主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆ Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / SP-B-02NT Lockable Bridge Titanium Saddle Nickel

2019年02月03日 | Guitar

先日のAORセッションにも持ち込んだGreco EGF-1200

若干2弦3弦のオクターブ調整が甘い事、それと弦交換時にセッティングがばらけてしまう、
ABRの弱点を改善するために、
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / SP-B-02NT Lockable Bridge Titanium Saddle Nickel
 

を導入してみることにした。

こんな製品だ。

■ギター用ブリッジ
■チタンサドル
一つ一つの音がきれいに分離したメリハリのあるサウンド。特にコードワークにおいて、和音の響きを聞き取りやすく、歯切れのよい軽快なバッキングをクリエイトします。
■ニッケル
■FreedomCGR 「Lockable Bridge」は、ABR-1タイプ・ブリッジが持つ大きな構造的弱点を改良し「機能性」「音質」を飛躍的に向上させる事を目的にデザインされたものです。また、音色に影響のある「Lockable Bridge」の重量に 関しては、「ABR-1自体の持つ音色」に対する重量による変化を最小限にする為、ABR-1とほぼ変わらない重量で作られています。
■「弦交換時のセッティング」
ABR-1は、ブリッジ本体と弦高調整用サムナットが弦のテンションによってのみ固定されているので、弦を緩めるとブリッジを押さえつける力が無くなり、ブリッジは簡単に外れてしまいますし、ブリッジ下の弦高調整用のサムナットが動いてしまい、せっかく調整した弦高を弦交換の都度、調整しなおすという結果を生みます。
■「パーツ類の共振」
ABR-1は、弦に接しているブリッジサドルがリテイナー(ワイヤー)によって押さえつけられているのみで、固定が不完全である為に、弦を弾いた時サドルが振動してしまい、共振・不要な振動ノイズを発生させてしまう事があります。この不要な共振はナチュラルな弦振動をスポイルし、そのギターが本来持っているサウンドを奪い、サスティーンを奪ってしまう可能性があります。
■FreedomCGR「Lockable Bridge」ではこの部分に下記3点の改良を施しました。
1、ロック・キャップにてブリッジ本体を完全固定。
2、リテイナー固定方式を使わず、「オクターブ調整ネジによりサドルを半固定」。
3、オクターブ調整ネジの軸受けには「樹脂製ワッシャーを使用」し、オクターブ調整ネジを半固定する。
この三段構造により、パーツ類とブリッジ本体のガタつきを排除し、
①「弦交換時のセッティング保持」
②「パーツ類、本体の共振を抑え音質を改善」する事が出来ました。
更にこの改良によって、より細かなオクターブ調整が可能になりました。
■「無加工にて交換可能」:ABR-1搭載ギターであれば、付属の「インチ規格対応ロック・キャップ」を使用するだけで無加工にて、お持ちのギターに「Lockable Bridge」を取り付け可能です。

無加工で取りつけられそうだということ、パーツをしっかりロックすることで弦振動をしっかりボディに伝えてくれる。
このあたりに凄く魅力を感じました。

まずはオリジナルのパーツを外します。
弦を緩めるだけで簡単に外すことが出来ます。

新しいブリッジを付けます。
今回はスタッドのネジは面倒なのでそのまま流用することにしました。

弦高を合わせオクターブチューニングを行ったらマイナスドライバーでブリッジを固定します。

これで弦交換を行っても外れないしズレません。
なかなか良くできてますね。

え?サウンドの方はどうかって?
以前より弦の鳴りを感じるのと中高域がいい感じで出てます。

フロントPUの音が締まった感じですね。

Greco FGF-1200 ちょこちょこ使ってみたくなってきました。



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