【ランニングマン】子ども新聞記者、ランニングマンPDにインタビュー

[出動！子ども記者]芸能PD,　キム・ジョングクのような鋼鉄の体力必要です。

'ランニングマン'チョ・ヒョジンPDに会う　2013.03.11 03:02 入力

原題:[출동! 어린이 기자]예능 PD, 김종국 같은 강철 체력 필요해요

‘런닝맨’ 조효진 PD를 만나다

インタビューを終え、チョ・ヒョジンPD(真ん中)がトンア子ども記者ソル・ソユンちゃん（チョンブク チョンジュ ギリン小６右）と、チェ・ジウン君(ソウル ウチョン小 ４）にランニングマンのメンバーたちが撮影する時、実際に使用したネームタグをプレゼントした。一番好きなメンバーである'ソン・ジヒョ','キム・ジョングク'のタグをそれぞれにっこりと笑う二人。

小学生の間で、'ランニングマンごっこ'の人気が衰える様子がない。TVの人気バラエティ番組'ランニングマン'のルールに従い、背中に貼ったネームタグをお互いにはがすためにはするこの遊びをすると休み時間、昼食時間があっという間に終わってしまうとの事。力が強い子が'キム・ジョングク'、機敏ですばしこい子は、'ユ・ジェソク'などランニングマンの中のキャラクターで役割も割り振る。

 

このように面白い番組を作っている人は誰なのか?　オリニドンア（子ども東亜）が、'ランニングマン'を作っているSBS制作本部のチョ・ヒョジンPD(37)に有った。出動したトンア子ども記者は、チョンブク（全北）チョンジュ(全州）市キリン小6年ソル・ソユンちゃんとソウルソンブク区ウチョン小4年チェ・ジウン君。

 

“ランニングマンは、私の笑いのビールス”と言うソユンちゃんと “ランニングマンが永遠に終わらなければ良いな”と言うチェ君がソウルのヤンチョン区モクトンに有るSBS放送センターでチョPDと会った。

 

ミッション1　公平なゲームを作れ

 

まずソユンちゃんが、"ランニングマンを作る過程が知りたい。”と尋ねた。

 

ランニングマンを作る人は、チョPDを含めて演出が3名、助演出3名、作家8名、録画が無い日は、製作陣が、ほぼ毎日あつまり会議をする。ランニングマンには、セリフと動きが書かれた台本が無いので、メンバーたちがどのように行動するかを予測し、怒り得るいくつかの状況にあらかじめ備える会議が必ず必要との事。'時間をさかのぼる者'　'空間を支配する者'など面白い呪文で小学生の間で大きな人気を得た'超能力者'編は、2週の間、製作陣は徹夜で会議した果てにでた結果だ。

 

ランニングマンゲームを作るとき、もっとも重要だと考えている点は、何であるか? チョPDは、'公平さ'をあげた。ゲームをする時、ある人間に有利な点があるとすれば、不利な点も一緒に作って誰が勝利するかわからないようにぴんと張った緊張感を作り上げることだ。

 

ミッション２　１分以内に会議せよ

 

ランニングマンの撮影現場は、緊張の連続だ。作り上げられた台本が無いのでランニングマンのメンバーたちが、製作陣の予想を外す場合も生じる。

 

昨年放送された'返って来たユイムスボンド'へんを撮影した時だった。スパイになったユ・ジェソクが、他のメンバーたちをすべて監獄に閉じ込めて勝利を目の前に置いた状況。ユ・ジェソクが、建物の外へ出さえすれば、ゲームが終わると言う瞬間、突然キム・ジョングクが、監獄から脱出した。

 

予想もできなかったことが起き、製作陣はあわてた。"えーとえーと、キム・ジョングクさんが脱出したようだが、どうしたらいい?"と言うあるPDの緊迫した声が無線機を通して聞こえたとき、チョPDの頭の中がごちゃごちゃになった。

 

'キム・ジョングクに保安要員をつけてユ・ジェソクが勝利するように状況を終わらせるか?　または、キム・ジョングクが、脱出したままで放置しておくか?' 作家、他のPDたちと１分以内に会議を終えたチョPDは、キム・ジョングクを放置しておくことに決定した。結局ユ・ジェソクが、なんとかキム・ジョングクを脱落させて優勝した。この場面は、視聴者から'あらかじめ台本を書いておいたのではないか'と言う声を聞くほど緊張感がいっぱいだった。

 

ミッション３　'ランニングマン'を好きになれ

 

“一番やりがいがあると思った瞬間はいつでしたか?”と言うチェ君の質問にチョPDは、２０１１年タイへ撮影に行った時をあげた。

 

“タイに到着した時、空港がタイファン達でいっぱいで本当にびっくりしました。メンバーたちも'ドッキリカメラじゃないか？'と尋ねるほどだったです。果ては、あるタイファン達は、ランニングマンのメンバーたちが泊るホテルの前で夜明かしをして待っていたりもしました。韓国の文化や言葉もよく知らない人々がこれほどランニングマンを好んでくれると言うことを初めて知り、グッときました。”(조 PD)

 

チョPDは、小学生たちが、'ランニングマンゲーム'をしながら、外で走り回る時間が増えたと言う話を聞いた時もやりがいを感じた。自身の幼いころを考えるだけでも、グラウンドで野球やサッカーをしながら走り回ったが、最近の小学生たちは、家の中で引きこもってゲームばかりするという噂を聞くたびに残念に思っていたと。

 

チョPDは、最後にPDを夢見る小学生に"長時間会議をし、徹夜をし、撮影現場で走り回るには体力が必須"と言い、幼いころから一生懸命に走り回って体力をつけるようにアドバイスした。

 

▶文・写真 キム・ウンジョン（김은정） 記者 ejkim@donga.com