主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今年最初の日本代表戦

2006年02月11日 | Soccer
スタメンは、海外組みは召集しない国内組み中心ということで、あっしの予想通り、久保の1トップに2シャドーで満男ちゃんと伸二がWボランチは遠藤・福西両サイドはサントス・加地に3バックは中澤・宮本・田中誠で、GKは川口だ。格上でフィジカルの強いアメリカ相手に中盤を厚くしようとする意図だろう。

ゲーム開始直後は完全な日本ペース!しかし15分もするとアメリカ本来の強さが出てくる。おそらく最初は様子を見ていたのだろう。そのご後は早いぷレッシングとサイド攻撃から高さを生かした攻撃を始めると、日本はルーズボールに触れなくなり完全に防戦一方だ。
慣れない野球場のピッチに足を滑らせ、動きもなんだか重い感じのする日本は、ドノバンを基点に中盤から再三再度を使っては波状攻撃をしかけられる。ボールを持っても、プレスがきつく遠くへけりだすことしか出来ない悪循環になってしまう。。やはり中田・中村クラスのキープ力を持つ選手がもう少しでてこ無いとこのクラスの相手には通用しないのか?・・・前半24分にはポープに、39分にはディンプシーにゴールを決められてしまう。その後も日本はチャンスを作れず、アメリカが2点をリードして前半を終えた。

 後半久保と遠藤に変えて巻と佐藤を投入し、3-6-1から3-5-2の2トップに変えて巻き返しを狙った日本だったが、後半5分に不用意にCKからアメリカに追加点を奪われてしまう。しかし、この一点は非常に痛かった、メンバーチェンジ直後のマークのズレなのか?なんかやらなくてもいい点に思えた。3点のリードを許した日本は、田中と福西に変えて長谷部と阿部を投入。システムを4-4-2に変えて攻撃に出る。後半15分に加地のサイド突破からセンタリングを巻がダイビングヘッドで1点を返すと、アメリカの運動量が落ちてきたこともあり、日本がチャンスを作るようになる。終了間際にCKから中澤がボレーシュートを決めて1点差に迫ったが、あと一歩及ばず。。。後半開始直後の失点が悔やまれた。

終わってみれば3-2後半途中からやっと日本らしさが出たゲームだったが、アメリカも後半はメンバーチェンジを行い若手にチャンスを与えたようにも見えた。

ジーコジャパンは、ワールドカップイヤーの初戦を飾ることができなかったが、シーズン初戦でしかも格上のアメリカということでいいオーストラリア戦に向けてのシミュレーションが出来たのではないか?やはり中田・中村がいないと小野一人ではどうにもできないこともよくわかったし、1トップはまだまだ練習が必要ということもわかった。しかし、巻の得点や佐藤のいい動き、そして、初キャップとなった我らが浦和レッズ主審一押しの長谷部選手が初代表戦にも関わらず伸び伸びといいプレイをし、素晴らしいスルーパスでシュートチャンスを作り出したのは大きな収穫だろう。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (berry)
2006-02-12 22:20:28
ジーコは、かなり、いらついてないですか~?

今一つ調子が良くないですね。
返信する
そうですね。 (主審)
2006-02-12 22:28:13
>berryさん

ジーコ監督は負けず嫌いですからね。(笑)

どんな状況であれ負けたくなかったのかもしれませんね。

これから調子を上げていく準備の為の試合なので結果は余り気にしちゃいけないのですが、世の中(特に新聞)とかは厳しいことを書いているようなきがしました。サッカーにたいする認知度のせいなのかなぁ?マスコミにはもっとサッカーのわかる人が増えて欲しいですね。
返信する
結構面白かったです。 (やま)
2006-02-13 14:15:24
防戦一方の前半を見ていていやになりかけたんですが、フォーメーションを変えたり、メンバー・チェンジを行って新メンバーを使うとか、ジーコの積極的な采配が光り、結構面白かったですん。次は平山を招集して使ってみたいっすねん。
返信する
ですよね! (主審)
2006-02-14 00:16:15
>やまさん

負けててもそれも楽しく見られちゃうタイプなので・・(笑)

いやいや、悔しいんですけどね。明らかにフィジカル・コンディションの差がでてましたしね。後半はアメリカもメンバーを落としてきたように感じました。

平山はあの若さでそこそこ結果を出し始めてるんですよね。何故筑波大学なのか?と思ってたらあっという間にオランダへ移籍しちゃいましたね。久保と平山のツインタワーとか、平山と田中達也なんて組合せが早くみたいですね。
返信する

コメントを投稿