地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

高3の子たちの目の色が変わってきたよ

2022-06-04 07:03:00 | 日記

6月に入って、

高3の子たちの雰囲気が

いよいよ変わってきた。

 

それぞれ目標とする大学は違うけれど

夏が近づくこの時期になると、

これまでに感じたことのない感覚が

突然、襲ってくる。


 「受験に間に合わないかも」

っていう不安だ。


テキストを解いていると、

たとえば(東北大学 2021)と書いてある。


その問題は東北大の入試問題だったものだ

ってことを意味するもので 

もし、その子が東北大学を目指している場合

当然、意識はそこに引っ張られる。

 

解けた場合は、自信がつくし

解けなかった場合は、

「ヤバい」と、冷や汗が出る。

 

高2の時は、たとえ解けなくても 

「入試問題だから

今の自分じゃ、解けなくても仕方ないか…」

って、済まされたはずだ。

  

ところが、高3になって、

「共通テストまで残り○○○日」

なんて、あちらこちらで目にするようになると

「ヤバい」 が、突然アタマをよぎる。

 

「え?いいの?解けなくて。

    東北大学、受けるんでしょ?

    大丈夫なの?」

と…。

 

冷や汗と手汗、

心拍数も一気に上がる。

  

英語の長文や古文などはもっと酷い。

  

一行に知らない単語が2個あった日には

「マジか…」 と打ちのめされる。 

 

この「間に合わないかも」の感覚は、

受験が終わるまで日に日に強くなっていく

  

後ろから

ものすごい勢いで追いかけられ、

その足音が

ドンドン大きくなってくる感覚だ。


さあ、いよいよだよ。


大学受験は、

ココからが本番だ。