GW中の移動は高速道路の渋滞を考えなくてはならないので厄介です。
行きは早めに出れば何とかなりますが、帰りは渋滞に巻き込まれること必死です。
ですからGW中の移動は高速を使わないで行けるような場所に限定されてしまいます。
ということで、今回は東京都西多摩郡檜原村三頭山に行くことにしました。
早朝5時出発、さすがにこの時間は空いていますので7時には奥多摩湖に到着しました。
ここで問題が一つ、周遊道路の通行時間は8時~19時に規制されているため、ゲートが開くまで待たなくてはなりません。
それを見越して出発しましたので、その間に身支度と朝食を済ませます。
8時にゲートを通過して、8時15分ごろには登山口である都民の森駐車場に到着。
天気予報ではそろそろ雨が上がっても良さそうなのですが、この時間になっても降ったり止んだりです。
仕方なく雨の降る中、登山家開始です。
15分ほどで鞘口峠という最初のピークに到着、ここからは1時間弱で三頭山に到着です。
まずCB無線の方から運用しましたが、さすがに都心方面には開けているようで、CQ一発目から呼ばれます。
その後特小の方も運用しますが、お昼頃には雨も降ったりやんだりというよりほとんど降っているような状況になり、
雨がやんだのを見計らっての非常に厳しい運用となってしまいました。
おまけに時折雷まで鳴り出す始末。
どうも最近のイベントは天候に見放されている感があります。
そんなこんなで何とか定刻の15時までは運用を散発的に続けました。
下山は降り続く雨で泥道となっており非常にすべりやすくて危険な状態となっていました。
また、何か白いものが落ちてくるなと思ったら雹まで襲来。
ズボンと靴が泥まみれの状態で駐車場にたどり着きました。
QSO頂いた各局有難う御座いました。
また当日は混信も多く、QSOに至らなかった局、途中で尻切れてしまった局もいらっしゃいました。
次回はもっと耳を鍛えて出てきますので、これに懲りず次回にQSO出来ますよう宜しくお願い致します。
<移動地情報>
三頭山は何ヵ所かのピークに分かれていますが、東端には展望台があり、晴れていれば都心方面に展望が開けています。
そこから西に進むと東峰、最高峰の中央峰、そこから一旦下って登り返すと山梨県境の西峰となります。
東峰と中央峰は狭くて展望も効かず、無線運用には向いていません。
東端の展望台が運用には向いていますが、あまり広くないのと登山客が一番集まる場所ですので、邪魔にならないように配慮する必要があります。
西峰はやや広いのですが、周りを気に囲まれているのがやや難点です。
伝搬状況は関東平野中心部には抜群に強く飛ぶ印象です。
北関東方面は山がかぶるので若干弱め、西向けにはやや弱い模様。
局数を稼ぐならお勧めです。
ただし特小の空きチャンネル探しには苦労します。
駐車場も無料、1時間少々の登山でこれだけのロケーションが望める場所は少ないと思います。
時間的には1時間少々の山ですが、時間の割に標高差が500mあるので高尾山的な感覚だとちょっと面喰います。