Four seasons*

愛しきものたち
「一枚の葉が手に入れば、宇宙全体が手に入る」
*日本画家・安田靫彦が小倉遊亀へ送った言葉

☆東京 * 九品仏浄真寺

2023-08-18 | ♥東京:お出かけ・寄り道・散歩

 

台風被害もなくお盆休みは家に留まっていた

世田谷・奥沢の九品仏(くほんぶつ)に夕方、出かけ拝観した

 

正式名称は「 九品山 唯在念佛院 淨眞寺(浄真寺) 」

九躰(九品)の阿弥陀佛をご安置している事から

「九品仏」として知られております

 

 

薬医門

 

 

 

 

 

シンボルのサギ草がいたる所に見られます

サギ草物語 コチラ

 

 

開山堂

 

 

紫雲楼(仁王門)

当日(8/16)は「施餓鬼法要」と「虫干大法要」を執り行っていたようで、、

午後4時前には終わっていた

楼上の二十五菩薩像を虫干しのため、戸を開放していて遠目だが見る事ができた

(阿弥陀如来像と二十五菩薩像が安置されています)

(通常は閉扉している)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仁王門の金剛力士像

 

阿・吽となっています

 

 

鐘楼

宝永5年(1708年)建立

楼の4周に刻まれた十二支は作者不詳

近寄って見れなかったが見事で立派です

 

 

 

大イチョウの木(東京都天然記念物)

 

 

 

 

仏足石

私はいつも仏足石が気になり、大抵画像に残す

摩滅して消えたようだが、中央に千輻輪相(法輪)が刻まれている

 

 


白鷺の足に結んだ常盤姫の願いが成就した事に由来し

龍護殿前の白鷺の像に結ぶことができるらしい

 

 

 
 
本堂(龍護殿)
 
正面に木造釈迦如来坐像
 
撮影はOKでしたが、ちょうど法要(お経)が始まり、お参りした
 

 

 

 

 

 

九品仏は、本堂の対面に3つの阿弥陀堂があり

それぞれに三体合計九体の阿弥陀如来座像が安置されている

この九体はそれぞれ

上品上生(じょうぼんじょうしょう)、上品中生、上品下生

中品上生、中生、下生

下品上生、中生、下生を表し

あわせて九品(あるいは九品往生)という

この九品の仏から、浄真寺は通称「九品仏」と呼ばれている

 

美しい☆

 

向かって(右)中品堂

中品上生は閉扉していました

 

真ん中)上品堂

上品上生

 

 

(左)下品堂

下品中生

 

 

画像はきれいに撮れたのだけ掲載

それぞれに三体合計九体の阿弥陀如来座像が安置されています

青い頭-螺髪(らほつ)が、とても印象的です

 

向かいが、本堂

それぞれの阿弥陀堂は、とても整然として美しい

 

 

蚊に刺されながら、、痒い~

 

 

枯山水の上に、大イチョウの枝

 

帰り

 

裏仁王門

 

 

 

 

宝篋印塔、台座は新しい

(燈籠等は結構倒れ破損しているので継ぎ足しが多い)

石の裏側が見えたので近寄る

 

 

駐車場に停めたので、東門からのお参りだったが

 

 

 

駅からの参道は総門からです

歩いてみました

 

 

 

 

 

筋塀

 

 

 

 

焔魔堂と三途の川

 

 

 

 

 

境内の樹木に大きな昆虫・蛾?がとまっているのを見つけた

 

オオミズアオ(大水青)

 

淡い緑色の羽を持つ美しい鱗翅目(りんしもく)の大きな蛾です

英語では「Luna moth(ルナ・モス)」と呼ばれ、月の女神

ムシミルによると、夜空に飛ぶ姿は、とても幻想的と言われています☆

夏の古刹での出会い、なんだかとてもうれしい気分です(*^^)v

 

 

九品仏浄真寺:公式サイト コチラ

 

 

車に乗車したら、フロントガラスに大粒の雨が落ちて来た

これから芝・御成門に食事に行きますが、、

 

 

 

 


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