寒さが和らぐ頃になると、里山の朽木の根本を見て回ると、
エノキダケに遭遇することがあります。
地域ごとに呼び名が変わりますが、
野生のエノキダケを“寒茸”と呼ぶこともあって、
寒さにはめっぽう強いキノコです。
土に埋まった朽木から凍ったエノキダケを摘み取り、
水道水で洗うと、すぐに柔らかさを取り戻して、
台所はエノキダケ特有の芳香が充満します。
スーパーのエノキも香りがありますが、
天然モノは市販品の10倍くらい香りが強く感じます。
市販の様に真っ白なものではなく、
傘は茶色で茎の根本が真っ黒なので、
同一品種だとは思えません。
しかし天然モノは市販品よりも相当に味が濃いので、
一度食べたら、市販品には戻れない味があります。
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