癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

重粒子線治療を選択した理由

2013-07-28 20:58:00 | 日記

重粒子線治療を受けて、今は経過をみている状況であるが、重粒子線治療を選択して良かったと思っている。

実は、昨年8月に癌告知を受けて、暫く迷っていた。
丁度、実家に帰る機会があり、親戚が集まったが、兄嫁と従姉が癌を経験している。2人とも完治しているが・・『早く切れ!』・・周りの親戚も声を揃えて『直ぐ切れ~!』の大合唱である。

選択肢は、
①重粒子線治療
②ダビンチによる手術
③腹腔鏡手術
④手術
⑤ホルモン療法
などなど・・・

先ずは、根治出来る事が第一条件であるが、どれも絶対はない。
ダビンチは、東京都内の病院に入院することになる。手術をすれば、尿漏れや男性機能喪失などなど・・
重粒子線は、手術と同じ治療成績であるが、切らない分、体の負担が少ない。
それに、費用は掛かるが、治療しながら仕事が出来る事は大きい。それが最大の理由だろう!
医師との相談でも「仕事をもう少ししたい」と言った。
・・でも、大きな声で言えないが、本音は・・痛くない事・・か。
何と言っても、通える距離に重粒子線治療が受けられる施設があった事が幸いであった。






重粒子線治療開始・・5日目

2013-07-28 17:15:00 | 日記
「はな」・・娘なのに

治療5日目である。
調子が悪い!・・寒気がする・・吐き気がする。下痢だあ~
なんとか、重粒子線センターにたどり着いた。体調が悪くても、治療には問題ないだろう。
柳○○○似の看護師の○○さんが心配してくれる。ここの医師も看護師も親切だ。
治療は無事終了した!

着替えて、出社したが、食欲なし。途中でサンドイッチを買って来たが、食べられない。
それどころか、吐いてしまった。飲み過ぎで吐く以外で吐くのは、いつ以来だろう?
とても仕事にならず、掛かり付けの内科医で点滴を受け帰宅。何も食べられず・・寝た・・よく寝た。
・・感染性胃腸炎・・かも・・



重粒子線治療開始・・4日目

2013-07-28 14:09:00 | 日記
「木曜日の朝」のパスタ・・旨い!

しばらく、本題から外れ旅行やらグルメ日記になってしまった。

本題に戻ろう!
治療4日目(火曜日)である。
月曜日は治療がないので、土曜・日曜を含め3日間治療がなかった。
今週も朝一番の9時30分治療開始の予約にして貰っているので、午後は仕事ができる。この配慮は有り難い。

いつもの通り8時半に到着し、着替えをして準備万端!
毎週火曜日は、医者の診察がある。9時15分に診察室に入った。感じのいい若い医者である。

『お酒と温泉は止めていますか?』
「止めてます」
『血便・血尿はありませんか?』
「ええ~、大丈夫です」
『ダルさ、痛みはありませんか?』
「あ~、そう言えば!・・あのダルさは副作用ですか。肛門の奥の鈍痛も」

照射時は、何の痛みも感じないが、内部はかなりのダメージがあるようだ。
以前に書いたが、患部に粒子のブラッグピークを合わせてガン細胞を破壊する訳なのだが、どうしても周りにも影響があるのだろう。
まあ、この程度は、しょうがない!
10分弱の診察と言うか、このヒアリングは、患者にとっては不安解消になる。

いつもの通り、9時半過ぎに治療室に入り・・・今日は順調に進み、右側からの照射が無事終了。