人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

日本の食事の”すする”文化

2019-12-27 20:36:20 | 日記

 食事の時に音を立ててすするという行為。麺類とか味噌汁のような汁物だとめずらしい事ではないが、海外のとりわけ欧米だとマナーがなってないということになっている。が日本だとそう目くじらたてる行為ではない。何故か。

 というのを大学の時の講義でやったのを思い出しながら述べる。

 欧米だとマリネのような冷製な食べ物がけっこうあって、麺類とかスープもそこまで熱くないし、スプーンですくう過程でさまして飲む。日本だとうどんそば味噌汁は熱の通らないしっかりした容器から蓮華を使うことはあっても基本的に直接口をつけて吸引する。つまり食事の温度が根本的に熱いということに焦点があって、要は熱い食事をさほど冷まさず口に含むので、空気と一緒に口に入れることですこし冷ますのだ。これがすするという行為だ。つまり食べっぷりとかは後付けで、熱い食事をいきなり食べる過程で空冷のためにすすって食べているのだ。お椀が分厚い食器であるということは、逆に食事が熱くても持ちやすいとか熱い食事を冷まさない遮熱性を重視していると考えれば納得のいく説だと思う。まして汁物や麺類はそういう食べ方に向いているのでそういう食事方法が当然のこととして動作に染みつく。だから海外のすする必要のない温度の食事も、同じ汁物・麺類という理由ですすって食べてしまうのだ。

 だからといって対面座位ですすって食べた飛沫が服とかにかかって困るのも食文化の違いで片付けていい話ではないので、TPO弁えてということになるのは当然のことだろう。ただ海外ではすするのはマナー違反だよ、とどこに行っても言うのもまた野暮な行為だ。

 熱々をすすって食べる時には前に人がいないか確認してください。

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niconicoではまったコンテンツの経緯を述べる 2 アイマス

2019-12-25 20:29:21 | レビュー niconico

 アイマス(無印)のコンテンツ群の追っかけもしていた。

 一番最初はSmile.dkの「Butterfly」の曲に併せてアイマスキャラが踊るというやつで、当時は七夕革命(箱マスでデバック入力をするとグリーンバックになる)前だったと思うので歌詞部分をもやもやにしてごまかしていたような気がする。これが星井美希と三浦あずさだったわけだが、そこにそこまで深堀しようと思うことはなかった。

 その後playstation HOMEという当時セカンドライフという概念が流行っていたことから生まれたような感じのネットコミュニティがあり、そこでアイマスの天海春香のお面を入手することで被って歩けるようになったこと、そのお面の笑顔なのに不気味に感じるテイストからホメ春香というネタが生まれ発達するようになった。ホメ春香ランキングなる動画もでき、そこでは電子ドラッグから単純にホラーとか気持ち悪さをネタにするものとか、体を動かしたら肩から棘が出るものまで多様なものを見ることができた。

 で、今は全くそんなことはないが当時は天海春香の中の人である中村繪里子氏のとりわけライブでの音の外しっぷりが豪快で、それをネタにしたスライドホイッスルを演奏するホメ春香動画を見かけた。最初はその滑稽さに笑っていたが、よくよく聞いてみるとインストのかっこよさに惹かれ始め、それが「I Want」という天海春香の持ち歌的な存在の楽曲だったことを知った。

 そこから一気にアイマス楽曲に興味を持ち始め、新宿のツタヤに行って紙袋いっぱいにレンタルしてきた楽曲を聴き漁っていた。そこから天海春香の個性を切り取った春閣下というひとつの楽しみ方を知って、さらにそこからアイマス架空戦記という動画群を知るようになった。通称”春香で三国統一”シリーズはとても楽しく、765プロのアイドルという現代日本の少女たちと三国時代の武将の人間ドラマとかストラテジーとかの楽しさに浸っていた。

 その後アイマス2になってジュピターという女キャラクター達の中に突如投入された男性アイドル3人組という異物感に激しく抵抗する人とか逆におもしろおかしいキャラ付けをして遊んでやろうという人とかが出てくるなか、取りざたされた最強格のCPUユニットの魔王エンジェルをモチーフにした動画(元々コミック版のひとつに女性3人組+1人でキャラクターは登場する)が発達するようになると、それを正当にアレンジしたオリジナルストーリーの”Satan×Stars”シリーズが登場し、魔王エンジェルそしてDearlyStarsのことも知りそれらに対しても関心を向けるようになった。


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niconicoではまったコンテンツの経緯を述べる 1 ボカロ

2019-12-25 19:33:41 | レビュー niconico

 相当昔からニコニコ動画の常連だった。

 2011年にふとボーカロイドの楽曲を聴くようになって、そこでそのコミュニティの成長過程とかそもそも楽曲が気に入ったことから、追いかけるようになったアーティスト(ボカロP)の楽曲をマイリストで辿ったり、「ぼからん」という毎週ごとの視聴回数ランキングみたいなCDTVみたいなものでかじり聞きをした曲を追いかけたりしていた。
 きっかけはyoutubeで初音ミクの楽曲を見かけたことで、初音ミクに対して往年の楽曲をカバーさせる動画は多く見かけていてそういうもんかあと思っていたが、たまたまオリジナル曲で動画自体もセンスやしゃれた感じが出ていたものがあって、その時は深掘りせずにいたが後々気になって探してみたらそれがwowakaの「ワールドエンド・ダンスホール」だった。そこから私はボカロというものに興味を持つようになった。

wowaka 『ワールズエンド・ダンスホール』feat. 初音ミク&巡音ルカ

 2011以前だとロックよりエレクトロニカの方が、ボーカロイド音声の機械っぽい抑揚のなさを逆手に取った風合いの曲が多かったような気がする。小林オニキスとか。がそれでも初音ミクの取り回しの良さからくる汎用性によってロック調の曲の作り手も多く、「vocalock」シリーズと銘打ったCDが出るくらいには多様性があった。
 そこからいろいろなメーカーがvocaloidのシステムで音声ソフトを出すようになり、より人間の生歌に近い風合いのめぐっぽいど(GUMI)や神楽がくぽの登場でバンドのボーカルの代わりみたいな起用での楽曲が増えた。初音ミクで「アルビノ」を出したBuzzGもGUMIに行ったし。そうした世界の広がりと自分の興味の範囲が広がっていることの一体感が楽しく、夢中になって追いかけていた。
 が、飽きが来たというか走り疲れたというか、その後の楽曲に最初の頃より驚きとか楽しさとかを感じないようになり、そこからさらに新しいものを求めていろいろ探してはそうでもないを繰り返して、要は自分でどんどん興味をスポイルしていった。なので自分の中で大きく興奮したのは「Freely Tomorrow」が出たあたりがピークだったのかなと思う。

 それ以降は惰性、「小野塚小町がアイドルデビューするようです」で見かけてスルーしていた40mPを見直したり(「からくりピエロ」だけは知っていた)、「六兆年と千夜物語」がEDに使われたのでそれを漁ったり、ただIAはそこまでこなかったかな…。「Freely Tommorow」がすげえと思ったMitchieMの楽曲も「ぶれないアイで」までしか覚えていない。2ndアルバムを出していたことさえ知らなかった。

 が最近「桜の季節」「深海少女」で有名なゆうゆがケムリクサのED「INDETERMINATE UNIVERSE」を担当していたことを知ってまた盛り上がる。第3話で初音ミクもいけるな…→ゆうゆ!となって感慨深かった。「桜の季節」ってバリエーションけっこうあってニコニコ動画版、EXITTUNES版、オリジナルアルバム版、あとseparationというアレンジ版があるんですよと古株らしくどやってみる。何の意味もないが。

 「流星」で有名になった流星P(MINATO)がプロになるといってボカロの楽曲を出さなくなってああそうか…と思っていたが、最近調べ直して仕事のパートナーと大きな係争があって療養しながら復帰していることを知り安堵した。流星pといえば「MAGNET」がとにかく人気でアルバムもつくられたのに、ジャケットイラストの人がトレース作画かましたことで回収されてしまう憂き目にあってしまった。そのアルバム版の「流星」も動画に上げられていたものをブラッシュアップされているので美しいが、動画版はそれよりかは音がシンプルだがだからといって物足りないということは全く無かった。MMDを使ったPVは哀愁を誘った。

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NVIDIA Shadow Playはお手軽キャプチャー

2019-12-23 22:29:50 | パソコン

 NVIDIAのグラボとGeforce experienceがまともに動けばこのshadow playというデスクトップキャプチャーが使える。これはAlt+Zでオーバーレイ(映っている画面の上に半透明で)でいろいろ出てくるもので、ここから各種設定をいじりつつキャプチャーができる。
 基本的には「Alt+F9」で録画を開始し、再度「Alt+F9」を押すことで録画をストップする。同時進行でTwitchやYoutubeに配信もできるらしいが、実際アップされた動画がかなりブツ切りで私が試した時には視聴に堪えなかったので、設定をテストして普通の配信動画にできるようになるまで工夫が必要になりそうだった。


□とにかく軽い。そして手軽。
 動画キャプチャによっては起動している間なんか画面全体の動きが遅くなったりすることがある。CPUの使用率も20%くっているので重くなるのも当然という具合。がこれの場合ほぼ無視していい。全く無視できない理由として、キャプチャということで動画として保存するファイルの保存スピードにSSDが追いつかないとかだとそうなったりする。SSDて早いでしょというのも真理で、HDDに比べれば書き込み速度のせいでキャプチャ動画の処理落ちがひどいという経験は減るが、そのSSDが実は書き込み速度が遅いタイプだったり、そもそも半分以上容量を食っていたりすると記入速度が落ちる。
 このキャプチャの場合、mp4(h264+aacというごく普通の形式)での録画でオプションでビットレートとフレームレートの指定ができるので最大で60Mbps-60Fでの録画が可能だが、相応に動画サイズも大きくなるので(60Fは単純に30Fの2倍)途中で一瞬フリーズし、何秒か録画が飛ぶことがあるのでパソコンスペックと相談だ。出来上がった状態で出力されるのでエンコードの必要がなく、マイクによる音声も同時に入力できるので、そのまま動画サイトにアップもできる。
 通常時でマイクミキシングON・音量最大なので、マイクを使わない場合何も録音されないのではなくパソコン出力の音声を録音するので、音が二重になって録音されてしまう。マイクを使わずただ録画するならマイクOFFと音量0にしておけば安心だろう。


■再加工しづらい。できてトリミング
 これで録画した動画が画質の割りに容量が小さいからくりは可変フレームレートなことだ。
 つまりあんまり動いていないところとよく動くところでフレーム数を変えることで動画のフレーム枚数を節約しているのだ。これの何が問題かというと、1秒当たりの音声の長さは一定だが動画のフレーム数は一定ではないから、動画編集ソフトでこれを読み込むと動画のフレーム数と音声のフレーム数が一致しなくなる。つまり出来上がった動画が絶対音ズレする(音が遅くなる)のだ。
 が、これはソフトによりけり。
 videoprocだと可変フレームレートでも出力のときに音ズレしなかったりするがオーサリングの機能が結構限られてしまう。が妙に長いロードとか全然ゲームと関係ないデスクトップの様子とかを切り離してmp4出力するくらいでいいならvideoprocで問題ない。
 Aviutlを使った動画編集を主にしている私としてはせっかく無駄な部分を切り取ってつなぎ合わせたものを何時間も掛けて(i7-2600だと動画の出力に動画の長さの3~4倍かかる)出力しても音ズレしたものができあがってくるというがっかり具合なので困る。せいぜいmkv toolnixを使ってmkvとして分割された動画をひとかたまりにして保存できることを良しと思うしか無い。

 この録画データをAviutlでも再編集できるようにするためには「Handbrakeで固定フレームレートのmp4として変換して出力する」必要がある。このため可逆圧縮をもう一回やることになるので、マスターのビットレートと同じビットレートではかなりの品質劣化となり、逆に品質をキープしようとして品質設定を最大でエンコードすると映像ビットレートが150Mbpsなどの異次元の領域に達してしまう(Blu-rayは20Mbps)。マスターの1.5倍の映像ビットレートを見込んでも、映像劣化は避けられないので割り切る必要がある。
 また音声の再エンコードは特に劣化が激しいので、音声出力の項目はpassthruを選ぶことを強く推奨する。こうしてHandbrakeでエンコードした動画をさらにAviutlで読み込み、それを編集してエンコードしてようやく完了となる。このときの映像音声ビットレートは任意の値で構わない。”可変フレームレート→固定フレームレート”
でなければビットレートと品質は大きく変わらない。

■マウスカーソルを録画する
 またフルスクリーンのゲームをキャプチャしているときは何とも思わないことだが、Shadow Playはマウスカーソルを録画する。このためウィンドウサイズのゲームなどを取り込む際にマウスカーソルが写っていたら、それは消されずそのまま録画される。シナリオパートの録画のときに、マウスカーソルが泳いでいるのも一緒に写るため、録画が終わった動画を視聴した時にその動き回るマウスカーソルが気に障るというある意味深刻な問題に出くわす。解決方法はない。Shadow Play以外のデスクトップキャプチャを使うしかない。

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この2年で変わったこと 1.5 アンジュルムにはまりました-つづき

2019-12-22 07:40:01 | 日記

 なんとなくメンバーへの所見を。

和田彩花 あやちょ
 スマイレージ1期。スマイレージ・アンジュルム初代リーダー。2019年6月に1年掛けたツアーを経て卒業した。その様子はフジで流された。ハロプロ屈指の美女のようなたたずまいだが破顔した時に大きく口を開けて笑う。そこがメンバーの安心感とか親しみやすさとかそういうところに結びついているらしい。船木が加入した時に川村を迎え入れた時の二人の親子感は異常。髪の毛をふぁさーっとしたダンスのアピールと流し目が美しい。黒髪ロングをアピールに使うってなんだよと思ってもライブ映像を見れば納得する。美術に関してのこだわりが並々ではなくメンバーは極力話題を振らない・近づかないようにするか覚悟を決めるらしい。

福田花音 まろ
 スマイレージ1期。4期の上國料加入後に卒業するが、ツアーを回る機会があったので完全に上國料とすれちがいというわけではなかった。かみこに憧れの先輩と名前を挙げられ一同が驚く場面もあった。まろとかシンデレラの生まれ変わりというキャラ付けをしたりしていたが、ステージでのアピール、とりわけ歌の地声→裏声と裏声→地声の移り変わりがとてもスムーズで破綻もなく声量もよく出る。こてこてのアイドル、アイドルらしいアイドルというのが見て取れるので、そういうところがスマイレージ時代からの憧れに結びつくのではないのかと思う。
 OGとして和田と2人で「夢見る15歳」をリバイバルやったときは卒業前より鍛え上げられていたような気がする。

竹内朱莉 たけ
 スマイレージ2期。アンジュルム2代目リーダー。一人称あかりだったがいつのまにか使わないようになった。顔がぷっくりしていて唇ももっちりしているのでかつておでん(くん)と言われた。声量があり高い所まで出し切れ、ビブラートもしっかりつけるパワーとテクニックを兼ね備えている。ダンスも同様のエキスパートでハロプロダンス部という即席のダンスに自信ネキによるユニットの常連。
 書道を隠れた趣味にしていたが和田の助言によって公にアピールしていくことを決断、高校生までに書道を教えられる資格を持った。ツアーのタイトルを毛筆で書いたこともあった。
 マジックテープで開閉する財布を使っている。

勝田里奈 りなぷ~
 スマイレージ2期。2019年9月卒業。服飾デザインに通堯しアンジュルムの衣装を手がけることも何度かあった。省力、やる気がないと言われアンチが何故か一定数いる。ももち体操さぼったからか。実際本人も委員長タイプと逆と言っていたが、省力ではなく、努力を見せないようにパフォーマンスしているのだと思う。プラネテスの”白鳥は水の上では優雅にしているが水の中では足をばたつかせている”という言葉のように、しゃかりきな部分をライブでは見せず当然のようにスッとこなすことが美学としているのではないかと思う。それゆえに音程をはずしたり解釈を間違えることは滅多になく、スマイレージ・アンジュルムのボーカルの背骨となっていた。

中西香菜 かななん
 スマイレージ2期。2019年12月卒業。竹内勝田が研修生からあがってきたこと、田村が芸能活動経験者であることに対して全くの素人であったため周囲から落第生と罵られるなど大人側の処遇が悪かった。またスマイレージの楽曲に高音部分が多いのでなかなかパートが回ってこない不遇の扱いだった。がアンジュルムの命名は中西によるもので、「乙女の逆襲」などから低音域のパートの重要性が上がるにつれてアルトの声質が生かせるようになった。
 朗らかでギャグを挟んで空気を弛緩させるような包容力を備えた女性に成長した。ちょっと顎をしゃくらせて「ん?」「にまっ」とする表情の愛嬌は唯一無二だと思う。元々趣味の映画鑑賞をレビューという仕事として持つようになったのも和田の助言があってのことらしい。お菓子を作るのが得意で差し入れにしてきてくれるらしい。和田竹内中西で菓子作りをした企画は3人の性格が出ていて面白かった。

田村芽実 めいめい
 スマイレージ2期。上國料加入と笠原加入の間に卒業。スマイレージ以前から芸能活動をしていたからか早熟な印象を受ける。笑っちゃうくらい圧倒的なボーカリスト。委員長気質と勝田に言われ、恐らくスマイレージでなかったら関わることのないタイプと言われた。しかしスマイレージ2期は加入前後の境遇、そして加入後の前田卒業からの6スマと呼ばれる編成になってからのライブ漬け・事務所の冷遇という過酷な環境の中で”アメリカ組”と言われる鉄の結束によって結びつくようになった。”「」かり・「」いみ・「」な・「」な”でアメリカで、2期ブログのタイトルもそれになぞらえたものだった。アンジュルムの母という自己紹介をしたこともあった。
 現在は舞台女優・歌手として活動をしている。

佐々木莉佳子 りかこ
 アンジュルム3期。宮城の雄。罹災によって生活が一変しふさぎ込んでいたことを気に病んだ家族がご当地アイドルに応募、そこからアイドル活動を始め活力を取り戻す。一念発起してハロプロ研修生となる。確かなダンス力、イケメンとも言うべき姿見の美しさによって雑誌のモデルも務めている。が話し出した印象や顔芸からくるひょうきんなところが強烈なギャップ。ハスキーな声質が特徴だが低音中心ではなく高音部もそのまま出てくる。最初期のブログの文面はかなり独創的だった。
 「大器晩成」や最近の「全然起き上がれないSunday」のサムネイル担当するなど、アンジュルムのビジュアル担当ともいうべき存在。ブタが好きというプロフィールはオミットされたが、野球の、とりわけ地元の楽天イーグルスを応援している。が、ポジションや役割論理に詳しくなくラジオで泣くこともあった。 

室田瑞希 むろたん
 アンジュルム3期。スマイレージ2期のオーディションに落選し研修生となった。研修生の中でも佐々木室田は有望株だったが、アンジュルム加入後ボーカルに独特の癖を持つことを指摘され長く矯正することになった。がっつりと情感を込めて歌うボーカルとノリノリなダンスという感情表現をそのままパフォーマンス力にすることが上手で、「46億年LOVE」ではその個性が遺憾なく発揮された。
 ひょうきんなダンスを自身の売りにしていて、とある販促イベントで録画された即席ダンスが何故か台湾でヒットするなどした。”もういっちょTV”のグラサンこと中島デスクがやたらプッシュしている。ブログを滅多に書かないが今年に入って増えてきているのは、2期が皆卒業したことで実質的な最年長である3期組として牽引しようとする姿勢のあらわれかもしれない。ファミ通のyoutube動画ではアンジュルムで皆勤賞(竹内室田→佐々木室田→竹内室田川村)。

相川茉穂 あいあい
 アンジュルム3期。怪獣好きとかUFOをよく見るとか何かと独創的で浮世離れしたところがあったが、そこが魅力でもあった。3期メンバーでよく自宅に泊まり天体観測などをしたこともあったが他のメンバーが行くと言えば頑なに断っていた。味のある風合いの写真を撮るのが上手。
 パニック障害を罹病し治療に当たっていたが、完治したものの再びアイドル活動をすることを考えた結果引退することを決意した。これはしかたがない。何ヶ月も準備し何万人の前で絶対に失敗できない大仕事をするのを年数回行うということのプレッシャーは常人には計り知れない。最近になって佐々木のブログで言及されたり、中西卒業の楽屋裏での集合写真に顔を写していたりと徐々に情報解禁しだしている。今まで引退したけど元気にやっていることでしょう…くらいにしか情報がなかったので今後の事も含めて生存報告くらいしてもいいくらいにはなってきているのかもしれない。あるいは写真の勉強をしていることからアンジュルムのフォトグラフを監修するようになるのかもしれない。

上國料萌衣 かみこ
 アンジュルム4期。熊本の雄。福田卒業ツアーに帯同、田村卒コンツアーで本格的に活動。神の子、神國料とか言われる。
 モーニング娘のオーディションに落ち、落選の余りハロプロの楽曲全体に厭気が差す生活を送っていたが姉の口ずさんでいた「大器晩成」が気に入り勇気を得たことでアンジュルムオーディションに応募、たった一人の4期として合格した。このモーニング娘のオーディションでは尾形春水・野中美希が加入し、落選したメンバーにも後にハロプログループに加入するメンバーが何人も存在した。後に上國料・佐藤・野中で”オーディションで加入した”というコンセプトで当時を振り返る動画が企画された。まあそんなわけで「大器晩成」によってハロプロに再登板してくれたことからサンキュー卓偉という文言も生まれた。事務所も「乙女の逆襲」のインストを使ったPVを作るくらいに肝いりだったようだ。
 当時は小顔と目の大きさが特に際だって東南アジア風な顔立ちだったが年齢に伴ってかっちりと美人になった。アンジュルムのみならずハロプロ全体でもほぼ唯一のクリスタルボイスと言われる澄んだ声質が特徴。歌もダンスも素人上がりだったことから臆せず先輩や先生に指導を伺っていたことから物怖じしない性格だと思われていたが最近は色々弁えてきたことで逆に大人しくなったらしい。
 ピザーラCMの常連。「大器晩成」のポジションの左右を間違えモニター前を疾走する場面が記録されていたが、失敗らしい失敗をしないかしても堂々と振る舞いライブを続けるなど気概の強さは確かだ。

笠原桃奈 かっさー ももな
 アンジュルム5期。加入当時最年少で現在でも下から数えた方が早い。研修生の一年の間に尋常でない成長をとげアンジュルムに加入。元々モーニング娘を志望していたが、田村卒コンの九位一体の「次々続々」での総合演出含めたライブパフォーマンスを見たことでアンジュルムに魅了された。がそのとき親はアンジュルム加入を知らされていたが口外できなかったためハラハラしていたらしい。アンジュルムに革命を起こすと豪語し初ライブを牽引する度胸の強さと高身長を活かしたパワフルなパフォーマンスによって大型新人の印象を強く植え付けた。
 初期はとても大人しかったがアベマTVの渋谷ロケ(実際は悪天候につき建物内で収録)から箍が外れ、感情を全面的に出すようになったことで”大型犬”と呼ばれるようなはっちゃけぶりを見せるようになった。

船木結 ふなちゃん
 アンジュルム6期。キューティむすぶたん。カントリーガールズで活動していたがアンジュルムに兼任として所属することになった。この兼任が非常に不評で、嗣永桃子というBerryz工房からアイドルを続けてきた大きな存在が卒業したことでカンガルの運営をどうするかという状況下にあって、そこからメンバーを分割しグループ解体するような行為だったことから非難や不安の声が強かった。カンガルはそこから2年延命したが活動休止となり、メンバーも森戸以外ハロプロ卒業となる。つまり船木も来年3月でハロプロを卒業する。惜しいとか勿体ないと思うものの、もともとハスキーボイスとは言われていたが声のかすれが重篤で声帯結節の除去手術をしたことを考えれば治ったから前みたいに歌えると考えるのは都合の良い考えなのかも知れない。
 身長はアンジュルムで一番低いがダンス部をやれるほどライブパフォーマンスでは存在感が大きく、ダイナミックな動作と歌の強さと巧さを備えた存在。室田と共に「46億年LOVE」の大一番の部分を担当している。かつておはスタガールをしていたが現在は卒業。レギュラー番組とアイドル活動と学生生活の両立とか無理だよ

川村文乃 かわむー かむちゃん

 アンジュルム6期。高知の雄。はちきんガールズというローカルアイドルとして活動を始めた頃がスマイレージの夢見る15歳とほぼ同時期なため、アイドル活動のキャリア的には1期と同程度のエキスパート。はちきんの東京進出による東京高知の往復による金銭的・体力的疲弊と活動の先行きから、確約はないものの研修生としてハロプロに加入。背も高い方だがすらっと長い脚のラインは圧倒的なビジュアル。ロコドル時代からまめにブログ記事作成や販促物・ガイダンスの創意工夫を行っていたことから、アンジュルムに加入してもまめすぎる気配りはパラダイムシフトだった。そのころグループ活動をどうするか考えていた和田が川村の意見書のような長文のメールを見て信頼を寄せ意見交換をするようになり、そうした告知に関して右に出る者は居ない運営側として下支えになる活動をすることよって、序列をかなり飛ばしてアンジュルムのサブリーダーとなった。がこれは功績に対して階級を後追いで与えたようなものなので納得の人事だったと思う。
 今でも高知では”川村あやの”時代のポスターが貼られており、ローカルテレビで取り上げられたり、イベントの待ち行列が長すぎてスケジュールを延長してイベント開催するなど尋常ではない人気を持つ。
 うなぎをさばいたりクライミングで5mくらい登るなど多才な面を見せる一方、船木「テン(iPhone10)に買い換えやわ~」川村「天?(上を指さす)」など天然な雰囲気を持つ面白さがある。

太田遥香 はーちゃん
 アンジュルム7期。北海道研修生1期で、研修生リーダーを務めるというただぽわっとしているだけではない存在。実際雰囲気は独特で好きなものがキュウリということや鞄からキュウリを取り出してかじっているところを目撃されていることから身内からもカッパと呼ばれている。しかし曲やライブ、活動全体に対してなどのコメントを求められた時は非常に正鵠を射るような発言をしていることや、ライブでのアピールの舞台度胸からして雰囲気からくる印象以上に思慮深いところがあり、そのギャップが魅力でもある。
 8期加入前は最年少であり一番の後輩であったことから伊勢と共に存分に後輩生活を堪能していたが、先輩になったこととその後輩がとてもかわいがられているので伊勢と今後について話し合いを持った、など色々考えているようでずれて面白い独特さが持ち味。たいせいさんに数学を教えてもらったらしい。

伊勢鈴蘭 れらたん
 アンジュルム7期。姉が応募したことでオーディションを受けるという家族が勝手に応募というテンプレから参加、太田と共に和田の北海道遠征から横浜に連れてこられる。宝塚ファンでアイドル志望ではなかったがライブパフォーマンスを見たことで興味を持つようになったらしい。相川→笠原→伊勢とくるバレエ経験者の系譜を継いで、「全然起き上がれないSunday」の間奏部でバレエを踊るカットを挿入された。相川は「乙女の逆襲」でパートがあったけど笠原は…はて?勝田効果によってアンジュルムのコスメや服飾は独自勢力となっていて、他ではあまりいじらない髪型や髪色も割とメンバーが自由にするきっかけになった勝田に憧れをもつようになっているようだ。
 もっちりした唇とおっとりした顔立ちから来る、低くしっかりしたボーカルと低音域ゆえに高音部に行く裏声の移行も使い慣れていてパワーとテクニックを兼ね備えている。道重さゆみがOGとして出たラジオでは最初いせちゃんと言われますと自己紹介していたのに早々にれらたん呼びとなり最後までそれが続いてかわいがられた。

橋迫鈴 りんちゃん
 アンジュルム8期。2019年7月に加入が発表され、勝田の卒業発表とこのとき中西も卒業を考えていたことから今後に対する漠然とした不安を持っていたメンバーの緩衝材、というか皆ねこかわいがりしてじいじと孫こみたいな感じに歓待された。最新曲「私を作るのは私」では先輩に導かれる若手という感じで太田伊勢と共に未来に進むというようなPVを撮られた。
 他の研修生がモーニング娘やJuice=Juiceを希望している一方でアンジュルムに入りたいと表明していた唯一の研修生で、竹内カラーのキーホルダーを持ち歩き憧れの先輩として竹内を推すという、まさに両思いの結果の加入だった。研修生同期の川村が在籍していて、伊勢とはアンジュルム加入できればいいという会話をした後の発表だったので強い縁を感じさせられた。
 アンジュルム加入のVTRは2種類、初告知と舞台裏の2種類あり、愛知の実家で寿司を食いながら待つ竹内というドッキリによって、そしてアンジュルム加入の旨を竹内から言われたことで2度飛び上がって喜ぶ姿が見られた。7月の加入時からリリースイベントの間に成長をしており、もうグループの一員に収まっている感がある。が研修生時代は虫のおもちゃでいたずらしたりタランチュラをペットにしていたり研修生の同輩たちと普通にけんかしたりバイキンマンのポーチを持っていたり、小動物然としたかわいらしさは仮の姿で実はふとましい声でガッツポする場面から笠原と同じ系統である疑惑を持たれている。素を全開する日も近いかもしれない。
 加入時から船木が身長を抜かされたことをオマケチャンネルで出ていたが、現在では他のメンバーと遜色なく成長して、笠原もさることながら成長の早さに驚かされる。すべてが成長途中であり、ポテンシャルに期待がかかる。


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