とらいさぽーと

子どもの自主性

自分で学校の用意や宿題や、自分の部屋の片づけをしてほしいけど、

いつまでたってもできない。

その都度言わないといつまでたってもしようとしない。

「早く~しないさい!」

「何度言ったらわかるの!」

ついつい、声を荒げて子どもを叱ってしまう。

あなたのために言っているのに、どうして分かってくれないの‼

      

子どもは自分のために言ってくれているとは思っていないかもしれません。

叱られるから、宿題をする。

叱られるから、片づける。

本当は、その活動が自分にとってプラスであると本人が思うことができればいい。

どうしたら、そう思えるのでしょう。

その子の好きな活動は何か。好きなものは何か。こだわりグッズはあるのか。

まず一つ、宿題が終わったら、次はゲームをしてもいいよ。

まず一つ、荷物を片づけてから、次は好きなおやつを食べていいよ。

その際、子どもが確実にできるところからスタートする。

算数プリントが終わったらゲーム(時間は決めておきましょうね)、

カバンを片づけてからおやつ(一皿にしておきましょうね)、

口頭でなく、見てわかるように提示します。

好きな活動の前に何をするのか、その子がわかるように。

文字でもイラストでも写真でも現物でも、提示の仕方は子どもがわかるように。

それぞれの家庭でそれぞれのルールがある。

ルールやマナーは家族それぞれが居心地よく過ごすためのもの。

まずは一つ、「~が終わったら~」で決めたことを通します。

親子で負担なく、必ずできることからはじめるのが続けるコツです。

「~しなさい」の命令ではますます関係性が築けなくなってしまう。

今は何をするの?何からするの?

口頭ではそれくらいにしておきましょうね、でないと提示する意味がないです。

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