「一番よい勉強法って何ですか?」
という質問を受けることがある。
勉強法って、
唯一の正しい方法っていうのは
はないと思うが、
「絶対にコレは
やらない方がいい」
っていうことは多いよ。
今年も
入塾してくれた子たちを見て
その子が
「やらない方がいい」
勉強法だった場合、
それをチョットずつ直していく。
ココでポイントとなるのは
あくまで「少しずつ」ということ。
成績が良くないことが理由で
入塾してきた子の場合、
「マズイな」と思う点が多い。
間違った答案を消しゴムで消す、
バツをつけずに
赤で正しい答えを書いて終わり、
読める字で書いていない、
計算過程が書かれていない、
などがある。
そんな「伸びないだろうな」
って要因を
一つ一つ直していくのだけれど
その子自身、
それが習慣化していることが
多いんだよね。
性格的に、
修正を受け入れやすいタイプか
反発するタイプか(我が強いか)
などもあるしね。
そうした時に、
いきなり全てを
直していくのは難しいよ。
その子自身も混乱するし
性格的に
反発するタイプ子だと
意固地になって逆効果、
ってこともある。
だから、
いかにマズかろうと、
その子のやり方を
一旦は受け容れることにする。
その後、少しずつ直していく。
習慣化って手強いもので、
いかにマズイ方法だろうと
一度身についたら
簡単には取り除けない。
これには
それなりの時間がかかる。
なるべく早いうちから
ウチの塾に来てほしい
って言っているのは
この理由からだ。
これまで30年近く
指導してきていて、
どんな優秀な子でも
改善してほしい点がある。
改善点は
いつまでも指摘していく。
根っこから鍛えていく感じかな。