切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

無理やり終了

2008年06月28日 | お仕事

終電ギリまでかかったけど、なんとかお仕事終了
明日は出なくてもよくなりました
「とにかくやった 」ってだけで、纏め作業は残ってますが

そんなことより (

いつも持って入ってる保温機能付の水とうが壊れて・・・
カバンの中が大水害だったんですよ

お財布もカード入れも化粧ポーチも煙草入れも水没
みんな、お茶色の(ナカミはウーロン茶だった)茶色に染まってるし
コインもお札もカードもシケシケしてるんですよ~

携帯はなんとか無事でホッとしましたが

明日はお財布買いに行かなきゃ



ま、でも、半日は確実に爆睡予定ですが

裏切りの闇で眠れ

2008年06月28日 | 映画

明日も休日出勤な金曜日ですが・・・
(というか、日にち変わっちゃいましたが)
それはさて置き ( いいのか )、放置してた映画の感想を します

早いトコ書かないと、忘れちゃう


こないだ、マスターに話し忘れたって書いた「裏切りの闇で眠れ」。
2週間夜2回のみ単館系の映画館で上映してた映画です


         
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フランスのギャングもので、ハードボイルドな映画でした
舞台は現代のパリ。
暗黒街を仕切る顔役クロードの元で仕事をする男たちの話。
相棒とともにクロードの仕事を請けたフランクは、その完璧な仕事振りを
クロードから信頼され、組織に入らないかと誘われるんだけど、
「オレは一匹狼が性に合う」と断ります。
そんな中、組織の一員から密告されたクロードは警察に捕まり、
3年間の監獄生活を送ることに。
クロードのいない3年の間。
組織内では今の地位を守ろうとする者、
クロード暗殺し、自分がのし上がろうとする者、
また、クロードがいるために手が出せなかった外部の者たちが
それぞれに自分の思惑を成就しようと暗躍し始めます。
そんな中、フランクもまた身の振り方を迫られ・・・
最初は組織の一員でもないので、放置することにしてたんだけど、
信頼厚い(自分も別に嫌ってはいない)クロードを殺す側につくことに決めます。
理由は、「金のため」。そして、クロードが仮釈放された日に彼を殺します。
クロードとともに、クロード側についた男たちも殺されて。
その後、「クロードを殺す側」の男たちがフランクを殺しにくるんだけど、
フランクの豪華なマンションはきれいに片付けられた後。
事態を予測していたフランクは既に、ひとり、海外逃亡ていたのでした。

話はこんな感じ

派手な映画ではないんだけど・・・
裏切りにつぐ、裏切りの世界で、生き抜くために何が必要か?を
カラダで理解しているフランクが超クールでカッコよかったです

フランク、生きるために、なにものにも執着しないんですよ。
人にも、物にも、精神なものにも。
なにかに執着することは、弱みを作ることだから。
非情な、絶対的な「孤独」を選択してるの。
でもって、それに押しつぶされることも疲れることもなく、淡々と生きてる。
必要とあれば、誰でも殺すし、でも殺しがスキなわけでもない。
暗黒街で生きるための選択に過ぎなくて、でも、選択したら迷わない。
それなのに、非人間的で冷たいってわけでもなくて。
柔軟にビジネスの話をするし(冷酷すぎて相手から嫌われることもない)
相棒が結婚するときもとても心配してたし(相手が軽いから)
相棒の奥さんが浮気したときも、ヤツには絶対言うな、相手を探して殺すからって、
相棒を気遣って進言したりする。
でも最後はひとりで逃亡。
それも生き抜くための選択。

全く感情がないわけじゃないのに、ベタベタしない。
デフォルメされた「非情」じゃなく、でも決して軽くはない「非情」と「孤独」。
主役のフランク(ブノワ・マジメル)が選択した演技、すごく好きかも

酒と煙草と殺しと女。
残酷な拷問シーンも誇張された感もなく、ごく普通にあって、R-18指定
フランスっぽくてとてもよかったです

「仕事相手」に、いろんな人種がでてくるの。
スイス人、アラブ人、イタリア人、ギリシャ人、中国人・・・。
パリって人種の坩堝なんですね~  意外だった

主役のフランク(ブノワ・マジメル)、クリムゾン・リバー2でレダ役やってた人です
スズメバチって映画(フレンチ・アクション)にも出てるらしい
見てみたいなぁ・・・