タロット柊

考えること、感じることの記録

2日(火)ワンドの8「意志と情熱こそが道しるべ」

2019-04-02 22:15:03 | タロット2019・4月

ワンドの8は珍しいカードだ。

人物が描かれていないこと、

また、ワンドの表現がとても抽象的なことで、解釈の幅がより広がることになる。

 

普段は、このカードが出ると、

物事が、急速に進みそうですよ、とか、

情報収集は、怠らずにね、とか、

もうすぐ結果が出るので、次の準備に取り掛かって下さい、とか、

前後のカードの様子や質問の内容で、以上のように解釈することが多い。

 

さて、今日は・・・。

 

ワンドは、情熱や行動力、また、それらを引き起こす生命エネルギーを表すと言われる。

それが、宙に、整列して浮いている。

とても不思議な様子だが、あなたには、どのように見えるだろうか。

 

この整列した様子は、秩序ある行動や、ある方向性を持った情熱、エネルギーを表現している。

また、見えている部分の長さが一定ではないことは、

例えば、行動しているのが自分ひとりではなく、何人かと協力し合っているとか、

ある目的のために、様々な手段が必要だとか、そういう多様性を示している。

そして、なぜ、宙に浮いているのか。

それは、まさに行動中、実践中の出来事だからだ。

 

ワンドはいつまでも浮いてはいないので、もう間もなく結果が訪れる。

このたびの結果は、それほど大きな成果や達成感は得られないかもしれないが、

努力の分だけ、必ず気づきがある。

あるいは、何人かと共同で取り組んでいる事柄であれば、

次のステップに進むことができるだろう。

 

どちらにしても大切なことは、

この取り組みには続きがあり、正しい方向性が、より優れた行動を生み出すということ。

人の思惑に左右されない、

自分の意志と情熱こそが、大事な道しるべ。

しっかりと前を見る。どこに向かいたいか、どんな結果を出したいか、

それが明確であればあるほど、ワンドの8はエネルギーを増していく。

その力を借りて、さらなるステップへと進むのだ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿