火鍛冶の娘 廣嶋礼子 著 角川書店 銀のさじシリーズ
数年ぶりに、家の近くの図書室で借りてきました。
貸出期間は2週間なので、読みたい本を厳選。
気になった本を手にグルグル棚を見て回るのは
本好きには楽しいひとときです。
こちらは、ファンタジー作品です。
物語の主人公は
火鍛冶(ほかじ)の匠を父に持つ少女、沙耶(さや)。
鉄を鍛え、武器や道具を作り出す父親に憧れて
自分も火鍛冶になることを目指します。
しかし
女は鍛冶をしてはいけないという掟があるので
男と偽り、鍛冶を続ける彼女のもとに
とんでもない依頼が舞い込み・・・・
男になりたいワケではなく、鍛冶をしたいので性を偽り続ける
そんな彼女の葛藤と、それを取り巻く周囲の状況、人々、環境が
どう、からんでくるのか。
いつもなら、読み惜しみというか、一気に読み切ったりしないのですが
この作品は、あっという間に完読です。
童話ファンタジー作家の廣嶋玲子さんの作品は、
優しく、あたたかく、読後はホッとできるものばかりです。
読書は自分の精神状態によって
感じ方が違ってきたりします。
なので、若いころ好きだったホラーは避けるようになりました。
ファンタジーに登場する怖い部分は別ですが・・・
そして
繕い屋に興味を持ってくれたなんて嬉しいです
少しでも、ひら莉ちゃんの心に温かい風が吹くものであったらいいな~
心がホッとする本は良いですよね、
この間、オススメしていた本、
繕い屋の七色のチョコレート中古本を買ってみました。
まだ読んでませんけど、試験終わったらの楽しみとしてとってあります。
また色々紹介してくださいねー
楽しみにしています。