残照亭の日日

日常の腹立たしいことなど、自分のストレス解消に書いてます。

故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書こうかな。

東日本大震災の後日譚・・仮設住宅

2024-01-11 | 日記

3.11から10年ほど経って、『こんな事が有った』と、聞いた話

被災者の多くは、仮設住宅に入った(現在はなくなったけど)

が、付近の住民から、苦情(投書だったかも)が出た

『被災者に仮設住宅を用意して頂いたのは、納得できる。

だけど、もともと被災地でアパートに住んでいた人に、一戸建ての

仮設住宅を無料で充てるのは、納得できない』と

つまり、被災地でアパート住まいだった方は、自分でアパートを

探して入るべきだ。又は有料アパートを紹介しろ・・という事のようだ

なんだか、世知辛い話に聞こえた。

苦情を言った人は、仮設住宅の近所に住む賃貸マンションの住人

苦情は通らなかったそうだけど・・・

 

被災地の後処理は、長い時間がかかる

支援の気持ちだけでも、維持していたい


東日本大震災の後日譚・・避難者の横暴

2024-01-10 | 日記

3・11大震災から、2年経ったかどうかの頃の話

震災津波と原発の二重苦で、行政側が内陸の「温泉地旅館」を

借り上げ、避難者の仮住まいとした

いかに温泉旅館(ホテル)といえども、所詮は仮の宿

某避難者、たまには外食でもと、町の定食屋さんに・・

気の毒に思った店主が「大変でしたね。今日は代金は結構ですヨ」と

避難生活は長引いたが、見舞金や原発側から毎月一定額の見舞金が

支払われるようになった頃には、経済的には少しゆとりが出てきたはず

で、くだんの定食屋さんに、避難者が食事に来た

食べ終わって、そのまま帰ろうとするので「代金は〇〇円です」と。

その途端「俺たちから、金とるのか。裸同然で逃げてきた俺たちから・・」

町を上げて、支援して来ていたつもりが、「これじゃ、どっちが被害者だ」

おそらく一部避難者の心無い行為だったのだろうが、町の善意が

凍り付いた、という。

慣れたくないものに、慣れてしまうことの怖さなのだろうか


東日本大震災の後日譚・・職場

2024-01-09 | 日記

3.11の大震災から、2年ほど経った某会社の友人に誘われ

飲んだ時の話

某氏「震災の被害者が職場の部下(20代前半の女子)に居て、

身内を亡くし、実家も流されていて、気の毒なんだ。

身内というのは、祖父母・母・弟、だという

父親は、単身赴任中であまり会ってないらしい。

同僚たちもみんな気を使ってくれていたんだが、もう2年半も経つのに、

落ち込みがひどく、仕事にも影響が出て来てな・・、」

つまり、まったく被害に遭っていない人たちが「いつまで、くよくよ

してるんだ」と、少しづづ迷惑がって来たというのである。

被害に遭われた女性は、自分でもなんとか立ち直ろうとしているように

見えるが、気が附くと「溜息」をついて、ボーッと遠くを見ているという。

某氏(15人ほどの部下を持つ管理職)も、職場内の士気高揚に頭が痛い・・と

云う分けである。

私「その娘、かなり危険じゃないのか。後追う可能性も有るんじゃないか」

私が喫緊に勧めたのは「社内の健康管理室の保健師に面接させろ」だった。

結果は、保健師や産業医の面接(カウンセリング)と、担当職の変更をしたそうだ。

震災から10年後、結婚し子供も生まれ、元気だという。

 

能登地震で受けている「精神的被害」は、見た目の復興より

はるかに時間がかかる。

長い期間の支援体制が、必要なのである、と思う。


「いじめ」対応のまずさを認めない校長

2024-01-08 | 日記

「いじめ」の記事を読んで、いつも思う事だが

学校は、なぜ「いじめが有った」事を素直に認めないのだろう、と。

特に「子供の自死」事案において、保護者から「いじめが有った。調べて」

と要求が上がり、保護者側やマスコミの報道などで、「第三者委員会」が

立ち上がっても

「子供の自死といじめは関係ない」という答申がほとんどだ

再調査で「いじめとの関係」が認められると、途端に「申し訳なかった」と

なぜ、もっと早く「いじめが有った事実」を認めようとしないのだろう

「第三者委員会」は、弁護士が中心になることが多いが、弁護士は依頼者の

利益優先だから、学校または教育委員会からの依頼で、調査するから

あからさまに「いじめでなくなった。責任は学校に有る」と、答申には

書かないのでないか(憶測・推測だけど)

年も明け、新学期はすぐに来る

少なくとも「いじめで自死する子はゼロ」になって欲しい


「チュン国人火事場泥棒」と闘った「唐獅子牡丹」たち

2024-01-07 | 日記

3・11東日本大震災から、7年ほど経ったある日

役所の外部相談員の担当日で詰めていた、私の所へ

「足洗ったんだが、働き口がない」と、現れた男性

2時間半ほども話し込んで云った(通常は、30分単位)

その長話の中で、語られた出来事

「・・あの大震災の時、被災地に住んでいたんだが、大津波から

4・5日したら、「チュン国人が夜になると火事場泥棒をしている」

と噂が流れたんだ」という

とんでもねぇ奴らだと、「大和魂」を燃やした「背中に唐獅子牡丹」の彼ら

「自警団」グループを作って、夜から明け方まで巡回したという

なんと、壊れた家屋からめぼしい物を持ち出す連中

流された車からガソリンを抜き取り、車上荒らし

「指輪」「金歯」を抜き取る奴らまで・・

呼び止めると「ニホンゴワカラナイ」と、逃げ出そうとする

中には、向かってくる輩もいて・・・

「火事場泥棒」と「唐獅子」が、入り乱れて・・・

ボコボコにしての勝利ヨ、と・・・話した

それ以来、彼とは会っていない

 

能登地方の大地震も「治安悪化」が、言われだしている

早く警察等の、見回り強化などして欲しい、と思う