北海道のとある町。
農家に嫁の来てがない。
町の人口も減少の一途。
そこで農家の男をイケメンに仕立ててSNSで発信しようと考えた。
朝から晩まで畑に出て土と格闘している毎日では適齢な女子と出会う時間などない。
ある男いわく、僕は草食系ですかね。イヤ、断食系か。と笑っている。
心なし自虐的でもあった。
かつて昔、農家に嫁の来てがないと大いに騒いだことがあった。
今と違いトラクターだの自家用車さえない時代だから同じ農家の娘も農家だけは嫌だと。
サラリーマンにあこがれた。
今は機械化されているがそれでも出会う場所がない。
誰かの歌の文句にあったっけ。
「喫茶もねえ!」こんな村いやだって。
まあ、とにかくそんな企画で女子を呼ぼうってわけだが・・・。
当の男子の腰が引けているような。
今の女ははっきりしているから何か気に入らなけりゃ即離婚だ。
昔の文句にこんなのがあった。
「おこりゃふてるし、たたけば泣く。殺しゃ夜中に化けて出る」って。
そのほうがまだかわいげがあるか?