こないだ長崎の雲仙に行ったのである。「がまだすドーム」⇒「道の駅ひまわり」(土石流被災家屋保存公園)⇒「大野木場監視所」(砂防みらい館)⇒「北上場町」と行きました。
この北上場町は、普賢岳の火砕流で多くの被災者を出した「定点」の近くになります。砂防みらい館から「定点」は、対岸に見えていたので近くまで行けないかと思って行ってみました。(普賢岳がどういう感じで見えるのか確かめたかった)
定点までの道は良く分かりませんでした。たぶんここから下って、さらに水無川上流ではないかと思いますが、先がどうなっているか分からないので、ここまでにしました。
定点近くから見た普賢岳です。頂上からは、少し噴煙が上がっているのが確認できます。ここからだったら「まあ、大丈夫じゃね」と思うのも無理からぬことかなと思いました。(個人の感想です)
次に、そのまま真っすぐに走って眉山方面に行くと、千本木展望所があります。
ここからも、普賢岳山頂は離れているように見えます。
しかーし、最大級の火砕流が流れた時は、千本木地区まで飲み込まれました。当時の写真を見ると、赤丸内(千本木地区)が、ちっぽけに見えて巨大な雲が迫ってきているのが分かります。事前に避難していないと、100Kmで迫りくる800℃の火砕流からは逃れられないでしょう。
火砕流は、思ったより巨大で足が速く高温です。後世に伝えることが大事と思います。
長崎県島原市北上木場町