♪Merci sarie♪(メルシィーサリエ)

読んだ本の紹介や趣味の「あみぐるみ」中心の
ブログです。

ファンタージエン秘密の図書館「ラルフ・イーザウ」著

2007年07月08日 | 
ファンタジーの王道をゆく
ラルフ・イーザウの作品です。

この物語は
ミヒャエル・エンデの
「はてしない物語(ネバーエンディングストーリー)」の
序章として描かれています。

物語は
現実世界とは異なる「ファンタージエン」を
中心に、おはなしが進んでゆきます。
主人公は、古本屋の後継人に選ばれた
いつも自分に自信のない、ちょっと気が弱い若者
コレアンダー。

ファンタージエンにある秘密の図書館の本棚から
徐々に本が盗まれてゆき
本があった場所には虚無が残るばかり・・・
その虚無がドンドン広がってゆくと
ファンタージエンの存在も危うくなってしまう。
その虚無とはいったい何か?

ファンタジー作家の第一人者ともいわれる
ミヒャエル・エンデのお墨付きの作家
ラルフ・イーザウが描く物語には
どこかエンデの作風を思わせるような
ワクワクドキドキする
冒険物語なのです。

彼の作品は、どれも
大好きですが
中でも、特にオススメしたいのは
「ネシャン・サーガ」
「盗まれた記憶の博物館」
ファンタジーには欠かせない
要素のひとつである
別の次元の世界が存在し
現在と同時進行(時間差はありますが)していて
時間が盗まれたり、記憶を盗まれたり・・・
とゆう設定なのです。

主人公は
心優しく、それゆえに、ちょっぴり臆病者であり
自分のことより、まずは誰かのために
一生懸命になれる
そして
純真な心の持ち主ばかりなのです。

エンデの作品も大好きなので
この「ファンタージエン」を読み終わったら
また
「もも」や「はてしない物語」の
ページをめくりたくなってきました~
何度読んでも、グングン引き込まれてゆく
作品ばかりです。












最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヤバイ (mark)
2007-07-09 05:11:14
またまた素敵な本のご紹介ですね☆
この紹介を呼んでいたら
またまた読みたくなってしまいました^_^;

1度読み始めると
次々と他のシリーズも見たくなってしまう性質なので、
一冊読んでしまうと
これはほんとうにヤバイかも・・・
返信する
読んで読んで♪ (marie)
2007-07-10 18:04:03
markさん♪
やっぱり、markさんもそうなんですね~
読み始めると、活字中毒なみに
次から次へと本を読みたくなってしまいますよね~

最近は
もっぱらファンタジー作品ばかり読んでいますが
よかったら、何か読んでみて
感想をお聞かせくださいませ~
ファンタジーの世界でお待ちしておりますよ~
返信する
作者は (cyori)
2007-07-10 21:03:23
ドイツの人かな?
なんて、内容とかけ離れているけど
まるでF1ドライバーの名前なんで
すいません
返信する
もしかして (marie)
2007-07-10 21:16:24
cyoriさん
確かにミヒャエル・エンデは
西ドイツの作家さんですよ~♪

F1ドライバーに
そんな名前の方が
いらっしゃいましたよね~
たしかに
似ている名前ですよね~


返信する

コメントを投稿