今まで、この欄で首相と肩書きを付けて批判してきた。
今日の参院の有様をTVニュースでみた。
今後は、もうその必要もないかもしれないが、
安倍と呼び捨てにさせてもらう。
昨夜、特別委がなかなか開かれず、外務・防衛大臣は着席していた。
かなりたってから安倍が席についた。
表情が以上に思えた。口角を少し上げ、笑っているような印象だった。
が、どこか不気味な複雑な印象を受けた。
野党が、国会の外で国民が騒ごうがいっさい関係ない。
やることはやる。そして、数があるから不可能ではない。
その余裕が表情に表れたのかもしれない。
憲法を踏みにじり、国民に丁寧に説明といいながら
国会での答弁でも、指摘されると撤回する。
当然撤回はありえる。
しかし、金科玉条のごとく「ホルムズ海峡の機雷」といい続けたことを、
そのような事実はないと指摘され、しぶしぶ撤回。
統合幕僚監部の資料も、白を切っていたが、後日、委員会に提出。
だが、その中身についての説明はない。
統合幕僚長の訪米時の発言は相手との約束だから明らかに出来ぬと。
そもそも、国民に対し説明したのは、母子が米国艦船に乗った絵を示し、
この状態で自衛隊が何もしなくていいのか、と、国民に迫る。
しかし、当の米国は日本人を乗せるなどないと。
続いて出てきたのは、自民党の動画で「アベがいじめられているときアソウが出てきて、
助けてくれる」
と、子供だましの茶番。
世論調査でも8割の人が政府の説明不十分と。
反対ばかりでないのは、世の常。
賛成者は、領土を奪われたらどうする?と。
100%ないとはいわないがどこが日本に攻めてくる。
北朝鮮と中国が頭にあるだろう。
もう揉め事は話し合いで解決する。
それに徹するしかない。
民主党政権下で、尖閣を国有化した。
それに反発して中国の沿岸警備の艦船が領海侵犯を繰り返す。
そのことで安倍は中国首脳と外交交渉をこの間一度でもしたか?
国際会議のついでに習近平氏と握手しただけ。
あのアメリカでさえ両面性はあるにせよ外交交渉で何とかしようとしている。
安倍はアメリカと手を携えて軍備を増強し、「どうだ」といえるようになることが夢だ。
疲れたからこの辺でやめる。