが義務教育です。

それをいまだにひきずっているのです。

もう日本は、お陰様で豊かな国になりました。

極貧から脱したのです。

でも、教育制度は、富国強兵のまま

マイナスからゼロへ持っていくのが昔、

ゼロからプラスへ持っていくのが今

でもまだ、前者的教育しかしていないのです。

これこそが、私の感じる違和感だったのです。







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最近、とてつもなくやる気がない。 仕事に対して。 その原因はズバリ、これ以上便利にならなくてもいんじゃね? と思っていることだ。 私はIT業界に身を置いている。 AIだRPAだDevOpsだIOTだの、 その全てに興味がない。 業界人なんだから興味がなくても知っとけ。 せめて非業界人に説明できるレベルの知識は持っとけ そう思うのですが まあ、一応一般教養レベルではわかりますが まったく向き合おうとしないのです。 わからないことが怖いのか、ついていけないことを認めたくないのか それもあると思うのですが、根本的に、 いらなくね? と思っているのだと思います。 もういいよ、十分便利なんだよ。 これ以上はもう娯楽の世界、 なのに血眼になってみなさらなる高みを目指し、 本当は必要ないものなのに無理やり作り出して それを獲得できなかった企業は置き去りとなって競争力を失う いまそういうことを、やってるんです。 私の業務もそう。 例えていうなら、料理人をロボットにしようぜって感じ。 もしくは冷凍食品が一流料理人が作るものと同じレベル的な感じ。 スーパーで買う冷凍食品が、銀座の高級寿司屋レベル的な。 なんでそんなものを目指すの? 最高峰の寿司食いたきゃさいとうとか行きゃいいんだよ。 それをわざわざスーパーで?いらなくね? それが私の感想。 このITバズワードたちに対する。 一応説明できますけどね、ぶっちゃけちゃんとした定義ないですよ、 って最後いっちゃう。 どっかの銀行も自動化して大量リストラしたね 結局そういうためにやってるのかね。 誰かを不幸にするためにやってるのかね。 そう思うと、まったくやる気が出ないんです。 より幸せになるために、 やってるんじゃないんですかね? この謎の競争が、とてもそうは思えないのです。 ただただ流行りに踊らされて、無闇矢鱈と 臥薪嘗胆といってやっている、 まだ日本は戦後復興 マイナスからゼロへ、の文化から抜け出せないのですね。 富国強兵、戦後復興 そんな価値観、文化から、まだまだ変わらないですね。 とりあえず、高校野球でサイレン鳴らすのからやめたらいい。 富国強兵の賜物である体育会系がまず自覚し、変わらなきゃいけない。 誠に勝手ながらそう思うわけです。 戦争しない国を目指すといっときながら、根っこは軍国主義だ。

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