人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

今月の電気料金が昨対+1000円だったので電力コンペする

2021-11-19 21:00:47 | TIPS

 私は「ENEOSでんき」を使っているが、今月350kwh使った結果が9500円だった。これは去年340kwh使って8600円だったことを考えると単純に値上がりしている。

 しかし鬱陶しい訪問販売を退けENEOSを利用しているのは、そういう連中のお安くなりますアピールが結果的に最初のサービス価格でしかないからだ。そして電気の供給ができませんというのは死活問題なので、ただ安い業者を選ぶのもまた安全管理としてノーガードだ。

 とはいえ今回の値上がりはちょっと気になるところでもあるので、ここは他の電気事業者をコンペして気晴らししたいと思う。


計算基準
東京電力エリア・30A契約・350kwh使う
資源エネルギー庁のHPにある通り、再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)は3.36円/kwhで、これは必ず電気料金に加算される。


ENEOSでんき

基本料金 858円
従量料金 0~120kwh=19.88円、121~300kwh=24.54円、301kwh~=26.22円
 なので 19.88*120+24.54*180+26.22*50 =2385.6+4417.2+1311 =8113.8円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 858+8113.8+1176 =10147.8円

ここに燃料費調整でマイナスが入ったので9500円となった。


LPIO

基本料金 858円
従量料金 0~120kwh=21.14円、121~300kwh=23.03円、301kwh~=25.78円
 なので 21.14*120+23.03*180+25.78*50 =2536.8+4145.4+1289 =7971.2円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 858+7971.2+1176 =10005.2円


コスモでんき
東京電力エナジーパートナー(スタンダードS)

基本料金 858円
従量料金 0~120kwh=19.88円、121~300kwh=26.46円、301kwh~=30.57円
 なので 19.88*120+26.46*180+30.57*50 =2385.6+4762.8+1528.5 =8676.9円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 858+8676.9+1176 =10710.9円


東京ガス

基本料金 858円
従量料金 0~120kwh=19.78円、121~300kwh=25.29円、301kwh~=27.36
 なので 19.78*120+25.29*180+27.36*50 =2373.6+4552.2+1368 =8293.8円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 858+8293.8+1176 =10327.8円


ミツウロコグリーンエネルギー(従量料金B)

基本料金 858円
従量料金 0~120kwh=21.83円、121~300kwh=23.05円、301kwh~=25.71円
 なので 21.83*120+23.05*180+25.71*50 =2619.6+4149+1285.5 =8054.1円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 858+8054.1+1176 =10088.1円


ソフトバンクでんき(くらしでんき)

基本料金 858円
従量料金 0~120kwh=19.68円、121~300kwh=25.68円、301kwh~=29.04円
 なので 19.68*120+25.68*180+29.04*50 =2361.6+4622.4+1452 =8436円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 858+8436+1176 =10470円


Looopでんき(おうちプラン)

基本料金 0円
従量料金 26.4円/kwh
 なので 26.4*350 =2361.6+4622.4+1452 =9240円
再エネ賦課金 3.36*350 =1176円

合計 9240+1176 =10416円



 基準を東京電力として考えた場合コスモでんきは全く東京電力と一緒で、つまり価格でコンペする要素がない。

 ソフトバンクでんきとLooopでんきは若干割高だが、ソフトバンクでんきは他のソフトバンクのサービスの割引ができるし、Looopでんきはさらにソーラーパネルとか蓄電池とかの他サービスを契約すると割引になるようだ。

 東京ガスは3カ月料金無料とかいうキャンペーンをやっているので、そこに間に合わせて差し引いて通年すれば安く上がるかもしれない。

 われらのENEOSはエネオスでガソリンを買う時に優待されるが、そもそもガソリンも灯油も買わない私からするとTポイントがもらえるくらいしか恩恵がないが、一応100円1Pなのでこの場合100円分ポイント還元されることになる。

 単純に値段が安いのはLPIOとミツウロコだった。LPIO(エルピオ)は千葉のプロパンガス事業者で関東オンリーだが値段がかなり安い。ミツウロコも群馬で創業した石炭石油ガス事業者だ。ミツウロコは岩国のバイオマス発電所とソーラー発電での供給を売りにしているがガスと石油も扱いをやめた訳ではないので安定感はありそうだ。

 自分が何のサービスを使っているかに依存するかもしれないが、そこを加味せず単純に価格だけ考えればLPIOかミツウロコが一番いいのかもしれない。


今まで飲んできたサプリについてつらつら述べる②

2021-11-02 06:38:42 | TIPS

EPA・DHA

 どちらも魚油を使ったサプリメントで、割合的にEPAが多い方とDHAが多い方の2種類あり、均等な配分なものはあまりない印象がある。

 EPAが多い方は「血液サラサラ」を謳っているし、DHAが多い方は「脳の働きをよくする」と謳っている。どちらにしても飲むときはあまり匂いを気にしなくていいし、最初から魚臭いサプリは珍しいが、飲んで暫く経ったときのげっぷはすさまじく魚臭くなる。人と話すときに差し支えるとまではいかないが、げっぷの臭いは自分が気になって仕方がないのでせめてすきっ腹の時に飲むのがいいだろう。

 日本のサプリではDHCやディアナチュラがボリュームがあるが、圧倒的にiHerbでナウフーズのものを買ったほうがコスパに優れているので日本産を買うメリットは乏しい。この場合のコスパは値段が1/4というより同じ値段で量が4倍とかそういう感じの話である。

 DHAは視力向上には貢献しないが、夜の視覚の色彩感覚を向上させる効果はあるようだ。

 DHA+EPAで合計3g以上摂取した場合、血液がサラサラになりすぎて怪我したときに血が止まらなくなるリスクが懸念されるので、口臭の面でも副作用の面でも飲みすぎはNG。継続的な摂取を心掛けるものなんだろう。


マカ

 日本で販売しているマカはシトルリンだの亜鉛だのを複合させて量を増したり、1箱あたりの含有量を表記したりしていまいち信用ならないが、iHerbでマカを検索すると粉で販売しているラインナップが多く、16オンス(454g)のものが袋の単位では一番大きいようだ

 マカ粉は6倍濃縮のものがナウフーズから出ていたがあまりにまずかったからか販売していないようだ。実際マカ粉は根っこの味というか土の味というか、ごぼうを極限まで濃縮したようなえずくような味がするので普通のマカ粉でも相当飲みにくく、これを食品と混ぜて飲むという方法を推奨しているメーカーは食べ物がマカの味で支配されることに気づいているのか疑問である。

 日本のサプリのちんけなカプセルで販売しているマカと比べても粉マカは割と安く、↑の16オンスのものはだいたい1500~1800円で販売している。これが高いと感じる人は普段サプリを買わない人だと思う。心理的にもカプセル複数個飲むのは抵抗感があっても、スプーン1杯飲むのはさほど抵抗感がなかったりする。

 男性機能的にはマカ粉飲むようになってから出てくる量が露骨に増えた。亜鉛サプリを飲まない時期に重なったので完全にマカ粉の力だと思う。反面モノの元気具合はそこまでではなく、シトルリンを飲み始めたときほど膨らまない。しかしシトルリンは最初は効きがいいが、しばらく服用するとアルギナーゼで分解されやすくなるからなのか全く効いてる感じが出なくなる。そして根本的に栄養成分があるわけでもないので、シトルリンの粉を筋トレではなくそういう方面で服用しようとするのはあまりおすすめできない。

 懸念があるとすればエストロゲン様の成分が入っているということ。つまり豆のイソフラボンと同じである。これによって頭髪はつやつやになるが、女性ホルモンが増えると脂肪の蓄積が進み性格が内向的になるのでほどほどの量を見極めて服用する必要がある。


ナイアシン(ビタミンB3)

 ビタミン剤でだいたい疲労回復というとVB1・6・12が相場だし、ましてVB1(フルスチアミン)は不足すると脚気という重篤な症状が出るので必須な感じがある。ナイアシンはその点あまり聞き及びがない印象があるが、トウモロコシやその粉を主食にする人たちはこれの不足によってペラグラという皮膚病に罹るリスクが高くなるので、米や小麦を主食にする人とは要求性のレベルが違う。

 ナイアシンにもナイアシンアミドという非常によく似た(そしてサプリのパッケージもよく似ている)形態があるが、ナイアシンは糖代謝の促進と血流向上を目的にしているのに対し、ナイアシンアミドは美肌目的で用いる人がメインと言われている。困ったことに名前は似ているのに血糖値への作用は真逆で、ナイアシンを飲むと血糖値を上げ、ナイアシンアミドを飲むとインスリン分泌を促進して血糖値を下げる。高血糖の場合ナイアシンアミドの方を服用することが治療となることもある。

 ナイアシンを飲むと食事如何に関わらず血糖値が上がるので、食欲が湧かなくなる。これを使ってなんとなく間食するというカロリー摂取への抑制ができる

 ナイアシンにはロングリリースのものと通常のものがあり、ナイアシンを服用することで血流が良くなりすぎて皮膚が赤くなって痒くなる”ナイアシンフラッシュ”が起きるが、ロングリリース版ではナイアシンフラッシュを出にくくしてくれる。しかしすべてロングリリース版にすればいいというものでもないらしく、肝機能への負担が大きいのはロングリリース版の方のようだ。ロングリリース版は体内でゆっくり吸収されることから知らないうちに過剰摂取してしまっているという飲み方の問題もあるかもしれない。

 ナイアシンは酸性なので胃酸がきつい人はこれを摂取すると胃酸過多で燃えるような痛みに見舞われることになる。飲み方に工夫しないといけない。