癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

ブレイクタイム・・・札幌の夏(4)

2013-07-23 11:14:04 | 旅行

千歳空港である。スープカレーだ。

最後の最後まで、満喫しようと・・飲んでる。
この旅は過去を振り返る旅であるが・・リバウンドの旅だったかも知れない。よく食べた。飲んだ。

気持ちのいい天気だ。
いい旅だった。

さあ~時間だ!


ブレイクタイム・・・札幌の夏(3)

2013-07-23 06:44:00 | 旅行
朝6時快晴・・大通り公園である。
温度計はないが、天気予報だと19度位だろうか。風は3m・・日陰は肌寒い。
この時間でも、そこそこ人がいる。
たぶん昨日から居たであろう酔っ払いとアベック(これは死語かも?)、歩いている年寄り、ぼ~としている人(俺)
昨日の残像と今日の始まりが交錯している。・・俺は、どっちだ?


今回の旅の目的は、自分の生きて来た場所を確認する事だった。
一昨日は、自分が産まれて中学校時代までの想い出?の場所を探していた。



ノスタルジック・・現実逃避?・・
自分の寿命を少しでも感じたからか?
自分でもよく分からん!
でも、いつ会えるか、いや最後かもしれない人に会えた事は幸いであった。

通勤する人が増えてきた。
さ~て、俺も現実に帰るとするか。




ブレイクタイム・・・札幌の夏(1)

2013-07-22 13:08:00 | 旅行

大通り公園のベンチで、うとうとしている。
風が心地よい・・
さっき、回転寿司「花まる」(結構有名な店)で飲んだビールが効いてきたか。
かみさんには言えないが、一人で4.000円近く食べた。・・本鮪、雲丹、ホタテ、ボタン海老・・・旨い!


癌の治療や慌ただしかった仕事から離れ・・ここで、本をノンビリ読む時間は別世界である。
もう1時間近く経つだろうか?


テレビの取材クルーがインタビューをしているが、ぼ~としているジイサンには寄って来ない。隣のベンチのばあさん?には声を掛けていたが・・・寄って来るのは・・鳩・・

昨日は、大学時代の友人とよく覚えていないほど飲んでしまった。

さあ~て、札幌ビール園にでも行ってみるか。

それにしても、気持ちいい、この風をどう表現すればいいだろう。・・・気温20度、湿度30%、風速5m

重粒子線治療開始・・3日目

2013-07-21 12:25:00 | 日記
羽田空港「ねんりんや」のホットバームクーヘン


重粒子線治療3日目である。
今日は、膀胱に水を注入して照射する日である。・・気が重い・・考えただけで・・痛い!(×_×)・・頑張ろう

逃げる訳にはいかないし・・8時半前に到着してしまった。
今日は、年配の看護師である。『今日は、水を入れる日です。頑張りましょう(^○^)』・・妙に明るい
「お手柔らかに・・(T_T)」
『大丈夫です!痛みの分かる男性医師が担当で~す。』・・流石、年配看護師だ。若い看護師には、とても言えない台詞だ。
今日は、9時25分指定でトイレに行く。
さあ~、行くぞ!・・治療室Bだ!
先ず、固定具をつける前にCTでガスがないか確認・・大丈夫だ。
来た!30過ぎの男性医師だ!
検査の時と同じくように看護師がガーゼでむんずとチンチンを掴み、何か塗られた。『消毒します!・・痛み止のゼリーです!』
いよいよだ。・・『はい!入れます!』・・
「・・・」・・・上手い!・・流石!痛みの分かる男性医師だ!
痛いことは痛いが、想定以下だった。
メガネも外しているので、どれくらい太い管を入れたのか見ていない。・・見たくない!

生理食塩水100ccを入れた状態で固定具を装着し、上からの照射が無事終了した。上から照射の場合、他の臓器(直腸?)への影響を少なくするために水を入れる?のだろう。

比較的順調に終わったので、スーツに着替えて・・美味しい「とんかつや」で昼食・・ヒレカツ1,500円・・リバウンドが怖い・・


『追伸』
久し振りの北海道に来ている。
気持ちのいい青空と風・・懐かしい
漸く飲めるようになったビールが旨い!
まだ、死ぬには惜しい!