じゅんぞうは海が好き。。

趣味の釣り 日常の出来事でも。

水温低下の南房磯にて(`・ω・´)

2012-07-24 | 釣り
先週末の天気予報…久しぶりにメラメラと狩猟本能に火が点いた。
…いやいやすまん、正直言って毎週火が点いている事は否定できないが、この週末の予報は特別だった。
何と申し上げたらよいか…ハートがメラメラボーボーに熱く燃え出した(笑)



ボーボーですよ♪


なぜならこの時期にしては珍しく東よりの風が吹いた。ゆるゆるの東風…それは海を適度に凪ぎさせ南房でレア魚を狙うにはうってつけ。絶好のコンディションではないですか。



メラメラでもあります♪


しかしながら処々の事情によりお家からの出発がかなり出遅れた。家を出る頃は既に19時近かった。いつもならば竿を出している時間じゃないですか。



また雨?


頭の中で今日の釣りを組み立てる。満潮の時間と干潮の時間を踏まえ、今日はどのポイントで何時まで入磯してどの魚を狙うか。そして移動後またどの磯に入ろうか…



気持ちが高ぶります


毎度毎度、考えている最中の本日の献立は完璧なまでの流れなのだがな…実釣は大概にして大幅に予定変更を余儀なくされるものだ。あれあれこんなハズじゃなかったのにって感じでね。



えさ屋さん


ここでアミエビ4キロとオキアミ3キロ、そして最近の状況などを仕入れ、もう少しの所まで迫った夜の海へ向う。

時間はもう22時近い。焦る気持ちを抑えつつ、さっきまで完璧な流れで考えていた予定通りの磯へ向う。もちろんウェーダーは必須ですよ。



ジャブる


ん?この時気づいた。いつもはこの場所でジャブると決まって磯の隙間からライトに反射した文章に書けない沢山のアレが顔を出しているのに、今日は全くいない。はて?なぜかしら?



コマセ


バケツで水を汲む…手で触る…ん?
え?なになに?

うそ?なにこの水の冷たさ…

こりゃ夏の水温じゃないわ…触った感覚はこりゃ完全に氷水だわ。後でわかった事だがこの日は17度だったらしい。



イヤな予感


ヤバイヤバイと心の中で繰り返し呟くのだが、もうワタクシの力ではどーにもなりません。とりあえずウキ下1ヒロ弱にして竿2本先の根が沈んでいるであろう付近に仕掛けとコマセを打ち込む。



釣れてください


30分…1時間…

予想は見事、悪い方に的中。付けエサのオキアミは常に丸残り、ごくたまに頭が取られる程度。

はて…どうしたものか。


綺麗に丸残り


この水温だもの、魚の活性が悪くなって当然だわな。どーしよう?

もうこんな時は沖目に投げて流しても釣れないよな…魚が動いてないんだもの。

ならばすぐ竿先にある根の際を重点的に狙う作戦とした。まぁ作戦と呼べる作戦ではないのですが(笑)



釣れないわ


波の打ち返しで沖目に流されようとするウキを無理やり根際に止める。いやらしくいやらしく根際を重点的に…


あ…ウキが沈む…ん?なんかきた?

釣りはじめて1時間半、本日初の生命体…んーなんか微妙な引きだな…



はい



赤目ちゃん♪


釣れた瞬間は「ちっ!」って感じだったが、丸ボウズ逃れにちょっと嬉しい。しかも自分の好きなフグ系だ♪


その後も根際にしつこくしつこく仕掛けを止めているとまたウキが沈む。



フグちゃん


これはこれで正しいのだろうか?沖目は全く生命反応が無かったにも関わらず、根際ネチネチ作戦で2匹のフグ。どうだ?合っているのか?もうこれしか無いよな今日は。

自分自身に今日の答えを訴え続けること更に30分…ついにその時が来た。

根際に漂うウキが一瞬にして真横に走った。瞬間的に竿を立てる…

う…こ、こりゃ…

この良型のメジナを上回る瞬発力、そして針先に感じる重厚的な感覚…こりゃアレじゃねーかな?

今日初の良型であろう魚に、より慎重なやりとりを心がけてタモで掬う。

やっぱりな…やっぱり予想通りだわ…





はいな



フエちゃん♪


サイズは45センチあるかないか。本当にこの魚は綺麗だな。食べてもマジ美味しいし♪

アタリはたったの3回。正直今日はもう十中八九ダメだと思っていたが、低水温時に釣れた貴重な1枚という事で非常に満足ですわ。

とりあえずこのポイントは潮が上がってきて安全に釣りが出来る限界まできてしまいましたので撤収です。



お疲れさま


さて、とりあえず第一ラウンドは終了。第二ラウンドは場所を変えてまだまだヤリますわよ…

衝撃の第二ラウンドはまた次ね♪


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いつもありがとう。

第一ラウンドの釣果
アカメフグ様 1匹
フグ様 1匹
フエダイ様 44センチ 1匹

第二ラウンドへ続く