こんばんは、ジョンがる隊長です。
電解コンデンサは、これまで話してきたように、各種オーディオ装置の入力電源部で、直流平滑のために使われることを多いわけですが、電解コンデンサの特徴として、大容量のものを作りやすいということがあげられます。
商用電源(一般家庭の電源)は、その周波数が50/60Hzと低く、直流に変換するためには大容量のコンデンサが必要となります。
一方、電解コンデンサは高周波に対するインピーダンスが高く、高い周波数成分を吸収するのが苦手です。つまり、高い周波数成分を含むノイズを減衰させることが不得意なんです。
逆を言うと、入力電圧のゆるやかぁ~な電圧変動には対応できるんです。
こんなふうに(入力の)電圧変動に強くするためにコンデンサの容量を大きくしたりします。
電子部品の話をするとインピーダンスという言葉を耳にしますが、今度はこのインピーダンスについて・・・
あっ!そう。トランスもだよね!