癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

重粒子線治療開始・・初日

2013-07-15 16:27:00 | 日記
このラーメンは一押し!!



遂に・・漸く・・いよいよ・・重粒子線治療の初日を迎えた。これから、火・水・木・金曜日の週4日を4週間16回の治療を受ける事になる。
仕事をしながら治療出来ないだろうかと相談したところ、朝一番の9時半の予約にして頂けた。有り難い。翌週の予約は週末に分かるらしい。
車で1時間10分位かけ到着した。専用駐車場なので、駐車券を提示すると、一般とは別ルートで待たずに行ける。

8時20分に到着。一番乗りだ。ワイシャツにスーツで靴を履いて、終わったらそのまま仕事に行けるような格好して行ったが・・やっぱりラフな格好のほうがいいようだ。

初日の担当看護師は、○○さん・・美人だ!のんびりした雰囲気を持っている、いい感じの子だ。けっこう丁寧な説明をしてくれた。ここに来る患者は高齢者が多いので、自然とゆっくりで優しい説明になるのだろう。俺も高齢者に見えるかあ~

先ず、ロッカーを借り、更衣室で治療用のスパッツに履き替える。
9時5分に(時間指定である)トイレに行き、排尿・排便・排ガスをする。
今日は、右側からの照射なので多少膀胱に尿があったほうがいいようだ。
リクライニングチェアーでノンビリ待つ。
9時30分丁度に○○技士?看護師?が迎えに来た。待合室から奥の治療室Aに案内された。奥には6~7人がいて忙しそうにしている。
治療室Aは、けっこう広い・・

隅っこで着替えて、細い治療台に乗ると、足枕に合わせ腰の固定具がしっかりと装着される。輪にしたタオルを胸の上で両手で掴みナースコールも持たされ、その上からベルトで固定される。

(これは左右逆だが・・)

そこまで終わると、みんな照射室から出て行ってしまい、一人取り残されてしまう。右側に照射口があり、左側には、CTらしき機械が降りてきた。(後で分かったが、治療台の下にもCTらしき物があったようだ)
治療台が、上下左右に微妙に動く。
たぶん、CTで位置決めをしているようで・・・緊張して動かないようにしていた。寝てしまうと、呼吸の動きが変わるので、寝ることも禁止されている。本当に微妙な位置合わせだ。
随分長く感じたが、10数分程度だろうか・・『は~い、位置決めが終わりました』・・照射の準備が始まり・・また、取り残こされ・・数分で終了した。いつ照射したのか、全く分からない。痛みも熱さも感じなかった。
10時前には治療室を出た。・・出来るだけ明るく挨拶して・・

昼頃には会社に出社出来た。
ただ、妙に体がダルい!
肛門の奥が何となく違和感がある。座って仕事するのが、辛い!
早速、アマゾンでドーナツ座布団を購入した。・・12,000円もする優れ物である。・・かみさんに怒られた!