鉄拳5 DARK RESSURECTION
金髪ぱっつんのリリとロシア軍人のドラグノフが参戦。リリのスパインシュート(6+BD)を見て、スパイラルアローやんけ!3Dで!と感心し、PS3の購入を決意。T5DRはPS3のDL販売のみだったため、パッケージは無かった。
鉄拳5のステージをすべてアレンジ版に一新。アーケードモードをクリアする事で、5の頃のステージが復活。なので実質2倍。さらに、なんかすごい風吹いてるステージと、ハートがぽよんぽよんのステージと、兵どもが夢の址ステージと、狼いっぱいいるステージが追加された。キャラクターのキービジュアルもすべて2Pカラー・新ポーズに変更されて、GET READY FOR THE NEXT BATTLEも声が変わった。場合によっては実質新作と言っても良いくらいあちこち変更されている。ディスクの読み込みがないのでロード時間が尋常でなく早く、GET READY FOR THE NEXT BATTLEから1秒くらいで対戦画面に移動する。ほんとに早かった。
各キャラ1~2個くらい技が増えた。仁八がプレイアブルキャラクターになったのもここから。なので実質3人キャラが増えた。
リリは1Dの下段回し蹴りがシリーズで一番早い。浮かせ技は割と豊富なものの、素直なジャブが他より遅いので、近距離でスティーブみたいなのに色々自由にやられるとかなりしんどい。ジャンプして相手の頭に乗る8+BDも、後のシリーズと違って追撃がワンツーで、タイミングがすげえシビアなので狙ったコンボにはしづらい。割と生命線になりそうな3+BDも当たればコンボだが相手に見られると無防備な時間が多いので、宙返りモーションとはいえ下段に被せるのも勇気が要る。
ドラグノフは今はわからないが1+A,C,Aからセパレーター(2+D,A,B)がつながるので、手軽に70くらい持って行けた。ワンツーキックも今のように上段回し蹴りではなく、シュッとした横蹴りだったので、当たってもなんもないが見た目はかっこよかった。勝利ポーズが地味に4種類あり、当時ドラグノフはデビル仁と同じで黒目が銀色だったので、めっちゃ鋭い流し目で見てくるポーズはクールだった。6以降鼻歌歌ったり匍匐前進したり、なんかコミカルな部分が増えたが、当時は氷の男みたいでかっこよかった。
仁八は後のTTT2にも参戦。別カラーではボスのときのようなトゲのいっぱい生えたバケモンみたいな感じではない、普通のマッチョのじいさんになる。が声がそのままなので化け物感は拭えない。全体的に技ダメージが大きいが、出の遅い技も多くて、冷静に見てれば潰せる技も多い。とはいえ、おもむろに4割持って行く火力はひどい。がジャックと同じくらいの体の大きさのおかげで、逆に相手にガン責めされると厳しい。なおオンライン対戦では仁八は使えない。
鉄拳6(BLOODLINE REBELLION)
T6からはデビルについてなんか知ってるザフィーナと、三島財閥の攻撃で妹が死んだ復讐の男ミゲルが参戦。T6BRからボブとかいうすごいゴム鞠みたいな昔イケメンと、ラースとかいうまた三島家と、アリサとかいう後に映画に出る首の取れるヒロインが参戦する。郷里大輔さんによる最後の三島平八となった。
鉄拳5の仁エンディングで三島財閥総帥になり世界中に宣戦布告した仁と、それを叩くG社の一八による世界戦争によって戦火が広がる世界で、三島財閥で特殊部隊の隊長をやってたラースが記憶喪失になり、たまたま居合わせたロボットのアリサと共に世界を旅し、その旅の過程で三島平八と遭遇、ヨーロッパでの私生児だったことが判明し、ラースもまた三島の血を引いていることが判明する。ザフィーナと共に世界災厄の封印された土地に行き、仁と一戦交えつつ封印されていたアザゼルを撃破。しかし普通の攻撃で倒せないので仁が全ての力を使ってアザゼルと相打ちをするという最後を迎える。・・・というストーリーがトレジャー集めモードを各クリアすることで見ることが出来る。
鉄拳6からHDに対応、というか一本化したことで、自分が当初プレイしていたブラウン管テレビだと480pで画像解像度が足らず、字がものすごく小さく読みづらい状態となった。見た目のインパクトを加えるためにモーションブラーも搭載されたが、正直相手の技が見えないのでオフにしっぱなしだった。グラフィックは5から全体的に高精細になり、今までよりさらにリアルな感じになったが、ニーナアンナ姉妹の顔のけばさが半端なかったり、ブライアンの声が変わったりした。リリと飛鳥の顔はこの頃に戻してくれ。全体的にマッドな質感になったことでテカリのある服装が全然てからない質感になった。BGMは椎名豪氏の楽曲が結構増え、それまでの楽曲よりなんか壮大な感じのものもあるものの、大体墓場とかなんか薄暗いステージが多いので全体的に暗いイメージがある。
レイジという、一定以下のライフになったときに赤く光って、攻撃力が1.2倍になる状態が付与されたことで一発逆転要素が出来たため、コンボをわざと切ってレイジの前に落としたりする駆け引きも必要になってきた。バウンドという、浮いた相手に打ち下ろすような攻撃で相手を地面に叩きつけ、ぼよんしている間にコンボをたたき込めるようになったことで、コンボダメージが今までより増え、1コン半分が普通になった。さらに床が割れるギミックもここから追加されたことでさらにダメージが増えた。NANCYとか、アザゼルとか、攻撃にハイパーアーマーがついてるキャラもここから出てきた。といってもボスキャラだけの仕様なので、システムで理不尽をかましてくるという憎しみを募らせる以外なかった。ライフがかなり多いのか防御力設定があるのか、半分も減らないし。
T5DRからメディアがブルーレイディスクになったことでロード時間がすさまじく増えた。一応ステージなどのデータはHDDに保存できるようになったが、それでも根本的にマッチング画面でのロード時間が長くなった。
鉄拳タッグトーナメント2
ここから日本語、韓国語以外のキャラの言語が各の母国語になった。つまり散々聞き慣れたmoment to victory,I love it!とかがおフランスになったり、エディとかミゲルがスペイン語になったりした。男キャラの見た目は安定しているものの、飛鳥とリリの鼻柱が次第にだんごっぽくなっていったり、アンナは改造に成功したりした。というかアンナは今まででベストまである。郷里さんが亡くなってしまったことで石塚運昇さんに交代となった平八は、声変わりの理由かのように若返りの薬でヤング平八となったということでフォローされた。
タッグなので2VS2となり、どちらかがKOされると負けとなるため交代して生きながらえないとあっというまにゲームが終わる。逆に1人で出ることでライフ1.2倍とかレイジ状態の恩恵を受けられるが2人に勝てるわけがないだろという感じで不利を背負うことに変わりはない。キャラクターの組み合わせ次第で、勝利ポーズが特殊な物になる。一番何もないのは男性・女性(ラース・アリサ以外)、男性2人とか女性2人とかだとなんとなく違いが出る。まあデビル仁はまだしもエンシェントオーガとかも今作で復活してるので、見た目の特殊なキャラでタッグを組ませる楽しさもあるのかもしれない。コンボ中に交代するシステムとバウンドによって瞬間火力がだいぶ増えた。
モーションフローの有無は相変わらず。ただPS3とPS4とで画質が違うのか、自分のPS3版では全体的にもやっとした感じの画面になった。録画したDVDをパソコンで見たら変にちらつく感じの。
平野美晴 復活ッッ のほかにボブの痩せてた頃のスリムボブが追加された。元のキャラに比べると攻撃後にキャンセルできない動作があって隙が大きかったりする(チョイボンゲの鳳凰脚みたいなもの)。死んだはずのミシェールが謎の覆面レスラーになってアーマーキングとタッグを組んだり、木人がリストラされた代わりに闇堕ち風間準のアンノウンが追加されたりした。
改めて確認すると謎の覆面レスラー・ジェイシーはジュリアで、ミシェール=チャンが偶々正体を暴くような話だったようで、死んだのはミシェールの父親、ジュリアのじいさんだったようだ。年寄りの思い出話の記憶力なんてこんなものである。
7までいかねえ…
そして、ミシェールは死んでないはず…