今日(正式には1カ月後)は、日本に住む人にとっては節目の日。
元号を使っている国は日本だけなので、
日本に住んでいると、何かと元号とお付き合いがあるという意味で、
国籍問わず、かかわりがある。
一方で、
西暦の区切りは100年というスパンで世界共通だけど、
元号の区切りが持つ意味は、
日本に住む人、というよりは、
日本人という民族の、意識の根っこのような部分を表現するものかもしれない。
クイーンやキングのようにまで成熟しておらず、
かといってペイジのように、純粋なだけでもない。
ペンタクルのナイトは、まさに、今の日本人の意識にふさわしいカードなのかもしれない。
世界は、さまざまな意味で融合しているが、
それぞれの民族がもつ意識の根っこは、多様性を際立たせる尊いものだ。
だからこそ、
互いの独自性を理解し、
この世界をともに構成する一員として、
ペンタクルという意識の根っこを、どのように使うか、
あるいは、どのように生かせるかを見定めることが大切だ。
新しい元号施行まであと1カ月。
今は、ちょうど立ち止まりのタイミング。
これから、私たちは、誰もが当事者となり、
遠いところで起きているから、とか、
自分には関係ないから、ということでは済ませなくなる。
これから先、成熟した社会へと進化していけるのか、
それとも、さらに問題が噴出し、混沌とした時代を迎えるのか。
確かなことは何も分からずとも、
私たちが、確かな意識の根っこを持ち、
未来を描くこと、
未来につないでいきたいと思うこと。
この考えこそが、私たちの意識を成熟させ、
真に価値ある融合を生む。
ペンタクルのナイトがもつのは、
確かに未来につなぐべき希望だと、信じている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます