癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

重粒子線治療準備(1)・・固定具作成

2013-07-07 09:30:10 | 日記


またまた散歩の途中である。
今日は暑い!朝から暑い!こんな時に散歩など自殺行為である。それでも、健康のために歩かなくてはならない。・・・駄目だ!緊急避難・・ミスドだ!

さて3月某日、いよいよ始まる照射の準備のために2日間通院をした。初日は、家族にも説明があるようで・・かみさんに仕事を休みにしてもらった。
まず、病院で採血、採尿、心電図、X線撮影を行った。
その後、重粒子線医学センターで固定具の作成をした。
下着は薄いスパッツを着用し治療台に乗ると、温めた軟らかいプラスチック?の板を腰のあたりにのせ、3人がかりで押し付けて型どりをする。ピッタリ押さえると霧吹きと団扇で冷やし始める。高度医療の現場で、「霧吹きと団扇」妙な取り合わせである。『色々試してみたんですが、これが一番!』との事である。
セットで、足首の位置を固定する「足枕」も作成した。



重粒子線医学センターは照射設備を備えた大きな設備で待合室もホテルのロビーのようだ。

癌の治療設備であるため、ご主人に付き添う心配そうな奥さまが多い。
『○○さ~ん』と呼ばれたので・・・ふと見ると・・かみさんはリクライニングの椅子で・・寝てた。
初めての○○医師から重粒子線治療について、特にリスクについて詳細説明が50分程度あった。35才位だろうか・・ちょっと変わっているが、真剣に説明してくれるいい感じの医師だ。
治療が始まると、「飲酒禁止」「運動禁止」「温泉禁止」だ。自転車とバイクは一生乗ることが出来ない。俺は大丈夫だろうか?・・・かみさんは、寝起きでぼ~としてる。

女性看護師から説明があったが、とても丁寧で感じがいい。
また、明日も事前検査がある。
・・・(つづく)