主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆Studio Mr.Contにお邪魔して参りました。

2010年09月12日 | Guitar 関連ネタ
先日のショッカー軍団 Renegade Creationライブ観戦の際に、
ラックが完成したら一度遊びに来てください。
というcontさんからありがたいお誘いをいただいていたのだ。

そんな訳で今回 cont邸(Studio)見学ツアーが実現した。

contさんの粋な計らいで、まずはヨシさん、あっしの2名が
第一回ということでお招きいただいた。
スタジオの広さと、内容を考えて2回に分けて、
お呼びいただくとは・・・

いやいや、感謝感激雨あられ
秀樹感激!!ハウスバーモントカレーだよぉ~!!でございます。

実際に仕事の録音やデモ作成にも使われているスタジオということで、
ギターはもちろん、アンプ、エフェクター、レコーダー関連となんでもござれな
オールマイティなスタジオでした。


さすがは仕事人です。
つぼを押さえたラインナップですね。


代表的な定番モデルをしっかり押さえていらっしゃいます。(^^)
自分もそうなんですが、やはりギブフェンの代表的なモデルは持ちたいですね。
ガキのころからの夢でもありました。

さてさて、それではスタジオの話に戻って


こちらが今回完成したというラックシステムですが、
何が凄いかというと・・・・

足元のMIDI系のスイッチングシステムを2台駆使して、
アンプのセレクト、エフェクターのセレクトをほとんどをこれでコントロールできます。

アンプのコントロールは、まずはFuchs,Matchless等の4台のヘッドアンプを
切替可能です。さらにCAE 3+,Marshall等のプリアンプ4台(だったかな?)を
VHTのパワーアンプに切り替えることが可能なんです。

MIDI PatchBayを使ってループを切り替えているとのことで足元で一発切替です。

そしてエフェクター関連では、まずはストンプ系ですが、
ラックに入ったトレ―2枚の上にある、歪みものや、フェイザー、
などもしっかり切り替えが可能です。また外部へのセンドリターンも持っているので、
そこに今回我々が持ち込んだエフェクターを一時的につないだりすることも可能です。
これは非常に工夫されてます。実験的に試すのにはとても便利ですね。

そしてラック系が涎ものです。
eventide H-3000,TC G-FORCE,TRI Chorus,TC 1210,BOSS SE-70,Chandler Echo,KORG SDD-1000等、これまたすべてMIDIで切り替えが可能です。

しかも空間系は、スピーカーBOX
(SPキャビが棚に埋め込み式になっていて密封された中でマイキングしています。)
のマイクからパラって空間系はMixerで掛けているとのことです。

※ここ追記です。
SPも4種類選べるのでした。
埋め込み式のSP BOXにマイキングしたものが2個(セレッションとアルテックだったかな?)
作りつけの棚のようなものの中に入っていて、
その他にも、Sine WaveとBogner 2発(これもSPが2種類)で、
音の出口に関しても選択肢が沢山あります。
こちらはSWのほかにもSPセレクターも使われているようでした。

しかもラインの音も別系統でスプリットしているので、
ラインを適度に混ぜるなんてのもお手の物です。

ラインを混ぜたTRI CHORUSの音はほとんどLandau先生のTales From The ValgeのI Don't Careでした。contさんもその場で音源を確認しさっくりイントロをコピー・・・・の大サービス、これにはかなり感動しました。

噂のTRI CHORUS恐るべしでした。

ヨシさんが持ち込んだ Axe-Fxを色々試したり、
My 「松」ボードを試すなどあっという間の4時間でした。

contさんからは、今後の参考にして下さいと言うありがたいお言葉を頂戴しましたが、
いやいや相当のノウハウをお持ちだと思いました。

何より本当にプロユースのシステムで、
しかもそれをご自分で構築されたというから驚きです。

信号の流れに付いてcontさんから解説いただいたのですが、
なかなか一発では理解できず、
配線の仕組みやらループの作り方など、
なんで?なんで?星人になって、質問しまくっちゃいました。
その記憶を整理して今回は記事にUpしてみました。

ある意味contさんのギター小僧(機材オタク)な一面を拝見した感じですね。(笑)

contさん、お忙しい中お招きいただきありがとうございました。

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10 コメント

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ですね!! (主審)
2010-09-12 08:01:18
>りっちーさん

本当にそんな感じです。
随所にアイディアと拘りを感じさせるものばかりで感心しっぱなしでした。

このテレキャスが曲者です。
Nashのものなんですが、音はいいんですが、本当にストレートなサウンドなので腕が丸出し・・素っ裸で繁華街に出る感じなんです。(爆)
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これは (りっちー)
2010-09-12 04:28:45
やはりプロの現場って感じですね。

テレキャスを弾くcontさん、キマってますね!

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そうなんすよ! (主審)
2010-09-11 23:16:37
>やまさん

大事な音の出口について書き忘れてました。
そうなんですよ。
最終的には入り口から出口までがすべてですからね。

非常によく考えられたシステムでした。
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おつです! (主審)
2010-09-11 23:15:01
>ヨシさん

お疲れ様です。
いやいや、雰囲気ばっちり伝わりましたよ!!

自分は機材面でとにかく非常に画期的なシステムだったので整理させていただいちゃいました。(笑)
人のシステムなのにねぇ。(^^;;

いやいや規模こそ全然違いますが、いろいろ参考になる点は多いですからね。

あれだけ色々繋いでいるのに、ノイズが少ないことと音量レベルがそろってるのが驚異的でしたね。

そそ、分電盤とか作りつけのKB収納机とか機能的ですよね。
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もろもろっす (やま)
2010-09-11 21:21:00
>contさん
アイボリー・パンツ、おされっす!
確か以前、2種類のSPを使って録ったデモ演奏を聴いた時、ゲース音連発でチキン肌立ったのを思い出しました。機会ございましたら宜しくお願いします。

>主審
SP&キャビ情報ありがとうございます。AMPだけじゃなく、SPキャビもチョイスできるなんて素敵です!!

>よっさん
あはは!ゴメンナサイ!他意はなく率直な感想でした。どうか気になさらずに。
画像もノウハウ流出に気を使ってかピンボケだったし(笑)多分、contさん太っ腹だから大丈夫だと思いますよ。それに主審なんてクッキリ写ってます~(笑)
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おっと、やまさん... (魂のヨシ)
2010-09-11 18:16:46
もーしわけないですねー私のは分かり辛い解説で...そうですか、そうですか、がっくし...言われちまいました(笑)雰囲気だけ伝えよう作戦だったんですけど。内容は主審さんの記事通りです。たぶん詳しく書いてくれるのかなぁと...毎度の人の褌で相撲っす(^^;

主審さんお疲れさまでした。貴重な体験させて頂きましたよね。
シールドを抜かないでアンプヘッドの切り替えは最高ですね。特徴や持ち味が良く分かりますものね。
仰る通り出来たらいいなぁ~が全て実現してましたし、こんな音欲しいなぁ~が作れてしまうシステムが凄い!!!
それとヴィンテージペダルの音ってなかなか聞けませんからこれまた収穫でございました。


部屋に業務チックな分電盤はなかなかありませんよね...すごっ。
まだRobbenくんフレーズとI Don't Careが頭のなかでくるくるしております(笑)
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ありがとうございました。 (主審)
2010-09-11 17:40:22
>contさん

お疲れ様&ありがとうございました。
いやいや、こんなこと出来たらいいなぁ。
をほとんど実現しちゃってるシステムに驚きました。

瞬時に色々なシステムを切り替えて比較できるというのはこのシステムの最大の強みだと思います。
限られた時間の中で効率よくアイディアを具現化していくために、マルチエフェクターのパッチ切替の要領でアンプやキャビの組合せまで比較できるってのはちょっと驚きでした。

自分も手持ちのラックを少しいじってみようかなんて思っちゃいました。(笑)

また、色々教えてください。

「松」ボードお褒めいただきありがとうございます。Fender Amp仕様なんでやはり他のアンプだと狙った感じにならなかったですね。(^^;;

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おわかりいただけましたか! (主審)
2010-09-11 17:36:10
>やまさん

そうなんですよ!!
それがすべてレコーディングにつながってるところが素晴らしいんですよね。

contさんの豊富な経験から考えられた色々なアイディアが詰まっているこのシステムただものじゃないですね。

おっと、SP関係にあまり触れていなかったので後で追記しておきます。
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あつい一日 (cont)
2010-09-11 14:05:27
ども、暑い中お疲れ様でした。
主審さんのボード、完成された音でした。
小屋にFenderアンプがあれば、どこでもあの音が出せるのは、大変強みですね。

次回はやまさんと、りっちーさんですね。
遠いですが、お待ちしております。
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すげーx1000!! (やま)
2010-09-11 11:32:56
よっさんのレポでは今一よく解らなかったんですが、
AMPの切り替え、エフェクター音の切り替え&MIX、LINEのMIX等、簡潔明瞭に出来、その一連の音声信号がDAWにいくようなシステムをContさんが構築したというのが解りました。しかも、ハイクオリティ音で。
究極の自学自習というかすげーなんてもんじゃないっすね!

CDアルバムでのハイクオリティなトラックも、このStudioで録ったということがこの雰囲気で伺えますね。
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