JS1XQX・サイタマMS118

アマチュア無線・市民無線(CB)・特定小電力無線(特小)、デジタルコミュニティー無線(LCR)

SV2023 顛末記

2023年07月31日 | 日記

今年のSVは山梨県山梨市北奥千丈岳(2601m)に決定

7月30日の早朝より運用を開始するため、登山口の大弛峠の駐車場に前日の29日22時着。

缶ビールを飲み干して眠りに入りますが、まあいつも通り遠足前の子供の様に興奮してほぼ寝られず。

翌日は4時にヘッドランプを装着して登頂開始します。

2週間前の全身麻酔の手術後、医者からは激しい運動と重たい荷物は控えるようにとの忠告に従って、

超スローな牛歩戦術で登って行くと、後ろから一筋のヘッドランプの光が見えて来たので道を譲ります。

後ろ姿に目をやると、ザックの後ろにホイップアンテナが顔を出しています。

「無線ですか?」とお声がけすると、

「アマチュア無線と合法CBと・・・」 ん? 今なんと言いました?

なんとびっくり、主は”おおさと59局”でした。

まだ薄暗くて顔がよく見えず分かりませんでしたが、目的はやはり同じでした。

5時 日の出直後に山頂到着。

さて、ご本尊は聞こえて来るでしょうか。

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おおさと59局:「何年か前、RS31~41で聞こえてきたんだけどね、交信は出来なかったけど。」

えーとすみません、今なんとおっしゃいました?????

やっぱり私の予想は間違ってなかった、ここでも出来る可能性はあるはず。

耳を澄まし、遥か彼方からの電波の飛来を待ちますが、無情にも時間が過ぎて行くだけ。

恐らく交信の可能性があるのは、深夜~夜明けの数時間のみのワンチャンス。

富士山山頂からサイタマKM117局がトライしていますが、無情にも聞こえてくるのはノイズだけ。

残念ながらご本尊の電波のかけらさえ拾うことが出来ず、交信(受信)には至らずでした。

※ ご本尊:フクオカAB182/5 愛媛県石鎚山移動

今回は日本海側にダクトによる遠距離交信が頻発していたようです。

どうも太平洋側はその恩恵が得られなかったようです。

これもまた無線の面白さ、奥深さだと思います。

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