◆今日の通勤CD[Rain In My Life/Bill Labounty]

前後しますが、79年リリースのこのアルバム

実はあんまり聴いてなかったんですね。だから印象無くって・・(^^;;　昔ちょこっと聴いてお蔵入り状態でした。改めて聴いてみるとなんか南部臭いって言うのか泥臭いって言うのか、ブルース色が強いんですかね？前作とも、この後のアルバムともちょっと違う感じがしますね。参加ミュージシャンの個性によるところなのでしょうか？R&BっぽくてJAZZっぽい感じがあんまり無いんですよね。ただ、AORの王道ともいえるような曲もあったりして、全体的にはアルバムの統一感に欠け、ちょっと曲の雰囲気がまちまちのような感じがしますね。ところが前述のとおり 5.I'm Hurtin' なんてめっちゃAORしていて曲も凝ってるし、アレンジもツボにはまっちゃいますね。これベストトラックですね。ちょっとフリーソウルっぽいっていうか、エリック・タッグなんかにも通じる作風ですね。サビはベタベタのこれぞAORメロディ！！って感じで泣かせてくれますしね。いいですこれ！！！ 7.What About You はメロディがとてもきれいですし、10.Little Rivers なんかとても美しいバラードですね。この３曲はかなり洗練されてていいですよね。次作への予感を感じます。Producerは引き続きJay Senterですね。サウンドもいいですね。ドラムの音とVocalにピアノにかなり素晴らしいと思います。ただ、部分的に聞かれるギターのリバーブ等の空間的エフェクトは、ちとセンス悪いかな。(笑)プレイヤーの問題か？

Drums:Jack White,Roy Yeager
Bass:David Jackson,Jack Williams,Reggie McBride
Guitar:Ron Culbertson,Steve Gibson
Keyboards:Randy Hart,Shane Keister
Sax:Jim Gordon
Percussion:Mike Harvey
Harmonica:Tommy Morgan
Background Vocals:Marcy Levy,Randy Hart

1.Dancin' Tonight
2.Trail To Your Heart
3.Isn't It A Cry
4.Drops Of Water
5.I'm Hurtin'
6.Sometimes Love Songs Make Me Cry
7.What About You
8.Clap Me In Irons
9.To Hear The Band
10.Little Rivers