かもめ見聞録

奇跡の炎上大王バーンをなま暖かく見守っていた、千葉ロッテ応援日記。

大阪のオバちゃん…

2006-11-01 00:00:01 | 雑記帳
今日で、大阪市営地下鉄の定期が切れるので、いつもよりも10分ほど早く家を出たのです。
定期券の購入申込書に必要事項を記入し、窓口に並びます。

私の前には50代前半くらいのオバちゃんがひとりいるだけです。

ところが…
このオバちゃん、定期を買うのが目的ではないようです
鼻息も荒く、窓口の事務員さんに何かクレームをつけているのです。
その手には2枚の見慣れない切符のようなものを持っています。

『この券な!ウチの母親の財布から出てきたんやけどな!ほら!ココに伍拾圓って書いたあるやろ!?コレ、使おう思て、さっきの駅員に言うたら、使われへん、言いよんねん


うちの母親て…
いったい、いつ発券されたものなんだ?
どうやら、半世紀以上昔に大阪市から支給された何らかの券のようですが、駅員にそれは使えないと言われて、収まりがつかず、定期券売り場の職員に文句を言いにきたようです

オバちゃんの猛攻はまだ続きます…

『おかしいやないの!同じ大阪市が出したもんやろあんたおかしいと思わへんか

『いえ、私もこんな券初めて見ますので…』

『初めても何も、あんたんトコが出したもんやないのちゃんと責任持って対応しーや



オバちゃん…
別にここの定期券売り場から発行したわけじゃないんだけどね…

いつの間にか、私の後ろにも3人並んでいますが、皆さん一様にイライラした顔をしています。

ん~
典型的な『大阪のオバちゃん』ですね~

ちょっと、後ろ振り返れば、かなり迷惑かかってるコトもわかると思うんですが、ヒートアップしたオバちゃんは、まるで一顧だにしません

『空気詠み人知らず』の称号を差し上げましょう(≧∀≦)ノ♪

結局、騒ぎを重く見た駅員2人がこちらへ近づいてくるのを、背中で敏感に感じ取ったオバちゃんは (そういう空気なら読めるんだね…(;^_^A)

『アンタじゃ話にならへんわ!行政に訴えたる!!』

と捨て台詞を残して、立ち去りました。
じゃあ、最初からそうしろy


この騒ぎで電車を2本乗り逃がした代償として、私は一つの真実を手に入れました

ソレは何かと言いますと…
私は以前、このように考えておりました

あのオバちゃんにも、かつては、花も恥じらう可憐な少女時代があったハズなのです

それが、かくも無残に変貌を遂げてしまう背景には、戦中・戦後の厳しい生存競争を生き残ってきた強靱なバイタリティがあったのではないか?

戦前に美とされてきた、慎ましさ、謙虚さなんてものは、生き抜くのに障害にしかならなかったんじゃないか?

あのオバちゃんたちも、形に残らない、戦争の犠牲者なんじゃないか?

と。


しかしですよ?
もう、戦後60余年を数え、戦争を知るご老人方は少なくなってきた昨今。
時代は確実に変わっているというのに、『大阪のオバちゃん』は、ずーーーっと健在です。

これはナニを物語るのか?






結論:
戦争とか関係ねーな(≧∀≦)ノ
オバちゃんは、いつの時代もオバちゃんだ!!


ということです
大阪という土地に住む限り、可憐な少女もいつかはああなってしまう可能性が高いのです



大阪在住のご婦人方…



どうか気をつけてください…



『空気詠み人知らずなオバちゃん』の足音は…



ほら…






貴女のすぐ後ろに……

なんだ?このシメ方は…


《今日のプロチ》

  内海(兎)
  福盛(鷲)
  番長(檻)←カヴリ

84連敗ですか…
そうですか……_| ̄|○



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コメント (9)
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