菜の花畠に入り日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し・・・朧月夜。
昔を見ることはできないけれども、
朧月夜の風景は、
今も昔も同じ。
宇宙の営みの中に、
人の営みはある。
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成功や繁栄を表すペンタクルの10。
けれども、ここがぎりぎりのところ。
人は結局、
宇宙の摂理から逃れることはできない。
どうあっても、
目に見えないものたちの影響を受けずにはいられない。
私たちは、宇宙時間の中の、
ほんの短いひと時を生きるもの。
私たちが持ち得るものは、
ほんの少しだけ。
分際をこえて持つことはできないし、
もしできたとしても、持ち続けることはできない。
今、持てる、目に見えないものを大切に。
時の摂理が、
いつ、私たちの肉体の時間を止めてしまうか分からないから。
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