私にタロットの師はおらず、
タロットそのものが師だと思ってきた。
けれども今日、逆位置の隠者を見て、ある考えに至る。
タロットは師ではなく、友なのだと。
遥か遠い先を行く者ではなく、共に歩む者なのだと。
師として教えを乞うのではなく、
共に悩み、考え、人生という道をゆくのだと。
今日も、タロットをめくり、
その意味するところを、目の前の方に伝える。
それは、
タロットと私、目の前に座る方との、共同作業なのだ。
今、この時を共有し、共に未来を考えること。
それがタロットと私の役割なのだと、
そう理解し、
隠者に感謝する。
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