人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

半音高く聞こえる事象に遭遇した件

2024-11-25 05:12:17 | 日記

 ある日Spotifyで聴いていた馴染みの音楽が半音高いことに気付いた。

 当初はNvidiaのGeForceExperienceをNvidiaアプリに変更したことで、オーディオデバイスの設定が変わったためだと思っていた。そのためパソコンの再起動を試したり、今考えれば見当違いの対策をしていた。

 自分の体がおかしいことに気付いたのは、スマホのスピーカーなどパソコンと直接関係のない機器で音の聴こえ方を試しても、やはり半音高かったためだ。

 病院に行ったわけではないのですべて推測だが、原因と結果について書き残しておく。


 この前段階にあったこと

・コレステロール対策のナイアシン500mgを数粒服用

・寝不足

・腹がもやもやするため太田胃散を備え付けスプーン2杯服用

 で、この音の聴こえ方異常を感じて1時間くらいして

脈拍120になり半日以上続く

 という状態になった。露骨なまでに体調不良になったわけだが、一日水と食事以外余計なものを食べたり飲んだりせずに過ごして体調は元に戻った。


 まずナイアシン服用は、その後服用を元に戻してもナイアシンフラッシュが起きるだけでいつもの状態だった。

 寝不足が原因というのも、そもそも今まで寝不足だった時に音の聴こえ方がおかしいということがなかったため無理やり思いついた理由である。

 太田胃散の服用についてが一番想定に近い原因だったようだ。

 というのも、私は分包版がもったいないため210g缶で購入しているのだが、分包版だと1包1.3gだが、210g缶のスプーンは”すりきり1杯で”1.3gである。横着していたため少し盛り上がった分量で服用したが、これを2杯飲んだ。これが大変よくなかったと思う。

 太田胃散の成分は生薬メインだが、一番多く入っている「ケイヒ(桂皮)」は厚生労働省の「リスクの高い区分に変更となる製剤の一覧とその副作用の発生状況」に記載があり、悪心や血圧上昇が非重篤な副作用としてある。

 普通に服用していれば1杯92mgなので抵触しないのだが、私は迂闊にも2杯服用したため急に体内に量が増えた。このため頻脈になり頭も苦しく走った後のような鼓動に苦しめられることになった。


 ここからの”なんで半音高く聞こえるようになったのか”は推測だが、このサイトの情報によると「加齢とともに蝸牛内部、基底膜の弾力性が変化することで、半音高く知覚してしまう」らしく、弾力の変化というのがどういう風になることを意味するのかわからないが、連想としては年を取ると柔軟性が減っていくと考えられるため、弾力が減れば半音高く聞こえるという風に考えることができると思う。

 頻脈による頭への過剰な血流によって血圧などの圧力が上がり血管周辺が膨らむ。膨らんだ分だけこわばるため蝸牛に接続する部位の振動が通常と異なるようになる。

 というのが原因ではないだろうか。蝸牛自体はリンパ液で満たされているため血圧が直接影響はないが、中耳・外耳の部品や空間に血圧の影響があり、それによって半音高く聞こえるようになったのだと思う。

 しかしそれを再現・証明するのは難しい。脈が120まで上がるのが半日以上続くようなことはそうそう起きないためだ。

 気を付けることがあるとするなら、ありふれた薬だからといって過剰摂取は危険だというこということに他ならない。

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あけましておめでとう

2024-01-03 11:11:28 | 日記

2024年も始まりました。

始まって早々にいろいろな大事故があり喰らった人たちは本当に大変だなと思います。

私の仕事は三が日という概念が存在しないので正月くらいしか休みは無かったので、まあ作業も少ないし休み休みやろうと思った矢先のこれだったので間接的にも関わりある部署の人たちは難渋していたようです。

 

2023年は物価高騰とか電気代の基本料金1.5倍とかあったものの、意外なほど山も谷もなかったような時代だった。たぶん自分の金払いの対象が食料以外値上げが鈍かったからか、生活がしんどいと思うほど酷くはなかった。

しかし貯蓄もたいしてできなかった。つみたてNISAを始めて6月までは調子が良かったが、それ以降は上下無しどころがマイナスになることもあって、投資で貯蓄を増やすということも確実とも言い切れないとも感じた。それでも単元未満株を買ってみるということもやったし、月収が足りない頃にキャッシングで生活費を借りたものをやっと完済したりと、宵越しの不安材料を減らしてきたようにも思う。

パソコンの部品も相当充実させてきたし、HDDが足りなければ今ではebayで再生品を買えば一番安上がりなことにも気づいた。昔はドスパラで3TBで8000円!とかでキャッキャしてた。今ではドスパラはゲーミングな部品が中心で全く購買機会が無くなった。

というと頭をよぎるのは北陸の震災だ。マンションが根元からぼっきり折れてるような映像やぺしゃんこになった家屋を見ると、もし自分のアパートが罹災したら家財の運び出しなんかできないな、とか、食料の買いだめをしてもアパートから離れることになったら持ち出せないな、とか、今の暮らしの脆弱さが気になってくる。

別にいつ起きても嫌なものは嫌な話だが、新年早々にこんなことがあるというのは本当に嫌な話だ。

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2023年も下半期に入りましたね

2023-08-01 14:56:16 | 日記

先月に。もう2023年も終わりそうとか言えなくもない。

 

 なんだかんだ職は変わらず働けるというのはいい。収入の計算がしやすい。

 そして思うのは、フルタイム勤務はもうできなそうだなあということ。平日の電車は満員、しかも通学も時間がかぶるので乗り換えはそれはもう牛歩。日勤と夜勤がちゃんぽんしてるので夜勤のときは人が少ない、と思いきやそうでもない。

 最近はすっかり倦んでしまったのでVLOOKUP関数の勉強とかも進まない。やはり普段使いしない関数は覚えるのが難しい。しかし求人を見ると事務職でマクロ組めなくてもVLOOKUPが使えると月28万くらいのものがぽつぽつある。しかもテレワーク。今の生活も別に悪くはないが、環境がさして変わらないならきちんと勉強してそういう事務職も望めるようにするべきなんだろう。AIに職業が取って代わられると言われているがすぐの話でもないし、AIは普通に嘘をつくのがわかってきたので人間が正誤確認する必要は無くならないんだろうと思う。

 そも勤務時間が月160時間だと今より増えるので嫌だなあとか怠惰丸出しの理由もある。それこそ電話案内なんてAIが文字起こしすれば片付く話ともいえる。実際スマホアプリとかだと翻訳アプリがかなり普及しているわけだし、いずれ職替えも考える必要があるかもしれない。が、正直貯金もないのでとりあえず金が溜まるまでは今の職にしがみつこうという気持ちではある。事前準備が大事なのは分かるが、就職時の面接は厳しい。変なやつを取りたくないのはわかるが、トンデモ正社員もいるんだったら俺を雇ってくれないかとも思う時もある。

 

 ふとアパートの外を見たとき自分のエアコンの室外機がまったく排水してないことに気付く。冷房をつけると部屋の湿度が70%超えるので、どうやらドレン配管が詰まっているようだが掃除となるとおっくうになる。しかし故障したら買い替える金もないので、ドレンホースを吸い取るでかい注射器みたいなのが2000円しないくらいで売ってるので、部屋も物が多く業者を入れるのも厳しいので買って試して見るしかないだろう。

 ほぼ1回しか使わないものに2000円払うのも…と思う部分はあるが、数年前より敷居が低くなったのは、やはり月収が増えたことが大きい。まあ今のアパートに住んで6年以上たつのでエアコンをまともに掃除しないでやっていける訳はないのだからそこはちゃんとしないといけない。

 室外機といえばゴキブリINが懸念材料だが、詰まっているなら入ってこれないという逆の安心感がある。去年2匹出くわしたもののブラックキャップのおかげで衰弱してたので安心はできた。今年も成虫一歩手前みたいなやつが1匹出たがなんとか退治したので、そいつだけ迷ってきたのだと思いたい。換気扇にフィルターつけようが外に防虫の網をつけてる訳ではないので、忌避剤をスプレーしてなければノーガードなわけだ。こんなことは5月6月のあいだにやっておくべきだった。

 

 いよいよもって全く触ってもいない本棚の漫画をなんとかしないといけないかもしれないが、もはや買取価格0円で売る選択肢が消えた時代になったので、整理=捨てるになったわけだ。幸い昔なつかしの漫画も結構電子書籍になっているので、割引とかキャンペーンとかで痛みの少ない時期にまとめて買えば移行もしやすいかもしれない。電子書籍サービスがサ終したら読めなくなるというデメリットもあるので、Kindle・BOOKWALKER・Dolyは撤退とかやめてほしいと切に願う。シリーズものをうっかりコーヒーでびちゃびちゃにしてからは紙の本を買うことは全く無くなった。

 

 まあそんな感じで生きてます。

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気が付けば2022年も終わりそうだ

2022-09-30 20:14:50 | 日記

 あと3カ月で2022年終わりですよ。

 嘘やんて思うわ。このブログをさぼってだいぶたつので思い出語りしていこうと思う。

 思えば2021年はなんだかんだ早かった。

 というのも2020年で契約社員から無職と化したものの当初は失業手当をもらいながらぽつぽつ求職活動していこうと思った。しかし最初の職場で本気の本気で頃したいと思うような上司に出くわし、腹いせのために頃そうかというのを真剣に考えた。真剣に考えた結果、前科者となるくらいなら仕事を辞めようと思い退職。

 さてどうしようかと求人に応募するも面接で落ちたり書類で落ちたりと絶望に見舞われた。かといってアラフォーにもなってないのに施設警備とかシニアでもできそうな仕事をやってしまったら技術もノウハウも身につかないと、今でもそういう意識があるが当時としては意識高い系だった。

 そうこうしているうちに東京オリンピック、そしてデルタ株爆増で外出も安易にできない有様となり、ましてワクチンもどこで打てばいいのかと逡巡しているうちに去年の今頃となった。

 幸いワクチン接種もできて、しかしまだ貯金を食いつぶして様子見ようと引きこもりと化していたので、漫画を描いてピクシブに上げることはできても職が見つかる気配はなかった。

 と2021前半は再就職の失敗と就職失敗にうちのめされ、後半はコロナでおっかなびっくりしながらなんとか凌いだような有様だった。

 

 今はどうかというと、結局2021は無利子で生活費を借りることが出来たので生き延びることが出来たが、今度2023からそれの返済をせねばならなくなったので中年の派遣社員と化している。

 なってみて思うが派遣はいちいち就職のために面接をしなくていいのが良い。クライアントは失敗したくないかもしれないが、こちらとしてはいいから働かせくれと思う。そしてそれがミスマッチとなったとしても、契約期間が短いので嫌なら気楽におさらばできるのもいい。

 なぜ今まで派遣をやらなかったのかと思うくらい簡単に職にありつけた。

 そして自分が話して派遣のエージェントが聞き取りした自分の職歴は、それを一覧として書き出したものを見てみると経験している要素が意外に多かった。

 これを見て思ったのは、自分の職務経歴書は文章を弄しすぎたということ。単語の箇条書きを見せた方が向こうも自分もわかりやすそうだということだった。

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原監督という存在

2021-08-21 23:54:28 | 日記

 最初に断っておくが、自分は巨人ファンではない。

 なので事情は大して詳しくないし、これから書くことも個人の所感でしかない。


 歴代ジャイアンツにおいて、原辰徳監督は勝利数第1位、優勝回数・日本一回数第2位という圧倒的なスタッツを残している。しかし一方で独裁的と言われる采配、選手の成績が振るわなかったりミスがあった場合選手だけでなくコーチにまで厳しい言葉を残すことも多い。最近では日本ハムから中田翔をトレード獲得したことも苦々しく思うような意見もあるようだ。

 しかし基本的に原監督は自分以外を信じていないのか、あるいは起用をまるっと委任して振るわなければ詰る投げっぱなし感があるのか、監督としての方法論に妥協する部分がないようだ。

 原監督の苛烈さは、”勝利こそ至上命題”という部分に凝縮されると思う。比喩ではなく勝つためなら何でもするという執念があり、1試合でピッチャー9人つぎ込むとかトレードした中田を1週間しないうちに起用したりとか、行為に対して腐すような意見もネット上や報道で散見される。

 しかし原監督はそんな意見を全く無視しているように見える。

 どれだけ人格者だと評されても、成績が振るわなければ性格しか褒めるところしかなかったのだと思われても仕方ない。育成の時期だとお為ごかしをしても成績不振はそのまま馘に直結する。本当にやむを得ない事情で監督になったような高橋由伸に対してもいつの間にか批評が増え、退任する話になってようやく話題が収まった有様だ。経緯はどうであれ勝利数と順位には誰も逆らえない。

 その点で言うと積極的に采配し、奏功すれば褒め、失敗すれば突き放す、欲しいときに欲しいものをピックアップして望んだ結果を求める貪欲さは他のどのチームの監督にもない。もちろん巨人は選手層が厚く、FAの選手を戦力勘定としてだけでなく、ライバルチームの弱体化のためにも大枚をはたいて獲得する。無論起用もするが、結果が振るわなければ2軍の肥やしにすることも珍しくない。

 どうであってもどこのチームより上に立つという執念、勝利数・順位という誰も否定できない数字の力をひたすら追求する執念は比類ない。

 選手時代、自身の結婚式の祝辞で王長嶋両氏に「巨人軍の4番としては物足りない」「期待の数字を超えられなかった」とプレッシャーをかけられるほど巨人の4番として成績を求められるという、恨み憎しみを抱いても仕方ないような重圧と戦ってきたのが原辰徳である。

 そして現在、巨人の監督としての成績は彼らを超えており、勤続年数も合計13年と長期である。ここから先巨人の監督をする人間が果たして累計10年以上勤続するほど存在するのか、という時点で今後記録が塗り替えられること自体怪しい。そんな歴史に残る戦績の監督は現在進行形で巨人の采配を振るっている。

 勝利のみを拠り所にし、批評も多いが戦績で有無を言わせず、どんなに否定しても誰も勝てないという意地がある。

 この姿勢と同じくする存在がある。

 横綱・白鵬である。

 彼もまた戦績のみを頼りにしており、最近の肘を使う取り口はしょっちゅう批判されている。しかしそれは明文化された禁じ手ではなく、また白鵬を相手に肘でかちあげようとすると空いた脇を取られるので誰も対白鵬で肘を使えない。彼の環境はさらにアウェーであり、一代限りの部屋を持つことすらできなくなってしまった。つまり彼の経験・技術・メンタル管理は弟子に継承されることは一切なく本人とともに葬り去られるものである。

 数字は裏切らない。誰も否定できない戦績を以て歴史に名を残し、あいまいな批判は一切取り合わない。力こそ正義とも言うべき執念を生み出したのは彼らを品評する当事者のない言葉であり、それらに対する反骨が彼らを研ぎ澄まし頑迷にするのだろう。

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