台風と前線の影響で関東地方に河川の堤防決壊などによる水害が発生。
NHKは定時の番組を取りやめて状況を逐一報道。
広島で土石流により最大の犠牲者が出た災害の記憶がまだ新しい中の災害。
「数十年に一度」の枕詞で伝えられることが、今年、どれほど聞いたことか。
外国人に聞くと日本の川は滝だと、以前、耳にしたことがある。
まさにその通り。
地球温暖化によることかまだ判断は難しい。
だが、識者の予想ではこれからの日本、こういう災害がもたらされるだろうと。
翻って、国会もいよいよ会期末。
安倍首相は戦争をするためではない。むしろ日本を守るための抑止力になるのだ、と。
こういう災害に強い国土を作るのが先決では。
災害の犠牲者にはもっともらしい哀悼の言葉を口にするが、
実際、首相の政策としてこの現状をどういう思いで見聞きしているのか。
いまだ、首相の言葉でどうする、は、聞いたためしがない。
総ては関係省庁に迅速な対応をするよう指示してある。
それだけ。それなら首相でなくてもできる。
これから水が引くにつれ被害の全貌が見えてくる。
いまだ水没したままの田畑。
まさに収穫の秋のこの災害。
生産者はもちろん、消費者にとっても生鮮野菜の高騰など生活を直撃するだろう。
自治体の対応は限界に近いだろう。
政府の早い対応を願うのみ。