やすの関西生活

日常の出来事を紹介します。
時には北海道関連も・・・。

トリカブト

2011-10-10 08:29:21 | 植物

トリカブトの仲間は日本には約30種自生しているそうで、

花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色などがあります。

多くは多年である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好みます。

トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、

鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。良く見るとそんな風に見えてきます。

トリカブトとしてよく知られているのは、ドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物の

一つとされることですね。

写真は「タンナトリカブト」です。

某公園の奥で密生しておりました。


狂い咲き?

2011-10-09 09:11:46 | 植物

季節外れの花が咲いています。

帰り花とも言うらしい。11月頃の小春日和に、桜、梅、梨、躑躅などの草木が本来の季節とは

異なって咲かせた花のこと。この花はスモモです。

「忘れ花」とも書き、「二度咲」「狂い咲」ともいい、俳句では冬の季語のひとつとなっている。


ナンバンギセル(南蛮煙管)形から名づけられた花

2011-10-05 19:24:28 | 植物

ナンバンギセル 

イネ科の単子葉植物の根に寄生する植物で、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、

緑の葉は無いようです。

花は筒状で先端が浅く5つに切れ込んでいます。その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人

やスペイン人の船員がくわえていたマドロスパイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付きました。

草花の名前は、色や姿形から連想したもの、匂いや味から名付けられたもの、開花の時期に因んだもの

など色々あって、調べてみると意外と面白いです。


セトウチホトトギス

2011-09-21 07:44:18 | 植物

瀬戸内海沿岸に咲くとても綺麗な花、「セトウチホトトギス」(瀬戸内杜鵑草)ユリ科ホトトギス属。

セトウチホトトギスは花の中が黄色く見えるのが特徴。

鳥のホトトギスの胸の斑紋に似ているのでこの名が付いたと言う。とてもかわいい花ですね。

 


ママコノシリヌグイ

2011-09-20 13:42:29 | 植物

草花の名前はいろいろあるが、かわいい花が咲くのに「ヘクソカズラ」という名がつけられたり

(屁糞葛)や実の形が雄犬のそれに似ている事から「オオイヌノフグリ」(大犬陰嚢)・・・。

 

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

名前の由来は、棘が鋭く実の子なら絶対にこの植物でお尻を拭うことはしないが、

継母ならかわいくない継子の尻を拭うのに使うかもしれない。

そうしたら継子は泣き叫ぶだろうという意味を込めてつけられたらしい。

姿形や匂い、開花の時期などなどいろいろ調べてみると面白いもんです。


椿油、ヤブツバキ

2011-09-18 10:56:07 | 植物

ヤブツバキの実が赤くなってきました。

果実は大きく熟すると3つに裂開して中から大きな種子がのぞきます。

種子の中には油が含まれていて、ブームになっている椿油が採れるのですね。

古くから整髪用の油や食用、燃料、錆止めなどに用いられてきました。