コメットのHB9CVアンテナの給電部ですが、ここはMコネを差し込む中心コンタクト部分が4枚の板状に分かれています。
まっすぐにコネクタを差し込まないとこの板状の部分がチューリップのように開いてしまい、接触不良の原因となります。
このトラブルは結構聞きますので要注意です。
この対策として、5φ程度の熱収縮チューブを使って、この中心コンタクト部分の外側を覆うようにして熱を加えて締め上げ、開かないように加工してしまいます。
これで対策はバッチリです。
また、この給電部にはもう一点問題があり、相性の悪いMコネがあるのです。
ネジ山(ネジ高さ)が合わないMコネがあるので、是非点検して下さい。
Mコネをしっかり取り付けたら、同軸部分を持って少し前後に動かしてみます。
これでカクカク動いてしまうようでしたらNGです。
マルドルやラディックスのアンテナは大丈夫だったのですが、この給電部だけは駄目だったので違うMコネに付け替える羽目になりました。
この給電部はかなりの曰くつきですので、しっかりチェックしておいた方がよいと思います。