思った通りだ。
二階が党規約改正を言い、安倍の任期を三年延ばした。
この時からポスト安倍に向かいそれぞれが動くことは自明の理だ。
岸田が、石破が、野田が準備に入った。
岸田は党役員だ。
安倍の務めが三年となれば今のうちに動かないと。
党役員の肩書をフルに使い自派の拡張に動くだろう。
石破は総裁選で得た地方票に自身を得たか。
野田は派閥も視野に動くか。
が、女性派閥など自民党に望むべくもない。
三年後の推薦人確保が当面の課題か。
いずれにせよ安倍が執念を燃やす「改憲」は、公明党が嫌がっている。
自民党内にも改憲に批判的な向きもある。
この時期になぜ改憲か?
各種世論調査でも賛成派多くない。
いくら祖父さんの悲願とは言えそこまでやるのはどうなのか?の声は少なくない。
そしてなりふり構わず臨んだ沖縄県知事選。
八万という大差と、玉城氏の得票がこれまでの知事選で最高の数字。
安倍にとってこの選挙が必ずしも重大視していたかどうか疑問だ。
アメリカにいい顔するためには勝利は必要だったかもしれない。
玉城より佐喜真のほうがやりやすいのは事実だが、これまで翁長氏とやり合った無法ぶり。
何をしでかすか判らない。
安倍の考えか、他に「軍師」でもいるのか?
来年の参院選がどうなるか。
安倍の出番があるかどうか、それによって結果は大きく左右されるだろう。
野党共闘がどの程度進んでいるか報道されないが隠密裏に進められているだろう。
二年前にその力が証明されているから。
民進党がなくなり希望だ、立憲だ、国民だと出てきたが誰が誰と協同するかだな。